最終話への応援コメント
完結おめでとうございます!!
辛い話もたくさん出てくるのに、とても温かい気持ちになれるお話でした。
最初は死ぬつもりでやって来て、どこででも生きていけるからこそ心配、と老田に言われたような藤吾が、自分の居場所を見つけ、家族を持つまでの道のりがとても丁寧に描かれていて、最後まで目が離せませんでした。
藤吾にとっても琥珀にとっても、そして老田にとっても過去との分かれ道になった秘密の場所、そこを共有できる三人が少し羨ましくもあります。自分の人生が変わった瞬間なんて、そうそう共有は出来ないし、その場所に思い入れがあっても、それを他人に伝えるのは難しいですし。そういう心のずっと深いところで絆を持てるというのは、これからの藤吾と琥珀の人生にも光を当ててくれそうですね。
どうかこれから、二人の行く道が幸せなものでありますように。
作者からの返信
ありがとうございます。何とか完結させることが出来ました。
これも偏に読んでくれた読者様のおかげさまです。そしてコメントやレビューまでいただいて感謝に堪えません。
話を書いている時は、文章が下手だとか、テーマが暗すぎるかも知れない、そんな不安もあって完結に漕ぎつけられるかと、四苦八苦していました。
それでもこの話は、続く道を探し始めるという希望のようなものを、自分なりに書けたのではないかと思っています。
読んでいただいて本当にありがとうございます。
第14話への応援コメント
初めまして。しらすさんのレビューで知って読ませていただきました。
壮絶な人生を送ってきた藤吾さんと琥珀さんが人々の優しさに触れ、本当の自分を知って取り戻していこうとする、取り戻していく姿にとてもあたたかい気持ちになります。
お互いに想い合うようになっていたふたりがこのままどう幸せに向かっていくのかと思っていたら、老田さんの病気の発覚に読者もショック隠しきれません。こういうことは誰もがいつかは経験するけれど、まずはここをどう乗り超えていくか正念場ですね。
更新を楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
とても嬉しいです。励みになります。
作品に触れてもらい、何か少しでも琴線に触れるような表現があれば私としても嬉しく思います。
書ききれるように頑張るので、よかったらまた読んでください。
第14話への応援コメント
わぁ……!すみませんフライングしてレビュー書いてしまいました!
そっか、そう決断できたんだ藤吾さん!
老田さんの過去の話、私も読んでいて泣きそうでした。父親に「お前なんか生まれなければ」と言われた彼にとっては、羨ましい事でもあるだろうなと思いますが、もう少し時間が、心に余裕があれば、藤吾さんと父親の関係ももっと違うものになっていたのかも知れない、と思うようなお話ですね。
ちょっとゆっくり泣いてきます。
作者からの返信
いえ、コメントを頂けるだけで恐悦至極にございます。
私の作品があなたの心に少しでも届いたなら、それが何より嬉しい事です。
しっかりと読んでここまでの感想をもってくださって、ありがとうございます。頑張って書きますので、もう少しお付き合いください。
第12話への応援コメント
しばらく通知が来なくて来られませんでした。気付いて良かった!
まるで実話のようなリアルな感覚で読んでいます。老田さんが倒れた時はかなりショックでした。
藤吾さん、いずれ家を離れるつもりで居たけれど、このままだと琥珀さんが一人きりになっちゃうし、大事な人だし、とても離れられないのでは……と思っていたら、ここにきて老田さんも加わるとは。やはりご存じだったんですね。
続き待ってます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まさか読んでくださっている人がいるとは…さらにコメントまでくれるなんてと驚いています。
暖かなコメントがいただけて嬉しいです。拙い文章ですが、物語も佳境です。最後まで楽しんでもらえたら嬉しいです。
もう少しお付き合いください!
最終話への応援コメント
完結おめでとうございます!
治療もそこそこに穏やかに旅立って老田さん。思いのほか早い旅立ちとなりましたが、らしくもあってタイトルともぴったりとのエンディングでした。かっちゃんへのあの短い手紙で、鼻の奥がツンとしてしまいました。
>家族ってのは一緒に生きたいと願う心の繋がりなんじゃないかな
前話ですが、この老田さんの言葉に考えさせられました。当然のことなんだけど、これが無くなった途端に家族って消えてしまうんだよなあと思い出してしまって(暗くてスミマセン…汗)
傷付いて躓いて苦難も多いであろう旅路が始まりますが、藤吾さんと琥珀さんなら乗り越えていけるはず!頑張ってほしいです。
すばらしいお話でした。ありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます。コメントいただけて本当に嬉しいです。
老田については、旅の終わりと子供達の見送りが目的のキャラクターで、それを表現したくて割とあっさり目に退場となりました。上手く書けたとは思いませんが、それでも愛情たっぷりに別れを告げることが出来たので、これでよかったと思っています。
こうして本文を引用して感想をいただけて、嬉しい限りです。
あなたの心に少しでも響いたのなら幸いです。
読んでいただいて本当にありがとうございます。