第29話 初めてのテスト返し

 今日からテスト返しが始まる。

 私はかなり緊張しながら、登校した。

「小百合ちゃん、テスト返し大丈夫そう?」

いきなり真希ちゃんから聞かれた。

「ちょっとやばいかも」

「お互いに頑張ろうね」

「うん」

その後は少し雑談をして、そこから自分の席に着いた。

そして、テスト返しが始まった。

私は帰ってきた答案を恐る恐る見てみると「75点」だった。

この科目はあんまり自信がなかったので、私にとってはうれしかった。そして、次は数学のテストのテスト返しだった。

「100点」

私はこの点数を見て見間違えたと思った。

しかし、何度見ても「100点」だった。

私はとても嬉しかった。

しかも、平均点は「62.3点」だった。

 そして、次からもいい点数のテストが帰ってきた。

 そして、昼休みになると、私は嶺衣奈ちゃんたちと6人で席をくっつけて昼食を食べながら今日のテスト返しについて話した。

「私、今日のテスト結構よかったよ」

そう私が言うと、嶺衣奈ちゃんが「勉強会やったから、それで点数上がったんじゃない?」と言った。

 私は、「たしかに~」と答えた。

「私も珍しくテストできたよ。数学も97点だったし」と真希ちゃんが言うと、「真希ちゃんもよくできてるじゃん」と私は真希ちゃんをほめた。

 そして、私たちは弁当を食べ終わった後もみんなで雑談をした。

 そして、午後からのテスト返しが始まった。

私のテストの結果は午後から帰ってくる科目もとても良かった。

そして、今日のテスト返しが終わると、みんなで今日のテストについて話し合った。

 すると、今日のテストは悪いものはみんな一つもなかったらしい。

 私たちは安心して家まで帰ることができた。

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