本作は、死んだ人間とパソコンを通して会話をする…というオカルトチックなストーリーから始まります。しかし、読み進めていく内に多彩なキャラクター達の抱える事情に共感し、カラーバットを片手に応援したくなるのです。居場所のない孤独感、誰かに見て欲しいと願う羨望。人は誰しも道を誤る時があり、悩みもする。主人公の活劇は、そんな靄を気持ち良く晴らしてくれます。故に、未来を切り開いて行く貴方にはこの言葉を送りたい。――がんばれ!それから、プラスチックのカラーバットを忘れずに!オススメです⭐️