第3話
グロース株が更に下がり続けていた。
「あの時 損切りしておいて良かった。もし今まだ持っていたら…ゾッとする。」
と真衣はしみじみ思った。
メガバンク・地方銀行株が上がってきた。
元々は配当と株主優待狙いである。
含み益があるのだが下がってくるのが怖くて利益確定売りした。
どうしようもなく以前のB株C株がトラウマである。
「優待はクロスでゲットしよう」
「ここまで下がったところでまた買おう」
しかし…買いたい株は下がらない…
じっと見ているだけ…
きっと上がると思った株はずっと下がり、
そろそろ下がるかもと思った株はますます上がり…
どうすりゃ良いのよ。
この辺りをもっと探究する必要がある。
そんな折、2人の方の本に出会った。
渋沢栄一関係で竹田和平さん。
有名な大株主だった方。
「あわてて投資せずに割安になるときをじっくり待つこと」
「キャピタルゲインを狙うよりも安定成長が見込める企業の継続的好配当を重視すること」
もう1人は、本間宗久という江戸時代の相場師。
「踏出し大事、相場の流れと天井底値を知る事、休むこと。」
「私に足りないのはこれかな」と真衣は思った。
そしてもう1人。
有名トレーダーさん。
「基準を割ってしまったら、是が非でも***万円以上に戻すというクセをつけておく」
今は毎日チェックして馴染んでいるM銀行、ある地方銀行、ミニワールド、などがもう少し下がるのを待っている…
さて、ウクライナ危機、原油高騰、FRBの利上げ…
真衣さんはうまく乗り切れるでしょうか
真衣さんは株式投資で成功できる?失敗に終わる? 岡 真衣 @MayOka
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