第23話 エアコン購入
今朝起きると、かなり暑苦しかった。
そのため、朝食を食べた後に私は布団を夏用のものに交換した。
しかし、これから暑くなっていくので、私はエアコンが必要だと思った。
実はというと、この廃校には運がいいことに一部の部屋にはエアコンがついていた。しかも、私がいる保健室跡についてもエアコンがついていた。
そのため、エアコンの購入は急ぎではなかった。
しかし、私が真希ちゃんたちと自習で使っている部屋にはエアコンがついていなかった。
そのため、私はそこの部屋にだけはつけようと思った。
そして、私は町の方にある家電量販店に行って、エアコンを見てみることにした。
そして、私は自転車で家電量販店まで行った。その自転車はこの廃校にもともとあったもので、結構古いものなので、走っている間に少し変な音がした。
しかし、私は無事に家電量販店まで行くことができた。ちなみに、その店は田舎の中ではかなり大きな方だった。
そして私はその店内のエアコンコーナーに行った。
「省エネエアコン 6畳用 99780円 工事費込み」
最初に見たエアコンは完全に予算を超えていた。
そして、その隣にアウトレットのエアコンを見つけたが「アウトレットエアコン 6畳用 24800円 工事費別(16000円~)」と書いてあった。
私はそのエアコンでも少し高いと思った。ちなみに、私の予算は高くても3万円以下だった。
「エアコンってこんなに高いんだ~」
しかも、工事費も思っていたより高かった。それに、よく考えてみると、私の家は廃校なので工事費が高くなると思った。
そのため、一度そこのお店を出て、リユースショップを探した。
そして、電子レンジを買った時とは違う大きなリユースショップに行った。そして、リユースショップに着くと、私はエアコンコーナーに行った。
すると、縦に細長くて大きい箱がいくつか並んでいた。
「激安スポットクーラー 中古品 1か月保証 4800円」
そして、私はある表記を見つけてしまった。
「工事不要 簡単設置 すぐ涼しい」
私はこのエアコンを見て買いだと思った。
しかし、このスポットクーラーを自転車で持ち帰ることはどう考えても無理だった。
早速店員さんを呼んだ。
「すみません、こちらのスポットクーラーは配送可能ですか?」
「雨宮県内の場合は送料が5000円かかってしまいますが、配送することは可能です。申し訳ございませんが、雨宮県外への配送は当店では受付できません」
「ちなみに、一台につきですか?」
「何台ご購入いただいても送料は5000円です。お客様は何台ご購入される予定ですか?」
「4台購入しようと思います」
私はスポットクーラーを4台も購入することにした。
なぜなら、一台だけだと心細いほか、4台購入しても予算を超えないからだった。
「ありがとうございます」
「それでは今から出続きをしますので、こちらにお越しください」
そして、私は椅子に座った。
「まず、お会計の方が4800円のスポットクーラーが4台と送料の5000円で24200円になります」
私は今日持ってきた封筒の中から25000円を出して店員さんに渡した。
「お釣りの方が800円になります」
「それではまずは当店の保証に関する用紙です。また後でも良いので、よくお読みください」
「そして、こちらがレシートとなります」
「それでは配送についての手続きをします」
店員さんから渡されてのは一枚の用紙だった。
「ここからここまでが必要事項となりますので、ご記入ください」
私は店員さんに指示されたところを添え付けのボールペンを使って、丁寧に記入した。
「お客様配送日時とかはどうされますか?」
「今週の土曜日は空いていますか?」
「今週の土曜日は空いています」
「お時間はどうされますか?」
「午前中でお願いします」
「ありがとうございます。これで手続きの方が完了しました」
「当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。」
「ありがとうございました」
そうして、私は家(廃校)まで帰った。
そして、私は土曜日が楽しみだった。
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