第35話 絶好調のテスト返し

 今日からはテスト返しが始まった。

まか、最初の科目は、国語総合B(古典)で、私は「50点くらい取れればいいかな~」と思ったが、なんと、私はそれで80点も取れていた。

続く、数学1でも、91点を取った。ちなみに、クラス最高点は97点だった。私の91点はクラスで3番目となった。

そして、午前中に返された科目は、すべて70点を超えていた。

 昼食の時間になると、私は真希ちゃんの所に行った。

そして、私たちは隣のクラスに行って、いつもの6人で弁当を広げながら今日のテストについて話した。

「そういえば、みんなはテストどうだった?」

私がそう聞くと、真希ちゃんが「今回とっても良くできたよ」と言った。

「私もテストできたよ」

そういったのは嶺衣奈ちゃんだった。

そして、紗稀ちゃんも「今回は今までで一番よかったよ」と答えた。

さらに、日登美ちゃんは「今回満点もあったよ」と答え、静香ちゃんも「クラス最高点あったよ」と答えた。

つまり、私たちは全員テストがうまくできたということだった。

「みんなすごいね」

私はそう言って、みんなをほめた。

そして、そのままほかの雑談をしていると、5限の授業前の予鈴がなったので、私たちは急いで教室に戻った。

そして、午後のテスト返しでも私は絶好調だった。

 そして、今週の金曜日の3時間目に最後の科目がかえって来た。ちなみに、その科目は生物基礎だった。

私はそのテストで100点を取っていた。

もらった瞬間、私はとても驚いたが、とても嬉しかった。

 そして、今日の昼休みにみんなにそのことを言った。

「私、生物基礎で100点取ったんだ」

私がそういうと、みんなはとても驚いていた。

「生物基礎って、今回平均50点言っていないやつだよね?」

「小百合ちゃん凄いじゃん」

そう真希ちゃんは言いながら私を抱きしめた。

「真希ちゃん、ありがとう」

私はそう言った。

そして、気づいたら予鈴30秒前になっていたので、私たちは急いで教室に戻った。

 きょうの授業が終わると、私たちは少し自転車置き場で話してから、下校した。

私は廃校いえに帰ると、生物基礎の答案を取り出して、本当に100点であることを確認した。

そして、私は部屋の中の日焼けしにくいところにそれを飾った。

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