第11話 KAC20229 猫の手を借りた結果


 このお題については、すぐに閃きました。


 エルメアーナとジューネスティーンとの出会った後、その剣の噂を聞いた冒険者達が殺到する話を考えていた。


 その噂が、帝国にも流れて、ユーリカリア達もいつかは買いに行こうと思っていたところに、ジュエルイアンからプレゼントされる話がある。


 その時の設定で、ヒュェルリーンが手配した店長が、とんでも無い受注を受けてしまい、エルメアーナのデスマーチが始まる。


 これは、設定だけで終わらせていたはずなので、この店長の手を借りた結果、余計に仕事が増えてしまった。


 その感じを書けたら、お題に添えるだろう。


 とりあえず、設定を決めよう。




 設定て必要なのは、名前がなかったことだ。


 その名前は、エルメアーナの店の店長なのだが、設定はもうできているので、名前だけを決めるだけだった。


 そして、ストーリーは、どうなるのかというと、前回の、エルメアーナとジューネスティーンの出会いのあたりから考えてみた。


1 ジュネスに鍛治を教えた。 ジュネスが、メンバー全員の剣を完成させる。

2 学校で全員に剣をプレゼントする。

3 試し斬りを学校で行うと剣の斬れ味に驚かれる。

4 試し斬りを見ていた生徒が、エルメアーナの店に行く。

   男子は追い返される。

5 女子生徒が、頼まれて買いに行く。

6 ギルドで、学校の生徒の剣が話題になり、エルメアーナの店に殺到

   男性冒険者も追い返される。

7 エルメアーナは、ヒュェルリーンに相談する。

8 ヒュェルリーンは、商会から人を派遣する。

9 男と話ができないことで、受注できないと思って、無茶な注文をとる。

10 1日12時間の仕事、24時間を1時間単位でスケジュールされる。

11 店長にしっかり管理されたエルメアーナ。

12 ヒュェルリーンに愚痴をこぼすエルメアーナ。



 推し活から少し後の話になる。


 日本刀の作り方を覚え、自分でも作り出す。


 その噂が、学校からギルドの冒険者に伝わることになる。


 カインクムの工房で、小さい頃から鍛治をしていたので、鍛治技術は、一流になっている。


 ジューネスティーンの日本刀は、考え方としては画期的だったが、鍛治技術が稚拙で、良い剣とは言えなかった。


 ジューネスティーンに、日本刀の作り方を聞き、代わりに鍛治技術を教え、工房の片隅を使うことを認める。




 この通りに進めていたのだが、3の辺りで4000文字に到達しそうだと分かってしまった。


 前置きで、4000文字を超えてしまうなら、この辺りは、削除するしか無くなる。


 だが、面白みはあるかもしれないとは思えた。


 本伝を生かすための話に使えるかもしれないと考える。




 今回は、猫の手も借りたい状況となると、話は、8から先になるので、そこからのスタートになった。


 ただ、今回は、書き終わって、4200文字程度だったので、後の直しは、前回よりは簡単でした。


 だけど、この設定、どこかで活かせられないだろうか。


 ジューネスティーンとの出会いから、エルメアーナの剣作り、それから先、本伝に繋がる部分になることになる。


 本伝は、ジューネスティーン達が帝国に入る直前から始めているので、上手く話のメリハリが作れるか考えてみることにします。




 ただ、最後の方は、少し、違うかな。

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