第23話 第八章 会談
いつも練習の後は『オオサカ堂』の道を挟んだ所にある『丸々亭』という軽食店でスタジオ内にて皆が感じた事やこれから起こる事の注意事項などを話し合いながら軽食を取っていた。
店に入るとすぐにキャッシャーがあり、左へ進むと何箇所かボックス席が連なっている食堂になっている。いつも食堂の一番奥にある対面して二人と三人に分かれて座るボックス席を利用していた。席順は別に話し合ってそうなった訳ではないのだがいつも同じ席順で、二人用の長いすの壁際が智さんでそれに連ねて大ちゃん。三人用の長いすには壁際はトース、真ん中に僕で通路側にイータダが座った。
皆がだらだらと席へと腰掛けると、すぐに人数分のクラッシュアイスの入ったコップとお茶の入った金色に輝くやかんを持った店員がオーダーを聞きにやって来た。だいたい同じメニューを毎度注文する事を店員側も知っているのか、待つ必要がないと判断しているのだろう。その判断は的確で、皆はやはりいつも同じメニューを口にした。
智さんは『モンスーン味噌カツ定食 若さと情熱の幻』。大ちゃんは『アバンギャルド牛丼 牛1頭食わせたいな』。僕は『地鶏虐殺親子丼 愛すべき馬鹿達の夢』。イータダとトースは同じメニューで『オススメ 店主の独断と偏見定食』を注文した。
訳が分からないメニュー名が多いこんなお店だが、味、ボリューム共々抜群で学生からお年寄りまで幅広い年齢層に愛されているこの街で三十年近く営業している老舗なのだ。
もはや要らないと思われるメニュー確認を終えた店員はどこか誇らしげに「少々お待ちくださいませ」と親指を立てて、滑りながら部屋を出て行った。そしてイータダがコップにお茶を注ぎ、皆に配り終えてから会議は始まる。智さんは少し喉を潤わせて言った。
「練習お疲れ様でした。」
練習の開始同様、智さんが一礼すると各面々が「お疲れ様でした」と言いながら一礼した。
「今日はコピー曲然り、オリジナル曲も掘り下げて練習する事ができてとても内容濃い練習ができたと思っている。やはり俺が認めたメンバーだと素直に思えたよ。」
本当に嬉しそうな声を上げていた。リーダーに褒められてやはり悪い気はしない訳で、メンバー達も自然と万遍の笑みになりコップに口をつけた。
「そして今日の会議の内容なのだが、オリジナルの曲名の事について話し合いたいと思う。」
イータダとトースは「おおっ…。」と声を唸らせた。智さんは僕の方を見て微笑んだ。
「大ちゃんから聞いていると思うけど、曲名の懐け親を岡田に託したいと俺は思っているんだ。どうかな?」
その言葉にイータダとトースがさらに声を上げ、驚いた表情を浮かべていた。
休憩中に大ちゃんから話があった為、『今日の会議の内容は曲名に関しての事だ』と予測はしていたのだが、名付け親になって欲しいと智さんの口から直に告げられるとやはり困惑した。
『ボーカリストは魂を曲に吹き込むパートだ』と大ちゃんからの助言もあり、今日は自分なりに歌詞の意味を考えて歌った。智さん達の言い分もなんとなくは分からなくもないが、『それじゃ…』と僕が勝手に決めてしまうのもおかしな話だと思うのである。第一そんな単純かつ容易な事ではない。
智さんは僕の眼を真っ直ぐに見つめていて彼の想いは向けられる視線からバシバシ感じられた。一体どうすればいいか分からなくなり僕は取り乱した。
「いや、いやいやいや!ちょっとまってよ!」
「グッバイ♪優しい声でー♪卑怯なー♪逃げーかーた♪」
僕が声を荒げた瞬間に隣から何故か歌声が上がり、驚いて右を見てみると箸をマイクに見立てて気持ちよさそうに歌っているイータダの姿があった。
彼が今唄っている曲は歌詞の始まりが『ちょっとまってよ♪』で始まる少し前に流行った曲でテレビでも何度か耳にした事があった。世間からは姉さんと慕われている美人女性アーティストで、僕達の年代からすると大人の恋愛模様を綴っている曲を歌い、リリースする曲は毎回チャートのベスト十に入るという日本を代表すると言っても過言ではないボーカリストの一人である。
説明はさて置き、僕の気持ちも知らず能天気に歌い続けているイータダに苛立った。理由はそれだけではない。イータダが思いの他音痴だったのだ。困惑している僕の前で長々と続いている不毛な歌声…。
僕は拳を握りながら彼を睨みつけたのだが、さっぱり気づかない様子で調子に乗って唄い続けている。ある程度は耐えていたのだが一向に止む気配はない。
