よく推しと一緒になりたいと、拗らせたオタクは夢を語るものだが、まさに文字通り推しの肉を経口摂取し、血や肉とし一緒になってしまうという発想は、グロテスクでありながらぶっ飛んでいて思わず笑ってしまった。推しの肉を焼くというとんでもない絵面で、あたかも普通の焼き肉のようにオタク話をしているという状況といい、作品全体を覆うシュールな雰囲気が面白かった。
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