第31話 ちょっと早いけど

 みんなに掃除を手伝ってもらってから一週間、私はあることに気が付いた。それは、テストが近づいていることだ。

 そのため、私は「今日からテスト勉強会しよう」とラインで送った。

すると真希ちゃんから「少し早くない?」と送られてきた。

「まだテストまでは余裕があるけど、早めに対策した方がいいと思うよ。」

「期末テスト終わったら夏休みだし」

私は真希ちゃんに返信した。

 すると、「どっちみち今日行ってもいい?」と真希ちゃんからメッセージが来た。

私は「いいよ」と返信した。

 そして、私が昼食を食べていると、真希ちゃんから電話がかかってきた。

「小百合ちゃん、着いたよ」

「今行くね」

私は食事の最中だったが、真希ちゃんを正門まで出迎えた。

 ちなみに、正門には真希ちゃんしか待っていなかった。

「今日は真希ちゃんだけ?」

「ううん、ほかのみんなも来ると思うよ」

「今向かっているところ?」

「たぶんそうだと思うよ」

私たちが話していると、私たちのスマホから着信音がなった。

私が着信の内容を確認すると、「もう少しで小百合ちゃんちに着くよ」というメッセージだった。

私は食事中だったので食事をほかのみんなが来るまでは残りの昼食を食べることにした。

 そして、昼食を食べ終わると、嶺衣奈ちゃんからラインの着信が来た。

「今着いたよ」

私は「今行くね」とメッセージを送信して嶺衣奈ちゃんたちを正門まで出迎えた。

そして、嶺衣奈ちゃんを出迎えて、保健室(拠点)に連れて行くと、嶺衣奈ちゃんが「これもしよかったら使って」と何かの紙袋を渡した。

「ありがとう、早速開けてもいい?」

「いいよ」

 私は嶺衣奈ちゃんからもらった紙袋を開封した。すると、中にはインターホンが入っていた。

「私たち少しホームセンターを見ていたら、インターホンが安く売っていて、小百合ちゃんちにインターホンがあった方が便利だと思って買ったんだ」

「みんな、ありがとう」

私はうれしかった。

 そして、私はみんなが勉強をできる状態にして、インターホンを設置した。

インターホンは正門と保健室に設置した。

 そして、正門でインターホンのボタンを押して、急いで保健室の方に行くと、しっかりインターホンは鳴っていた。

 そして、私も勉強会に合流した。

そして、今日は夕方まで勉強会をした。

 勉強会が終わると、私はみんなを正門まで見送った。

 そして、私は部屋の中にあるインターホンの機械をベッドの近くに設置した。

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