第4話 大大掃除

翌日私は起きると、すぐに昨日と同じ袋麺を食べた。そして、今日は昇降口を掃除することにした。

まずは、北館にある物置から汚れてもいいように、体操服を取り出し、それを着て掃除すりことにした。私は、いっしょに持ってきたぞうきんを、拠点の前にほうり捨て、中で着替えた。そして、掃除を始めることにした。

まずは、一番西側の昇降口の下駄箱の扉をすべて開けた。すると、昇降口の中が、靴の臭いにおいが充満した。

私はこの昇降口と、隣の昇降口の扉を開けた。また、靴が入っているところもあったので、それらの靴を、保健室前の手洗い場の前に置くと、30足はあった。隣の昇降口の下駄箱の扉も開けた。その隣の昇降口の下駄箱の扉も明けた。この廃校の昇降口は、5つに分かれているうえ、とても広いので、扉を開けるのにも西側3つ分の昇降口の下駄箱の扉を開けるだけでも2時間以上かかってしまった。

この廃校の一階には、西側から昇降口、昇降口、倍の大きさの保健室、昇降口、体育教官室、昇降口となっているので、まずは、西側3か所の昇降口から掃除することにした。

 一番西側にある昇降口奥の廊下にある掃除用品ロッカーからほうきをとって、西側からほうきで掃いていく。昇降口一つあたり40分ほどかかった。

私は2時間ほど昇降口を掃き続けた。

「やっときりがついた」わたしは西側3つの昇降口を掃除し終わったので、少し休憩に入ることにした。

時間はもう1時ごろになっていたので、私は休憩中に袋ラーメンを食べることにした。

袋ラーメンを食べ終わると、今度は、東側2つの昇降口を掃除することにした。

 今度は、スムーズに掃除できたが、それでも2つで3時間くらいできた。

昇降口を掃除することができたので、今日の予定は、あと昇降口の下駄箱の中に入っていた靴を洗うことにした。

私は北館一階の物置の中から、石けんを2つほど取っていった。トイレ用洗剤も探したが、一つもなかったので、トイレ用洗剤は明日買いに行こうと思った。

それはさておき、私はさっきの石けんを使って、下駄箱の中に入っていた靴を洗い始めた。しかし、量が多すぎたことによって、40足くらい洗うと、日が暮れてしまった。そこで、私はいったんあきらめることにした。

ひとまずご飯を食べて、もう今日は終わることにした。



翌日私は起きると、非常用クッキーを食べて、ホームセンターに行くことにした。

ホームセンターまでは、40分くらいで行くことができた。

ホームセンターでは、トイレ用洗剤6個とトイレ用のブラシを10本買った。会計は、その他の小物を合わせて5550円だった。今度は、スーパーマーケットの時と違い、かごに荷物を全て載せることができたので、帰りも自転車に乗って帰った。

廃校に帰ると、私が予定していた通り、トイレ掃除を開始することにした。

まずは、体操服に着替えてから、放送室の反対側の(職員専用)トイレを掃除する。1階のトイレはそこしかない。

まずは、その女子トイレの一番手前から掃除することにした。一番手前とその一つ奥は洋式トイレだった。

トイレ掃除については、中学校でもやったことがあるので、ある程度はできる。中学校でやっていたように、まずは一つ掃除してみる。慣れていたので、丁寧にやっても15分くらいで出来た。そして、もう一つの洋式トイレも、15分くらいで、掃除できた。また、その奥には、和式トイレが2つあったので、それらも20分くらいかけて掃除した。次にフロアの掃除をすることにした。フロアは、汚れがこびりついているところもあるので、洗剤を吹きかけて、先に男子トイレを掃除することにした。

男子トイレは、大便器は、30分くらいで掃除できた。また、小便器についても、最初は少し苦戦したが、10分ほどで掃除できた。また、こっちのトイレのフロアもだいぶ汚れているので、こっちにも洗剤をかけた。

さっき掃除していた女子トイレに戻って、掃除用具入れの中にあったデッキブラシを使って、トイレの床を掃除した。最後は、バケツを使って、水を流して、洗剤を流した。

男子トイレについても同じようにやった。

掃除が終わったところで、時刻は、12時ことになっていた。

私はお腹がすいてきたので、カップラーメンを食べることにした。

カップラーメンを食べている間にふと思った。「最近カップラーメンと、袋ラーメンと、非常食のクッキーしか食べていない。このままだと、体が壊れるかも」

そう思った私は、今日の夜は、栄養のあるご飯を食べたいと思った。

そこで、私は電子レンジと、冷蔵庫を買うことにした。

 しかし、ここの近くには、お店が一軒もない。そこで、私はタクシーを使うことにした。

ただ、タクシーで私が行こうとするリユースショップに行こうとすると、とても高額になるので、帰りの最寄駅から家まで利用することにした。

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