第6話 花より

 各々、桜やパンダなど思い思いに書き終え、お花見することとなった。

 レンチンの餃子とお好み焼きをいそいそと持って行くと、彼はビール缶を開けて嬉しそうだった。

「今年ものんびり出来たらいいな」

「私達らではどうしようもならんもんね」

 ある意味仕事は増えそうだが......不安だった。

「若くないんだから程々にお願いしますよ」

「そうだな、でもやっぱりやるとは思うけど」

 一緒にお酒を飲んだ。

 でもやっぱり寂しかった。

 いつかの前に、私は。

 私に出来ることを。

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デートで。 ハマーヨーコ @kakoha

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