14. 軽食屋、再び。
「いらっしゃいませ」
「あ…」
「ただいま」
お得意の笑顔で、
「様子見に来たよ」
隣の空き店舗を指差して、
「またヨロシク、ね」
更に笑顔になると、以前からある佇まいの軽食屋になる。
「
ちょっとだけぼんやりしたら、日方さんが近くにいた。
いや、近過ぎる。
「近い…」
嫌がるように距離を置くボクに、再び近付く日方さんを制止する。
「これ以上近付かないでください」
ボクからの警告。
「そういうことしていいの…?」
よくない。
でも、日方さんだし。
「
でも、銃(バケモノ用)を向けないと近寄られるのも嫌なので、
「だから…?」
銃口は日方さんに向けたままでいると、
「帰ります」
隣ですけど。と言って、意外とあっさり帰った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます