第7話 シン傭兵団の戦場
決戦に近い初戦、バリスタ戦車、カタパルト戦車の火計用により、重量のある長弓兵を焼き払うシン傭兵団。
投下用は火計用に代わり、このシン傭兵団を嫌う形に長弓兵は後方に配置された。
3回目の威力偵察、この前線の兵士達が恐れる威力偵察。
バリスタ戦車の射撃、カタパルト戦車の投石、ペガサス騎兵の投下、騎兵の馬上槍が前線の兵士達を薙ぎ払う。
北に布陣の通商同盟軍、南に布陣の軍事同盟軍。
海の通商同盟軍、バネシュー王国軍、内陸の通商同盟軍。
バネシュー王国軍
左翼外側、左翼、本隊、右翼、遊撃、右翼外側。
バネシュー王国左翼外側
シン傭兵団千名
アガネード伯爵軍7000人
総員は七万2000人
軍事同盟軍、このシン傭兵団と対峙した右翼外側。
右翼外側
ミュクゥー傭兵団3000人
ミュクゥー伯爵軍7000人。
バリスタ戦車、カタパルト戦車80両のシン傭兵団位。
ペガサス騎兵はシン傭兵団位。
シン
「前方のミュクゥー傭兵団に油をまけ、バリスタ戦車、カタパルト戦車に焼き払う」
用意と離陸、バリスタ戦車、カタパルト戦車の火計用を装填済み。
油をまく瞬間に叫び声、この瞬間の攻撃、油に火が引火、走るミュクゥー傭兵団は火に包まれた。
シン
「先ずは3000人を減らした」
厳密に戦いの場にある一騎打ち主義、この容赦ない火計に焼き払うシン。
後方から伯爵軍7000人が前進、シンは騎兵に挨拶、この前進と、バリスタ戦車、カタパルト戦車に火計を使う火を放つ。
ミュクゥー伯爵軍は後退、このペガサス騎兵は油をまく、バリスタ戦車は火を放つ、カタパルト戦車は火を放つ。
騎兵の冷静な馬上槍が前進を重ねる。
ミュクゥー伯爵軍は後退を重ね、シン傭兵団、アガネード伯爵軍の退却にまた前進。
アガネード伯爵軍将軍
「シン傭兵団団長殿、ミュクゥー伯爵軍を叩きたい」
シン
「先ずはミュクゥー傭兵団の代わりはあるかないぎ気にならますな」
アガネード伯爵軍将軍
「3000人の代わりとは?」
シン
「つまり援軍です」
アガネード伯爵軍将軍
「成る程、少々の兵力はゴミの様だ」
シン
「そうですな、平原の真正面、先ずは兵力を潰しあいですな、ここは慎重論を控えたい」
戦場の掟、このシン傭兵団、アガネード伯爵軍は二段構え、このシン傭兵団の主力はペガサス騎兵と戦車による火計、この他に馬上槍の騎兵は唾棄の如く嫌われた。
接触のミュクゥー伯爵軍は自体を深刻な軍事破綻と判断、この決戦に近い総力戦に勝目はないと判断、この援軍を前に退却を予定した。
伝令
「申し上げます、ミュクゥー伯爵軍は退却しました」
シン
「逃げたとな?」
伝令
「はい」
シン
「援軍はどうした?」
伝令
「確認できません」
シン
「成る程、とすると、右翼は丸裸か」
戦力のない右翼が残る。
アガネード伯爵軍将軍
「これは、一大事」
シン
「右翼に油を投下、バリスタ戦車、カタパルト戦車に焼き払う」
この攻撃に右翼は炎上、この苦しい中のミュクゥー伯爵軍の援軍2000人が現れた。
シン
「遅かったな」
ラシェルガ
「運がない」
アミュルシア
「いかにします?」
チャルク
「逃がしたら?」
シン
「チャルクの意見を採用する、無闇に殺戮もよくあるまい」
逃がす判断、この援軍は静観と少しの躊躇いに旋回した騎兵の指揮官を先頭に退却。
左翼外側の判断により、軍事同盟軍右翼は壊滅、この流れに決戦は開始。
この衝突は軍事同盟軍の敗退に終わる。
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