登場人物紹介その12 レイチェル・ミルラ


※第五章からの登場人物です!


※ネタバレがお嫌いな方は、第五章を読んだあとでお楽しみください!




名前:レイチェル・ミルラ

年齢:二十代

性別:女

種族:人魚族 ※人魚に変身可能。普段は人間族の姿で陸上生活可能。


使命:夫の復讐を果たし帝国を滅ぼす。息子を育てる。サーカス芸人である。

職業:猟兵、踊り子、サーカス芸人、演奏家、芸術家。

趣味:お酒を飲む、踊る、歌う、演奏する。


好きなこと:亡き夫、一人息子のユーリ、踊り、歌、詩、演奏、サーカス、笑顔。

嫌いなこと:帝国人全員、泣き顔。


略歴

人魚として生まれる。

人魚として育つ。

ある入り江で芸が下手だと罵られ泣いているサーカス芸人と出会う。

サーカス芸人に海面から跳ねる芸を見せた。

サーカス芸人にサーカスに誘われる。

サーカスの芸人になる。

団長となった男と結婚する。

息子が生まれる。

帝国兵により夫と仲間が殺される。

復讐を誓い、ソルジェとガルフの前に入団希望として現れる。

『パンジャール猟兵団』の猟兵となる。


将来の夢:帝国の滅亡。天幕の下に戻る?



・見た目

長い銀髪と褐色の肌を持つ美女。セクシーで露出の多い踊り子の服を着ており、プロポーションも大変良い。挑発的で自信にあふれる強気な瞳をしている。笑顔を絶やさない。

人魚モードに変身すると、下半身が魚の人魚となる。



・性格

天才肌のアーティスト。自信家でもあり、感覚でものごとを判定する人物。決めつけて断言する悪癖もあるが、感性に優れているためだいたい正解する。ときどき見当はずれなことも言ってしまうが、責任を取ることはない。

飄々としたショーマンの性格も持ち、ヒトを翻弄することを好み、男をからかうことも遊びとしている。

本物の愛情は亡き夫と息子にだけ。この世の男は全て、夫の代わりでしかない。

ソルジェを『グランドマスター/座長』と呼び、遊んでいる。さみしがり屋でもある。

愛情の深さの反面、帝国人に対する憎悪と怒りは海よりも深い。


人を楽しませるサーカスを愛し、芸術全般を愛してもいます。芸術的な才能に秀でていて、感覚で何でもこなせる天才。楽器演奏、歌声も長けている天性のサーカス・アーティスト。


酒豪であり、朝まで飲んでいても酔っぱらうことはない。


息子がいることから母性は強く、他人の子供であっても危険であれば命がけで守ろうとします。

愛情深く、それゆえに復讐心も強い未亡人がレイチェル・ミルラです。



・武器

人魚の高い身体能力をサーカスで鍛えた体術。魅せるための動きを使いますが、ポテンシャルが人間族をはるかに凌駕しているため、武術のそれを上回る威力になります。サーカス芸人が一目ぼれする身体能力を標準搭載している人魚族が、体術を鍛え上げた結果、最強の格闘家を超える肉弾戦の天才となっています。


『諸刃の戦輪』、呪われた鋼で造られた刃が生えたリング状の武器。二つで1セット。投げた勢い以上の速度で戻って来る恐ろしい武器であり、レイチェルの身体能力と運動神経でなければ自滅必死の恐ろしい武器。

レイチェルはそれを自在に操り、接近戦だけでなく遠い間合いでも戦える。


人魚モード、水中戦で無敵の存在になります。水中で呼吸が出来、また高速で泳ぎ回れるため、水路を使った探索や、海上での戦いで敵はいなくなります。船から引きずり下ろす、船底を破壊する、船に爆弾を仕掛けるなど、多彩な攻撃を可能とします。



・家族

故郷の海に自分の親族が健在。息子もそこに預けている。



・レイチェルの世界観

レイチェルにとって世界は美しいものに見えています。

最愛の夫が導いてくれた、サーカスの芸術たちも、故郷の海も、人間関係のなかで紡がれていくあらゆる絆も、人魚のレイチェルにはとても美しいものに見えています。


この世界は本来は楽しんで、愛するべき場所に他なりません。


だからこそ、その美しい世界を一変させてしまった帝国の行いにレイチェルは海より深く大きい怒りを持っているのです。


レイチェルは大切な世界のためを取り戻すため、永遠に失われた愛する夫のために戦い続けます。


サーカスの天幕の下に人魚が戻れる日がくれば、再び世界は完璧な美しさを取り戻すことになるでしょう。

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