いい加減我慢の限界点を突破した僕は感情のまま渾身の力を込めた拳を彼の左わき腹と打ち込んだ。RPGよろしく、会心の一撃と言っても良いだろう。拳の先から何かが砕けたという感覚が全身に伝わってきた。
「がっ…。はっっっ…。」
彼は吐息に似た一言を漏らすとずるりと上半身を机の上に沈ませていた。泡を吐きながら白眼をむいているのだがどこか満足感が漂う表情を浮かべていて、苦しいのかうれしいのか分からない姿が純粋に気持ち悪るかった。僕は体勢を整えて軽く息を吐いて前を見た。
「大ちゃんから聞いとったけん色々考えとったんじゃけどほんま俺決めてもええもんなん?歌詞の内容、智さんの思い入れ深いみたいじゃし…。」
智さんは腕を組み、瞳を閉じたまま微笑んでいる。
「まずは岡田が思った歌詞の感想を聞かせてもらいたいな。」
「え…。」
声を出そうとしたのだが口が尋常ではないくらい乾燥していてうまく声が出せなかった。やけに寒く感じるのはきっと店内の冷房のせいではないだろう。寒気とは裏腹に顔と手のひらが酷く汗ばんでいるのだ。
プレッシャー。今まさにその言葉が似合うだろう。
僕はコップに入っているお茶を一気に飲み干し、やかんから新たにお茶を注いだ。正面に座る二人の視線は光線のように僕に向けられているのは前を見なくても分かった。まさに視線が突き刺さっている感じなのだ。
それに耐え切れず誤魔化し紛れに注いだお茶をまた飲み干した。それでも喉の渇きは治まらず、視線さえも定まらない。すると大ちゃんの明るい声が聞こえてきた。
「休憩を挟んだ後の岡田さんの歌。マジよかったよ!感情を込めたらあんなに全体のクオリティーが上がるなんてびっくりしたよ!」
彼は相変わらずのキュートな八重歯を見せて微笑みながら智さんと頷き合っている。
その言葉にはっとなり、我に返った。
冷静になって考えると別に今は歌詞に関しての感想を聞かせて欲しいと言われているだけで今すぐ曲名を述べよと言われている訳ではない。よって唄いながら感じた感想を言うだけでいい訳だ。大ちゃんの言葉に救われたようだ。僕は眼を閉じて少しの間、思考を凝らす事にした。現時点、自分が置かれている状況の自己確認と歌詞の意味をおさらいしたいからだ。
人生初のボーカルパートを担当させてもらい、リーダーによって初ライブも決定している。既に後に引けない状況であるにも関らず、未だ責任感が足りないと感じたリーダー格はバンドの売りである曲名の決定権を僕に委ねる事によっていかに大切なポジションに置かれているかと認識させる思惑があるのだろう…。これは決して僕に対しての無茶振りではなく、彼らなりに考え抜いた作戦であり、優しさであると純粋に思った。
気がつくと寒気や額と手のひらに滲んでいた汗は消えていた。後は感じた歌詞の感想を述べるだけだ。僕はこのバンドの一員であり、恐れる事は何もない。僕は軽く息を吸った。
「えっと…。歌詞に関して俺が感じた事じゃけど、オリジナル三曲の内の二曲は音楽で叶えたい夢を語っとった曲じゃ思たよ。」
二人は目を閉じて僕の声に耳を傾けていた。
「明るめの調の曲は想いを描いたら絶対に皆に伝わると信じとるってメッセージが直向に出とる歌詞じゃ思た。」
智さんは無言で腕を組み、何度も頷いていた。
「激しめの曲の方は俺達の音楽で頂点に登りつめてやるっていう激しい感情が前に出とる歌詞じゃ思たなぁ。俺はこの曲が一番好きじゃきん、歌う時かなり熱なるもんなぁ!」
自分が思っている事を口にしていると我がバンドのオリジナル曲に対しての愛情と言うべきなのだろうか、次第に嬉しくなり熱弁している自分がいる事に気がついた。
僕はコップに口をつけて喉を潤し改めて前を見ると、二人とも嬉しそうな表情で前のめりになっていた。
「そっかそっか!!俺の想いは岡田にちゃんと伝わっているようで安心したよ!」
「素人意見でごめん…。」
少し冷静になってきて、熱く語る自分の姿を想像すると恥ずかしくなって俯くと、今度は智さんが僕に熱く話しかけてきた。
「いや、全然素人意見じゃないさ。むしろ的をうまく捕らえてる。お世辞じゃなくて本当に俺はうれしく思っている…。」
彼は少し目を潤ませて何度も頷いていた。本当にお世辞ではなくそう思っている事が伝わってきて安堵感と嬉しさに胸を撫で下ろした。お茶を一口飲んでふと大ちゃんの方を見てみると彼は何故かニヒルな笑みを浮かべていた。俗にいう悪い顔というヤツである。右口元だけを激しく上げて僕に問いかけた。
「で…。後の一曲はどう思ったの?」
彼の意図は分からないが、本当にもう一曲あった事を忘れていた。
「あぁ…。バラードの曲なぁ…。えっと…。」
僕は頭の中から必死に言葉を捜した。この曲の歌詞は智さんが想いを馳せる女性に対して書いたのは分かっていたのだが、恥ずかしながら今まで生きてきた中で女性に対して恋焦がれるという事がまったくもってなかった僕は、この曲だけはうまく歌えているのか不安であった。ましてや見ず知らずの女性に対して自分ではない方が書いた歌詞なのだから尚更である。どう答えようかというよりもどう誤魔化そうかと模索しながら視線を泳がせていると、智さんがコップに浮かぶ氷をカラカラと鳴らしながら虚ろな視線で呟いた。
「今までの話を聞くときっとこの歌詞の意味合いも理解してくれていると思うが、この曲の歌詞は俺が想いを馳せる女性に対して寝ずに考えた物なんだ…。」
コップを置いてどこを見る訳ではなく、ただ前を見つめて語り始めた。
「まだ付き合ってはいない間柄だが、なんとなく両想いだという事は感じている。しかし核心に迫る勇気が俺にはないんだ。情けない話だろ…?」
彼は儚く笑い、コップの中の氷を指で弄んでいた。
経験がない僕はやはり親身になって話を聞けない自分を情けなく思った。僕も何気なくコップを手に取り見つめていると、右前方から不穏な視線が向けられている気配がしてその方向を見ていると、大ちゃんがまるで時代劇に出てくる悪代官並みの悪い顔をして喉に声を詰まらせたような低い笑い声を上げてこっちを見ていた。そんな彼に気づかないほどハートフルになっているのか、智さんは相変わらず指で氷を弄び続けている。
「確かにこの曲だけは本人目の前にして感想言えって言われても言えるはずないよな…。もう十分岡田には伝わっていると思うからこの曲はパスでいいよね大ちゃん…。」
そう言って彼は大ちゃんの方に視線を向けると悪い顔と不敵な笑い声を浮かべた彼に漸く気がついてぎょっとした表情になった。
「な なんだ!?どど どうしたんだ!?大ちゃん!?」
「いや…。べ 別に…。くっはっは…。」
大ちゃんは誰にも目線を合わさずに意味深に笑い続けている。この態度にさすがの智さんも苛立ちを覚えたようでキッと大ちゃんを睨みつけた。すると彼は一度智さんの方に視線を戻し、睨みつけられている事を確認したのだが、まったく動じずに笑う事を止めないでいる。そんな彼の姿を智さんでさえ初めて見たのだろうか、どう対応していいのか躊躇い始めていた。
「だ…大ちゃん??ぉ おい!?」
遂に青ざめ始めた彼の姿がいたたまれなくなったと同時に既に不敬と取れる大ちゃんの姿にいつもは人と人の話に首を突っ込まない事にしている僕もさすがに声を荒げた。
「大ちゃん!!ええ加減にせんといかんでっ!!!どしたんよ!?」
荒げた声に大ちゃんは一瞬声を止めて僕の方へと視線を向けた。どこか不穏な雰囲気が漂っている大ちゃんの表情に首を傾げると次の瞬間、彼は天をしばらく仰ぎながら大きな声で笑い始めた。
「あーっはっはっはっは!!いやいやいや!やっぱりなと思って!!!はっはっはっは!!!」
「いい加減にしたまえ!!何が言いたいというのだ!?」
さすがの智さんも堪忍袋の尾が切れたようで、今にも殴りかかるくらいの勢いで叫び散らした。
すると大ちゃんは笑う事を止め、今度はシリアスな表情を浮かべながら体ごと智さんの方を向かせ真っ直ぐに見つめ始めた。未だ戦慄きは止まらない様子の智さんは視線が鋭い。まるで戦いが始まる前兆の如く男二人が睨み合うという形になっていた。
先程のように割って入る隙はなく、僕は何も起こらない事を祈る事しか出来ない。嘗てこの二人の間でこんな殺伐とした出来事が起こる事は一度たりともなかったと思う。僕はそんな二人の姿を、固唾を呑んで見守っていた。
二人の沈黙のやり取りはしばらく続いた。相変わらず食堂には他のお客は入ってこず、二人が醸し出す重苦しい空気が部屋全体を支配していた。聞こえてくる流行の音楽でさえお経にしか聞こえないのだ。
右を見るとイータダは未だ悶絶し意識不明のままである。
