第6話 KAC20224 お笑い/コメディ
ここまでくると、どうしようかと思うようなお題でした。
私にとって、笑うというのは、とてもハードルの高い内容なので、どうしようか、ちょっと、青くなってました。
昔から、笑いを取ろうと思って話すと受けないという特技(?)を持っているので、笑いを取りに行って、外す可能性の方が高いように思えたのです。
テレビ放送のバラエティー番組でも、お笑い番組でも、見ていて、笑った記憶がない。
笑ったといったら、高座に登ったことのある歌手のコンサートでのトークの時間です。
その時は、本気で笑えたと思いました。
ただ、書いていて笑いを取れた話は、本伝の方に、一つあった。
それは、アンジュリーンが、燃える気体についてジューネスティーンにアドバイスをしようとする時の話だ。
アンジュリーンが、思いついた燃える気体というのは、アンジュリーンが口にしたくない内容だったので、それ以外のものがないかと頭を捻っている時、その悩んだアンジュリーンの表情を見たジューネスティーンが、その表情を見て、アンジュリーンの口にしたくない燃える気体を思いつくというものだった。
これは、意外に評判が良かったのだが、これ程、上手く話を作る自信も無い。
そうなると、今回の私自身の課題として、自キャラを使ってなら、笑いがあるだろう場面を書くしか無いのかとなってしまいました。
「その時の話と同様の笑いが取れそうな話って、何だろう」
笑いが取れる話となると、……。
そのキャラクターでは、許されないことか、あり得ない事を行わせる。
許されない事は、引かれる可能性が高いが、そのキャラクターが行ったら、とても恥ずかしいと思うことなら、笑えるのではないか。
そうなれば、使うキャラクターとしては、正統派のキャラクターとなる。
常に変なというか、偏ったキャラクターだと面白みが出ないので、使うのは正統派のキャラクターなら、やっぱり、アンジュリーンになるのかと、なった。
アンジュリーンは、エルフの女性という設定なので、一般的にエルフは、美人のイメージが強いので、アンジュリーンが恥ずかしいと思う事をさせれば、読んでいる人が笑えなくても、笑えた話を読んだにはなるのかと考えた。
美人が恥ずかしいと思うというより、女性として恥ずかしいと思う事について考えてみた。
まず、人前でのオナラの話は、もう、本伝で使ってしまっている。
それ以外に恥ずかしいと思う事って、……。
間違って、男湯に入ってしまって、ジューネスティーンに見られるは、……、笑えないな。
だったら、ゲップ?
これは、少し弱い。
滑って転んで、スカートが捲れてしまうは、ラッキースケベだが、恥ずかしいだけで、笑いは取れない。
案外、笑いが取れないと思っていると、腹が減ってきました。
(あー、腹が減った)
腹が減りすぎると、お腹が鳴るのか。
(オナラの話より、弱いが、お腹の鳴る話で進めるしかないな)
これが、私の書ける笑いの話なのかと思い、書き始めました。
ただ、何度も、お腹を鳴らしたとすると、飽きられるだろう。
別の話から、真剣そうな場面を作って、その最後に、お腹の鳴る話が出たなら、その場面の人達は、笑えるだろう。
その場面も、食べるに困るほどに貧窮している場面を設定する必要がある。
(……。 あ、この場面、有ったな)
あとは、6人の出会いの場面になります。
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