第5話 家電の新調

 私は、出発する準備をして、家を出た。

1時間くらい歩くと、最寄り駅についた。

そこから電車で、隣町まで行って、その町のリユースショップに着いた。そして、真っ先に電子レンジのコーナーに行った。そして、なるべく年式が新しくて、状態がいいものを探した。すると、

「展示使用 未使用 最新式 6800円」

という状態の電子レンジを見つけたので、それを買うことにした。

そして、近くにいた店員さんに声を掛けた。

「すみません」

「どうかなさいましたか?」

「こちらの6800円の電子レンジが欲しいです」

「ありがとうございます。買い物を続けますか?」

「はい、あとは冷蔵庫です」

「お会計の際は、こちらの札を、お持ちください」


次は、冷蔵庫を探しに行った。冷蔵庫は、シンプルだけど少し大きめの2ドアものを買うことにした。ちなみに価格は13200円だった。

そして、お会計に進んだ。

「こちらの商品お持ち帰りなさいますか?」

私は、持ち帰れる前提で考えていたが、思ったよりも大きくて重かったので、配送サービスを使うことにした。

「いいえ、配送サービスを利用したいです」

「ご住所教えてください。」

私は、店員さんに住所を教えた。

「そちらの住所になりますと、配送料3000円をいただくことになりますがよろしいでしょうか?」

「はい、大丈夫です。あと、配送日時は、どれくらいかかりますか?」

「少し調べさせてください」

そして、店員さんは空いている時間を教えてくれた。

「申し訳ございませんが、今日の午後8時を逃してしまうと、二週間後になってしまいます。どういたしますか?」

「今日の午後8時でお願いします」

「それでは、お会計のほうが、23000円となります」

私は、大切にバッグの中の財布に入れていた1万円札を3枚店員さんに渡した。

「お釣りのほうが、7000円となります。ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」

会計も終わり、外に出ると時刻は、4時ごろになっていた。そして、私は帰りにスーパーマーケットに寄って、そこでしばらく食べていなかった野菜と、冷凍食品をたくさん買って、帰りはタクシーを使わずに歩いて帰った。

家に帰ると、外は暗くなっていた。時計を見てみると、午後6時をさしていた。

「あと2時間くらいか~」

そう思いながら、私は、拠点の部屋に冷蔵庫と電子レンジを置くスペースを作っていたら、部屋に置いてある電話が鳴った。

その電話を取ると、先ほどのリユースショップからだった。

「門にインターホンがなかったので、お呼びしました。」

「はい。今行きます」

電話を切って、私はすぐに門へ向かった。

門へ行くと、トラックが止まっていた。

「どちらに配送すれば良いですか?」

「電気がついている部屋でお願いします」

10分ほどで、設置が終わった。

「本日はありがとうございました」

そう私が話すと、「いいえこちらこそありがとうございました。」と答えた。

配達員たちが帰ると、私はすぐに冷蔵庫の冷凍室に、今日買った少し溶けている冷凍食品たちを詰め込んだ。

そして、冷蔵室には野菜類を詰め込んだ。

そして、今日の夕食を準備した。今日のメニューは、冷凍食品のパスタと、キャベツのサラダにした。

その日のご飯は、いつもよりおいしかった。

 ご飯を食べた後は、もう眠くなっていたので、もう今日は寝ることにした。

その夜に私は久しぶりに夢を見た。

その夢の中では中学校に通っている夢だった。

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