2人目 鮭よすお
鮭よすお
タイミングや、チャンスと言う言葉がある。
それは端的な日本語で言うなら機会だ。そう意味で言うなら私は間違いなくタイミングを外し、チャンスを逃した。
2020年1月YouTube広告でCVえるたそが、鮭よすおを労った「今日も一日お疲れ様です。眠れるまで、私と話しませんか」
広告を一目見て、いや、この場合聞くと言うのが正しいのかわからないが彼は食い付いた。こんなアプリがあるのかと。彼はYouTube広告からspoonを始めた。
ちなみにこの鮭よすおと言う名前は14歳から使っている。本名をもじったものと、14歳の時に鮭よすおと言う語感で爆笑を取れて以来のお付き合いだ。
最初は暇潰しだった。今のように深く配信者として関わる気は無かったという。SPOONをダウンロードしてから最初、彼はtalkの読み手、つまりセリフの読み手だったと言う。これには筆者も驚いた。
talkを読み続けて1週間、彼は妙なtalkを見つけた。【感情込めて「ブロッコリー」とおっしゃって下さい。どんな感情を込めるかは任せます。】
今まで読んできたセリフとは全然違う毛色のものに面白さを感じ、もちろん読んだ。
それから何日かして、件のブロッコリーの枠主がライブ配信を始めた。その配信者は、今後鮭よすおと深く関わっていく。そして彼のspoonとの関わり方を変えた人。そう、ますおさんである。
彼女の配信を見て鮭は、まず思う。楽しそうにしてるなと。そしてそれは少しの憧れに変わり、自分もこんなふうな配信がしたいと言う思いに変わって行く。"配信者鮭よすお"の誕生である。
後々に知ることになるが、鮭よすおspoon開始1週間、ますおもspoonを初めて2週間の出来事だったと言う。
【配信スタイル】
雑談をメインとした配信スタイルだったが彼は仲の良いspoon友達も作り、枠に人も来るようになってきて楽しくやっていた。そこで彼は一つの指標を定めた。choiceになる。それはとてもぼんやりとしたものだったと言う。これはspoonを初めて2ヶ月くらいでまだ、どうせやるならなろうかなと思い始めた目標だった。
そして2021年4月に、choiceの制度が変わり本格的に目指すようになったと言う。
ちなみにますお氏も、choiceを目指しており、よき友でよきライバルとしての関係を築いていた。
2021年6月に自分の喋りの能力から雑談配信の視聴人数の伸びに限界を感じて現在の大喜利スタイルになったと言う。自身のコメントを捌く能力も考慮して、一問につき一答のスタイルを選択した。
一問一答タイプの大喜利は一度しか答えられないので、賛否を生むが彼の大喜利枠はリスナーが最大限にそれを楽しんだ結果、一つの大喜利のお題の回答に対するツッコミや賛美をコメント欄ですることで、一つのお題から多数の大喜利がコメント欄でも起こるので、作者も大変楽しませてもらっている。ファミリー感を感じる配信者と言えばわかりもいいだろうか?
さて、少し時は遡る。2021年5月の最初、順調にスプーンライフを過ごしていたと思っていたある日のことだった。その日も【千凸祭】(10人の配信者が同時にLIVE配信を開き100人とコラボするまで終われない企画)に参加した次の日の事だった。
【彼女と別れた】
今思うと、spoon関連の喧嘩は多々あった。spoonです出来た友達と男女含めて14人でリア凸したり、グループで通話しながらゲームしたりと配信をして得たモノの影で、鮭さんは大切なものを失った。
失意の中にありつつも配信は続けたりして、すぐに元気を取り戻して行った。
なんならますおさんとも元々ゲームも一緒にしてたけど、別れて気兼ねも無くなったからゲーム(通話しながら)が以前にもまして増えた。
約2週間後の、5/13 鮭よすおのライブ配信中にリスナーの枠内での、「ますおちゃんと付き合っちゃえば」と言うコメントがあった。その頃には好意もあったが、「配信で流れで告白したり付き合うのは違う」と思い、翌週大阪ー石川間を移動し、直接告白しに言ってリア凸配信で付き合うことを報告した。2022年3月現在も幸せである。
spoon以外の活動もしており、2020年9月までに2000fan行かなかったらTikTok(当時毛嫌いしていた)始める企画で、見事2fan足らず、TikTokデビューを果たした。余談ではあるが、そのチャレンジ企画の時裏でリスナーと50人にもなるグループDMを作り、fanを減ったり増やしたりして鮭よすおの不安を煽った人こそ、ますおさんである。その頃から今も変わらずリスナーとは結束が強く、鮭よすおのオープンチャットは、今も63人がいると言う。
ちなみにTikTokは鮭よすおで検索が可能であり
踊って見た、サーモンわさび寿司、丸刈りにする動画(2000ファン行かなかった禊の一環)などが、視聴可能である。
筆者は恋バナも好きなので、ここでしか言えないますおさんへ一言と聞くと、普段から好きと言う気持ちや愛していると言うことを伝えているので特別に言う事はありませんと、なんともニヤニヤする答えをいただけた。
さて冒頭で、私はチャンスを逃したと言ったが正式には、これを読んで、鮭よすおをまだ知らない人達がチャンスを逃したと言える。これはどう言うことかと言うと、2022年2月にchoiceの制度変更の発表があった。それまでの彼はchoiceを目指し、月に25日以上の配信をしていたが、2022年3月17日現在、3月の配信回数は5回にも満たないかもしれない。
新しい制度に関しては割愛するが、彼の配信スタイルには不利なものとなった。格好良い方の理由は、新しい制度への幻滅だが、本当はポケモンにどハマりしているだけである。
新しい制度のchoiceについては、
「新しい規定のCHOICEには興味はある。
お金で何とかできるルールでもchoiceへの憧れはある。でも、今の自分のリスナーと配信スタイルを変えてまでなるものでは無い。
今の配信スタイルを変えずに、やっていこうと思うので、大喜利をやめませんよ」
こう言っているのできっと、ポケモンに飽きたらまた「わっ」とみんなを楽しませてくれる事だろう。
蛇足・・・・
Q.最後にこれを読んでくれた皆様に一言お願いします。
A.「30歳過ぎると脇から変な匂いがしてくる」
Q.「えっ?、いやちゃんと」
A.「30歳過ぎると脇から変な匂いがしてくる」
Q.「いいんだな! 最後それでほんとにいいんだな!」
A「いいですよ!ほら今も右の方があっ、臭い!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます