第8話 戦後のシン傭兵団

戦後のシン傭兵団、このアガネード伯爵軍将軍もよく知る団長シンと、若い奴隷少女三名、傭兵1000人の団、決戦に至る展開の右翼壊滅の功績があった。

バネシュー王国の新しい顔と言える傭兵団団長、この民間の交易商人出身の傭兵、武器は鉄の剣一本の戦士。

アガネード城塞都市の拠点に、来客と仕官の申し込み、この希望はペガサス騎兵とバリスタ戦車とカタパルト戦車に偏る。

新しくグリフィン騎兵を追加、この体重から男性用に属した。

ラシェルガ

「ご主人様」

シン

「ん?」

ラシェルガ

「バネシュー王国宰相殿より、書簡と密使が来ております」

シン

「書簡は不味い、密使からだ」

この応対、極秘な話し合いと、大陸西岸に影響の大きい決戦の後、大陸西岸の通商同盟側、軍事同盟側、第三軍側、新しい勢力を築く側に別れた群雄割拠が始まる。

シン

「成る程、なら書簡はお返しします、内密に」

建前から書簡は受け取っていないシン、この接点はない事になるも、内密な側でもある。

ラシェルガ、アミュルシア、チャルクが魑魅魍魎と呼ぶ政治の席、シンの政治顧問の時に知り合いは多く、また傭兵団団長時代は内密な関係が多い。

嘘と騙しの謀将。

攻める猛将。

戦いの闘将。

采配を分ける名将。

知略を駆使する知将。

将を語る以上はシンは知将と謀将と戦いの闘将に属した。

通商同盟海の国、バネシュー王国、内陸の通商同盟国

バネシュー王国南東軍事同盟側ガサイ王国

バネシュー王国南西軍事同盟側ライザ王国

バネシュー王国北部、辺境の町。

このシン傭兵団に入る手続きの人員は、アガネード伯爵の影響下の様々。

バリスタ戦車のバリスタは10kg射撃用、カタパルト戦車は10kg投石用、ペガサス騎兵は20kg土嚢を二個の飛行用、このグリフィン騎兵は20kg土嚢四個の飛行用。

騎兵の馬上槍、馬上剣、馬上盾、この他の歩兵用の長弓、長槍、戟、長斧、大盾、この基礎の剣と木剣は練習の基礎とシンが指導する。

クロスボウ兵も隠れた人気の兵種、長弓からは苦労知らずと指摘も多い。

シン

「4000人か」

ラシェルガ

「ご主人様の戦果のお陰です」

シン

「まあな、所が兵員輸送商会からは、支払いの催促が早いぜ」

ラシェルガ

「商売ですから」

シン

「傭兵達もお前ら微妙だよなと指摘する兵員輸送商会だからな」

アミュルシア

「運んではくれんですがね」

チャルク

「チェリーパイが少ない」

シン

「そうだな、製菓の商会を採用しよう」

お菓子の商会を採用した傭兵団販売。

レベル上げ、練習、訓練、演習、このペガサス騎兵、グリフィン騎兵の制空権争いは熾烈。

同数の制空権争い、この指揮官はシン、ラシェルガ、アミュルシア、チャルク、この四人で駒を動かす一手、一手の交代制、しかも攻撃と防御の一回のみで時間が掛かる。

ペガサス騎兵2000人、グリフィン騎兵1000人、騎兵400人、歩兵600人の傭兵団。

バリスタ戦車、カタパルト戦車の他に対空バリスタ戦車も採用、この攻防の練習戦の日々。

ペガサス騎兵用に2kg矢を、五本纏めて射撃、この散弾を回避のペガサス騎兵。

シン

「成る程、散弾は1kg10発にしよう」

この改良の後の練習戦。

地上用バリスタ戦車は10kg一発、対空バリスタ戦車は10発式。

地上用カタパルト戦車は10kgから、20kgに変更。

シン

「ペガサス騎兵、グリフィン騎兵の一騎打ちを開始する」

この攻防戦、一般兵の最高峰とも言うべき戦い。

このぶつかりと、地上戦の練習の日々。

若者は空中戦に希望が多い、年配は戦車に希望が多い、女性はペガサス騎兵に希望が多い、このグリフィン騎兵は若者の男性達の夢。

シン

「まあまあだな、一騎打ちの場合、馬上槍が決め手だからな、槍が下手だときついな」

ラシェルガ

「ご主人様は槍は上手いですか?」

シン

「俺か?槍は剣より上手い」

大半の武器を熟練して扱う為に、傭兵達からは闘技場出身と噂されるシン。

シン

「投げ槍が得意なんだよ」

投げ槍用が購入されて用意、この投げ槍はシンの90mが最長、このシンは早く、正確に投げる名手。

傭兵達も投げ槍、投げナイフの練習は趣味、熟練した場合は弓の練習が趣味、この傭兵達の暮らしと製菓商会の暮らしもある。

資金の余りから博物館を建設、美術館を建設、このテーマは記念、この為に貸し店舗が多く、屋根にフードコート、肖像画サービス、彫刻サービス、銅像サービス、仮装サービスが充実した娯楽施設が誕生。

ペガサス騎兵、グリフィン騎兵、戦車部隊、騎兵の傭兵達の練習の日々。

投げ斧練習、この他に円盤投げ、この他にハンマー投げ、この他に砲丸投げの日々。

障害物競走、棒高跳び、壁登り、縄脱け、解錠、捕縛術、格闘技、組手甲冑術。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る