第30話 みんなで掃除
テストが帰ってきた次の日の夜にラインを見てみると、みんなからメッセージが来ていた。
「小百合ちゃん、掃除とか困っていない?」
「かろうじて使っているところだけ掃除しているから、私は困っていないよ」
「私たち掃除手伝おうか?」
「いいの!?」
「うん」
「ありがとう」
「今度の土曜日でいい?」
「うん、ありがとう」
そうして、私は土曜日に
そして、土曜日なった。
私は朝7時に起きた。
そして、私が朝食を食べていると、いきなり電話がかかってきた。
「もしもし小百合ちゃん、着いたよ」
「うん」
私は寝巻のままみんなを出迎えた。
「真希ちゃん、インターホンとか設置した方がいいかな?」
「多分設置した方がいいと思うよ」
「でも、インターホンって高いよね」
「うん」
「だからもし安く買えたらつけようと思うんだけど」
「それがいいね」
そうして、みんなは保健室(拠点)に着いた。
「小百合ちゃん、どの辺の掃除手伝ってほしい?」
そう嶺衣奈ちゃんが言ったので私は「この建物の2階のトイレかな~」と答えた。
そして、まずはみんなでそこを掃除することになった。
「でも、男子トイレと女子トイレがあるんじゃない?」
そう日登美ちゃんが言った。
「みんなは男子の方のトイレ掃除したくないよね?」
私はみんなに聞いた。
「私はいやじゃないよ。だって小百合ちゃんの住処だし」
そういったのは真希ちゃんだった。
「ほかのみんなも掃除してくれる?」
「うん」
みんなが男子トイレも掃除してくれるので、私はうれしかった。
「まずは、服が汚れちゃだめだから、この廃校の体操服に着替えてね」
私はみんなでこの廃校の体操服に着替えた。
そして、体操服に着替え終わると、みんなで「3年学習室A」と書いている隣のトイレに行った。
ちなみに、このトイレは何年も掃除していないようだったので、立ち寄るだけでもとても臭かった。
まずは、みんなで女子トイレのの方を掃除した。
そして、女子トイレを掃除し終わると、私たちは汗だくになっていた。
そのため私は、一度手を洗って、スポットクーラーをトイレの近くにもっていった。
しかし、近くにコンセントがなかったので、私は「3年学習室A」の中の延長コードを拝借して、それをスポットクーラーに接続した。
「休憩の時はこのスポットクーラーにきてね」
「はーい」
みんながそういったように聞こえた。
そして、もうしばらく女子トイレを掃除すると、女子トイレはかなりきれいになった。
そして、今度は男子トイレの掃除だった。
私はまずは、男子用小便器を掃除した。ちなみに、小便器の掃除方法はわからないので、自己流で掃除した。
その間みんなは大便器と流しを掃除してくれいた。
そして、私が小便器を掃除し終わると、今度は床を掃除した。
床は、何年も掃除されていなかったので、とても汚れていたが、みんなで掃除を頑張った結果、床はそこそこきれいになった。
「みんなありがとう」
私はそうみんなにお礼をした。
「ところで、この階にトイレ何個あるの?」
そう静香ちゃんが聞いてきたので、私はトイレが何個あるか考えた。
まずは、南館に二つあり、中館には一つあり、更に北館に二つあるので、合わせて5個ある計算になった。
「5個あるよ」
私がそういうと、「そんなにあるんだ」と静香ちゃんがいった。
そして、今日はみんなで話し合った結果南館のもう一つのトイレを掃除してくれることになった。
そして、先ほどと同じようにトイレを掃除して、私たちは掃除を終了した。
私たちはとても汗をかいていたので、私は濡れタオルを6枚用意した。そして、それをみんなに渡した。
そして、みんなで体を拭いて、みんなは今日来た時の服に着替えた。
私は服を持ってくるのを忘れたので、近くにあったこの廃校の制服に着替えた。
そして、みんなに「今日はありがとう」と言って、みんなを正門のところまで見送った。
そして、私は今日の残りをテスト直しに使った。
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