生贄にされた少女と、生贄を捧げられた優しい神様のお話。
もうこの組み合わせを見ただけでも、好きな人いっぱいいるでしょ!っていうお話です。
少女と神様の心温まる交流の核になるのが、神様の作る『卵麵麭』。
鉄板で焼くパンケーキみたいなものでしょうか。
これにね、あの『蘇』が使われているんですよ。コロナ禍が始まってから少しブームになった、牛乳煮詰めて作るあれです。私も作りました。こんな活用法があるんですね。
材料の時代感と、現代でも再現できそうな感じが絶妙でした。
ラスト、白神さまの言葉に、私もじわっと涙腺が緩みました。
とても素敵な、好きなお話でした!