時間が気になり時計を見てみると入店から十五分が経過している事を知った。そう言えば、左にいるはずのトースの存在を忘れていた。会議の内容然り、この場の空気に圧倒しているのか入店時から目立つ発言をしていない。もしかして震えているのではないかとトースの方を見てみると、彼は壁の方に体ごと向けて沈黙していた。顔を見ると眼は開いていて、何か聞き取れない言葉を発しながら一点を見つめている。僕は彼の視線の先を確認すると、何やら落書きが書かれていた。それを読んでみると、
『豪華絢爛!続きはウエブで!』と書かれている。しかしURLらしきものは確認できない。
『ま まさか!!』
僕は心の中で叫び、彼の口元を見て何を呟いているのか悟ろうとした。
「続き…。続きが…。」
そのまさかであった。彼は会議そっちのけでこの意味不明な落書きに心奪われているのである。いつからそうしているのかは今となっては分からないのだが、もうしばらくは別次元に引き込まれていて戻ってくる事はないと思った。イータダ然り、しばらくコレらは放っておいてもいいだろう。
それよりも深刻な問題は目の前で起こっており、視線を前に戻すと二人は先ほどと変わらず激しく睨み合っていた。
その姿を見つめながらどうしてこうなってしまったのかという事を考えた。大ちゃんの不可思議な言動に対して智さんが切れたという以外には原因が考えられない。
『…?』
何かがおかしいと僕は思い始めていた。確かに大ちゃんの態度は関係ないと思われる僕が見ても鼻についた。しかしあの智さんが大ちゃんのこんな態度だけでここまで激昂するとは思えないのだ。しかも言葉にすれば解決する事なのに数分間のこの彼らのやり取りがどうも胡散臭いのである。相変わらず睨み合っている二人に僕は声をかけた。
「なあ、もう止めにせん?時間勿体ないし、何でもめとるか分からんし。」
この言葉に二人とも表情は変えないままゆっくりと僕の方を向き、何故か二人に睨まれている僕という図になった。
「あぁ、それがいいかもしれないな…やっと終わる事ができる。」
「睨み合ったはいいが、どう終わればいいのか正直分からなかったからな…。」
彼らの冷たい口調が相変わらずの雰囲気だった為、僕は苦笑した表情を残したまま頷きながら聞き流したのだが、掛けられた声を今一度冷静に考えてみると二人はそれぞれふざけた発言しかしていない事に気がついて僕は思わず呆気に取られた。
「はぁぁぁぁぁ!!!???」
僕の心から発した呆れ声に二人の表情が漸く緩んで軽く笑い声を上げた。
「いやぁ、悪い悪い!!大ちゃんの態度がムカついて睨んだのは事実なのんだけどな。」
「智さんが睨んできたから俺びっくりしてしまったよ!岡田さんは焦ってるし、横の二人はぜんぜん話に参加してないし!!」
二人は面白そうに話を続けていた。
「睨み続けてて、この事態をどう収拾すればいいか考えてたらなんか面白くなってきて笑いそうになったんだけど、大ちゃんは柄にもなく俺を睨んでる…。」
「違うって!!俺は智さんが何で睨んでるのか分からなくて見てただけだよ!智さん途中で心折れてただろ!?何か智さん岡田さんから見えない顔半分笑っててアシュラ男爵みたいだったしさ!!」
「あーっはっはっはっ!!!!」
二人とも今度は三日月のように眼を丸めて爆笑していた。しかし僕は自分でも分かるほど顔を青ざめさせていた。
出来事の始まりはさて置き、感じた胡散臭さとはまさにこの事であり、何となく予想通りの茶番劇だったという事である。僕は怒りよりも疲労感のほうが勝っていて深いため息をついた。
そんな僕の姿を見た智さんが僕のコップにお茶を注いでくれた。
「君の心を翻弄させてしまったのはすまないと思っている。しかし君のあの言葉がなかったら俺はまだどうしていいか分からず、大ちゃんを半分の顔で睨み続けていつかは崩壊していた。」
「そうだよ!岡田さんグッジョブ!!!」
僕に気を使ってくれているのだろうか、二人はやけに明るく僕に振舞っていた。そんな二人の態度に軽い脱力感を覚え、もう一度深いため息をついて力なく呟いた。
「いや、いいっスよ…。二人の態度が戻ってくれたんならそれで…。」
二人を見ると肩を組んで僕の方を見つめながら万弁の笑みを浮かべていて、先ほどの殺伐とした雰囲気など微塵も感じさせる事もなかった。異次元で彷徨っている他の二人は絶対に知る由もなく、僕だけが悶々としている訳にもいかないと悟り、心を持ち直し力強く前を見た。
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