第12話 入学式
今朝目覚まし時計がなると午前5時半を指していた。
そして私たちは制服に着替え、冷蔵庫から冷凍パンを出してそれを電子レンジで温めて食べた。
そして7時ごろになると私はこの廃校を施錠して雨宮県立雨宮東高校に向かった。
そしてそこの高校に着くと、昇降口付近にクラス名簿が貼ってあった。
私はまずは自分の名前を探した。すると、1組のところに自分の名簿があった。
「真希ちゃんと同じクラスかな?」
私はそう思いながら自分のクラスの名簿を一人ずつ確認していった。
すると、真希ちゃんも無事に同じクラスになっていた。
私はうれしかった。
そして少し戸惑いながらも自分の教室に行くと真希ちゃんがすでに来ていた。
「真希ちゃん、おはよう」
私はそう声をかけた。
すると真希ちゃんは「小百合ちゃんおはよう。もしかして1組?」
「うん、1組だよ」
「小百合ちゃんと同じクラスでよかった」
「また一年間よろしくね」
「うん」
そして、一人の先生が教室に来て、「今から体育館に移動しますので廊下に整列してください」ち言ったので、廊下に整列して体育館まで移動した。
そして体育館ではひたすら長い時間話を聞かされた。
体育館から戻って来ると、先ほどの先生が自己紹介を始めた。
「私が今日からこのクラスのホームルーム担任である
担任の先生の自己紹介が終わると、たくさんのプリントが配られた。
そのプリントは時間割や学年通信などだった。
「保護者に書いてもらう書類があるので、今日帰ったら必ず保護者に見せてください」
「それでは今日は解散となります。明日テストがありますので、今日帰ったらテスト対策しっかりしてください」
そして今日は解散となった。
私は一人暮らしのため、保護者に書いてもらう書類をどうしたらいいか聞いてみたら、「保護者には伝えているから自分でやって保護者氏名欄には何も書かなくていいよ」と言われた。
私は自転車置き場から自転車を取り出してそのまま帰ろうとした。
しかし、真希ちゃんから声をかけられた。
「小百合ちゃん、今日遅かったね」
「ちょっと用事があって」
「そうだったんだ。私、小百合ちゃんが来なくて心配しちゃった」
「そうなんだ。真希ちゃん待っててくれてありがとう」
「うん、あと小百合ちゃんはお母さんに見せる書類はどうするの?」
「先生に聞いてみたらお母さんにはもう伝わってるらしい」
「よかったね。今からお母さんの所に行かなくて」
「うん。あと真希ちゃん、今日は気を付けて家まで帰ってね」
「うん。小百合ちゃんこそ今日は気をつけてね」
そうして私は自分の家(廃校)まで帰った。
そして、明日のテストの勉強を一時間ほどして、そこから明日の準備をして、そこから夜までスマホで動画を見ていた。
夜になると私はカップ焼きそばを食べて、すぐにベッドに横たわった。
そして夜の10時になると部屋の電気を消灯して私は眠った。
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