私の家は廃校だ

第41話 夏休み、まだ片付いていない。

　今日から私の通っている雨宮東高校は夏休みになった。

私は、今日もこの廃校（いえ）の片づけをしようと思った。

　私は、いつものように朝食を食べると、すぐに、この廃校の少し汚れている体操服に着替えて、今日は、南館の５階６階を掃除することにした。

まずは、地理室から掃除した。

あまり汚れていなかったので、３０分ほどで掃除することができた。

次に、公民室、世界史室、日本史室という順番で掃除したが、どの部屋も地理室のような汚れ具合で、３０分ほどで掃除できた。

　次に、音楽室を掃除することにした。

すると、第一音楽室の窓ガラス一枚が割れていた。

私は、近くのまずは、その窓ガラスの破片を片づけた。

そして、窓ガラスは結構高かったので、北館一階の倉庫にあったアクリル板をガムテープでがちがちに付けた。

私は「なんで割れたのかな～」と思いながら、第一音楽室片づけた。

つづいて、第二音楽室はガラスがわれていなかったので、意外とスムーズに部屋を片付けることができた。

　私は、おなかがすいてきたので、一度昼食を取ることにした。

昼食を食べ終わると、今度は南館５階の理科室を掃除した。

最初に化学室から掃除した。すると、危険な薬品もたくさんあったので、私は、化学を学ぶとき以外は二度とこの化学室には入らないことにした。

　地学室はホコリがほかの部屋よりもたくさんあったので、掃除するのは苦戦だった。

　次に、理科準備室を掃除した。ここは、いろいろなものが散乱していたので、それを片づけるのは、かなり大変だった。

さらに、生物室はとてもくさかったので、私は窓を全開にした。その間に物理室を片づけた。

　そして、生物室も片づけた。

生物室を片付け終わるころには、もう夕方になっていた。

　そのため、私は今日は片づけを終わることにした。

私は拠点に戻って、夕食を食べてから、夏休みの課題をやって、１０時頃に就寝した。