芍薬
笑わない君の歓迎会。その帰りに近くの花屋で僕は花を一輪買った。花なんて普段は絶対買わないし詳しくもないけど、その花を見た瞬間君が浮かんだ。真っ直ぐ君に駆け寄って、人目も憚らずに手渡す。「君に似合うと思って」驚いた表情の君は次の瞬間、そっとはにかんだ。芍薬が君に笑みを運んだのだ。
140字小説 @sora_abd141
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