第51話 出校日
今日は出校日となった。
私は今日は夏休みでも早起きをした。
そして、朝食を食べると、ぼろぼろな自転車に乗って、雨宮東高校に登校した。
私が登校すると、すでに真希ちゃんがいた。
「真希ちゃんおはよう」
私がそういうと、真希ちゃんは「小百合ちゃん、おはよう」と言った。
そして「この前スーパーでめっちゃ冷凍食品とカップ麺買ってたよね?」と真希ちゃんに言われた。
私は真希ちゃんにそう言われてとても恥ずかしかった。
「うん。たくさん買ったよ」
私がそういうと、真希ちゃんは「今食料に困ってないよね」と言った。
私は「うん」と答えた。
そして、私は隣のクラスまで行って、嶺衣奈ちゃんたちとも話した。
すると、あっという間に予鈴が鳴ってしまった。
そして、私は急いで教室まで戻った。
5分ほどたつと、教室に中垣先生が入ってきた。
「それでは、今日は夏休みの課題のうち、出校日に回収する課題を回収します」
そう中垣先生がいうと、私は夏休みの課題のうち、出校日回収分の課題をかばんの中から出した。
そして、中垣先生が指定した場所に課題を提出した。
課題を提出すると、中垣先生はいろいろな話をした。
「最近、本校の生徒の交通ルールが非常に悪いと地域の方からお叱りの電話が来ました。これからは交通ルールをしっかりと守りましょう」
こんな感じの話が30分ほど続いた。
そして、今日は解散となった。
私は、すぐに真希ちゃんのところまで行った。
「真希ちゃん、今日の予定空いてる?」
私がそう聞くと、真希ちゃんは「うん、空いてるよ」と言った。
そして、私は嶺衣奈ちゃんたちも誘ったが「今日は悪いけどちょっと忙しい」と言われて断られてしまった。
そのため、私は真希ちゃんと二人で私の家(廃校)まで行って、二人で本を読んだりすることにした。
私たちは、雨宮東高校の校門を出て、二人で私の家(廃校)まで行った。
そして、私の家に着くと、私たちは二人で図書室まで行って、雨宮県史という本を図書室から持ち出した。ちなみに、その本には「禁貸出」と書いてあった。
そして、私たちはこの辺の歴史について読んでいた。
すると、雨宮高校はかなり昔の方に開校したとの情報があった。
私は「雨宮高校がかなり歴史があるのになぜ廃校になってしまったのか?」と思った。
すると、真希ちゃんが「おなかすいた」と言った。
私もおなかがすいていたので、昼食を取ることにした。
私は、今日は冷凍食品を調理した。
そして、真希ちゃんと二人でそれを食べた。
そして、昼食を取り終わった後も私たちは二人で雨宮県の歴史について調べていた。
すると、あっという間に午後6時になってしまった。
「あ、もうこんな時間。私帰らないと」
真希ちゃんがそう言った。
「もうこんな時間になったんだね」
私も時計を見て遅い時間になっていることに気が付いた。
そして、私は真希ちゃんを家(廃校)の門まで見送った。
そして、私は1人で雨宮県の歴史を見ていた。
そして、今日は午後10時までには就寝した。
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