第38話 廃校にあったボードゲーム

 あれから一週間がたった。

私たちは今日は私の廃校いえにある物で遊ぼうと提案があった。

しかし、そんなに遊べそうなものはなかった。私は北館一階の巨大倉庫から、ボードゲームをいくつか引っ張り出した。

 そして、私はあと少しで来る予定のみんなを待った。

 15分ほどでみんなは到着した。

みんなが拠点の保健室のところまで来ていたので、私はびっくりしたが、この前真希ちゃんに合鍵を渡したので、当然のことだった。

「そういえば、小百合ちゃん、何かいいものあった」

「一応すごろくとかなら見つけたよ」

私がボードゲームを見せると、真希ちゃんは興味津々だった。

 また、ほかのみんなも「これでもいいか~」みたいなオーラを出していた。

そして、私たちはすごろくで遊ぶことにした。

私たちはあの自習室に行って、そこの机を6個合わせてボードゲームを始めた。

「なぜ元高校にこんなものがあるのか?」とも思いながら、私たちはボードゲームで遊んだ。

しかし、最初にやったボードゲームはいまいちだった。

そのため、私はほかに持ってきていたボードゲームをやることにした。

 それは、そこそこ面白かった。

私たちはそこそこ熱中して遊んでいた。

 そして、気づいたらもう夕方になっていた。

私たちはボードゲームを片づけて解散した。

そして、私はボードゲームを元あった倉庫に戻して、明日から読む本をただ一人で図書室で探した。

すると、面白そうな本を見つけたので、私はそれを学校の休み時間に読むことにした。

ちなみに、後ろの貸出票には「佐藤 小百合」という名前が書いてあった。きっと佐藤 小百合さんは「私よりも本が好きなんだな~」と実感した。

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