登場人物紹介その13 キュレネイ・ザトー
※第七章からの登場人物になります!
※ネタバレがお嫌いな方は、第七章をお読みいただいたあとでお楽しみください!
名前:キュレネイ・ザトー
年齢:18才
性別:女
種族:灰色の血 ※ほとんどの種族にルーツを持つ混血のヒトを指す。異種族間での婚姻はそれぞれの種族の特徴を損なっていく。例えばエルフなら耳が短くなる。種族の特徴を燃やし尽くして至った『灰』という意味合いになります。
使命:ソルジェのために残酷な役目を引き受ける。
職業:猟兵、元・『ゴースト・アヴェンジャー』。
趣味:食事、誰かをからかう。
好きなこと:食料、料理を食べること、オペラ。
嫌いなこと:失敗。貧乳である己。
略歴
悪人だらけの街、『ヴァルガロフ』で生まれる。
貧困のなか、スラムの下水道で育つ。
『ヴァルガロフ・マフィア』の一員になる。
『ヴァルガロフ・マフィア』の特別な戦士、『ゴースト・アヴェンジャー』になる。
同時に表情を失う。
オペラ座の女優の護衛を任される。
女優、キュレネイに街から逃げたいと願い、キュレネイは応える。
追手と戦い、敗北。
女優は死亡。
亡骸を抱きかかえたまま荒野に。
餓死寸前のところでソルジェとガルフと出会い、保護される。
猟兵となる。
将来の夢
誰かの大切な存在になりたいであります。
・見た目
水色の髪のボブヘア。ルビー色をした瞳。一切の表情のない無表情。手足がすらりと長く、本人の望みに反して胸板まで薄い貧乳美少女。
人形めいた不思議な印象を与えるが、動きは基本的に子供っぽく、ミアと同調するような動きをよく行う。
・性格
表情こそないが、感情はそれなり以上にはある。
『ゴースト・アヴェンジャー』にされる過程で、脳に呪術と薬物で変異を強いられているため、表情を操る機能が壊れているのが原因。記憶障害も持っていて、過去のことで欠落した記憶がいくつもある。脳のダメージは徐々に回復しつつある。
暗い生い立ちであり、表情もないが、明るさも持っている。ときに辛辣なユーモアも口にする。
知性が高く、戦術の理解力は極めて高い。
いたずらっ子な変わり者。ソルジェによく懐いている。記憶の欠落ゆえか年齢と知性とはうらはらに性格が幼く、恋愛感情や性欲を理解していないところがあります。
作中で最強の『大食いキャラ』です。
いくらでも食べれて、恐ろしい速度で食べます。自前のスプーンを常に携帯している。
・武器
あらゆる武器、あらゆる魔術を使いこなせる器用な猟兵。長剣を好み、激戦のときは『ゴースト・アヴェンジャー』時代の武器、『戦鎌』を持ち出す。
『無拍子』。表情がないため、戦闘時に対戦相手はキュレネイの行動を読むことが出来なくなる。読み合いになれば必ず遅れてしまい、キュレネイに先手を取られてしまう。
変装能力と演技力。ソルジェと同様に髪と瞳の色を変える魔術を使える。演技を完璧に行う器用さや賢さを有してもいます。
誰よりも柔軟かつ器用に戦える猟兵、それがキュレネイ・ザトーです。
・家族
両親は死亡、姉が一人いるが、彼女も貧乳であった。その事実はキュレネイに一つの絶望を与えた。成長の余地はないのだろうと。
・キュレネイの世界観
キュレネイには世界はどこか不完全なもののように映っています。それは自分が抱ええる記憶の欠落や、表情を表現することができないという悩みが大きく影響をしているものです。
キュレネイはそれゆえにこの何かが足らない気がする不完全な場所を確かめるように、世界を真似ることで認識を深めて行こうとしています。
失った何か大切なものを取り戻すために、キュレネイは今の自分が大切だと思える行いに静かで秘められたもののそれでも確かな熱量をもった感情で挑んでいます。
模倣が上手なのは、キュレネイがこの世界を常にじっくりと観察して、失われた何かを探し続けているからでもあります。
キュレネイがこの不完全に見える世界で、一つずつ大切なものを見つけ出していくことになります。
それは人間関係のなかにあったり、自分が大切に想っていた人々が大切にしていた物や行いであったりします。
キュレネイにとって世界は不完全であり、それゆえにもがいて見つけ出していくべき場所でもあるのです。
失ったはずの大切なものを、新しく見つけ出した大切なもので完全な補完を成せたとき、世界はまた違った様相をキュレネイに与えることになります。
完全な世界を求め、キュレネイは今日も大切なことを探す日々を強く生き抜いていくのです。
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