一章 その③

 そうこうしている内にくだんのラティが出来上がった料理を運んで来ました。

 料理はコースのようで、まずは前菜が運ばれて来ます。

「お待たせいたしました。ピギーニャのボレゾ風カルパッチョです」

「うむ!」

 待ってましたと箸を手に取るアメリ。じじいは「ふむ」と一つ頷いて運ばれて来た料理を眺めます。聞いた事のない呪文の様な料理ですが、見た感じ魚の切り身と生野菜のサラダです。そもそも単語の意味も分かりません。ピギーニャって何ぞや。この魚の様な物か? ボレゾも分からなければ、カルパッチョというのもじじいは良く分かっていません。

 日本に居た頃も、高級な料理屋のメニューは何が出て来るのかさっぱり分からんと思っていましたが、こちらの世界はそれをもう一つ越える分からなさです。

「どうした師匠。うまいぞ」

「──いや。いただくとしよう」

 じじいも箸を選んで、そのなんちゃらのカルパッチョを口に運びます。

 フォーク、スプーン、ナイフの用意もありますが、帝都では基本全て箸です。サクヤが何でも箸で食べる人だったので、皆がそれを真似ているのが原因です。

「──っ! うまい!」

「だろう!」

 二人はあっという間に前菜を平らげ、続くスープ、海鮮、口直しのソルベを挟み、肉、デザートと見た目も味も絶品の料理に舌鼓を打ちました。

 食後のドリンクは好みの物を選べ、じじいは緑茶を、アメリは紅茶を飲みながら一息ついている所です。

 思いの外本格的なコース料理にじじいは感心する事しきりでした。ラティが説明してくれる料理名などは何一つ理解出来る物はありませんでしたが。

 料理の余韻に浸りながら昼からの行先をどうするか話していると、ひょっこりとラティが顔を出します。先程までのプロ然とした顔から、悪戯好きのラティ姉の顔に変わっていました。

「ラティ姉……」

 アメリが警戒感をあらわにします。

 料理が終わるとラティがアメリを揶揄からかいに来るのも、『いつもの』流れだからです。

 アメリが怒るので一度ラティは揶揄わずに送り出そうとしたのですが、アメリが「ラティ姉に嫌われた」と言って泣き出してしまってそれはそれは大変だった事があり、ラティがアメリを揶揄って怒らせる所までが、『いつもの』に含まれていました。それも随分と昔の事なので、アメリ自身はそんな事までは覚えていません。ですが、自覚があるのかないのか、帝都を訪れた際はいつも、『いつもの』と言ってこのコースを注文するのです。

「彼氏との初デートは順調ですか? 姫様」

「彼氏じゃない! 師匠だ!」

「あら。いけませんよ姫様。ご本人がいらっしゃるのに、彼氏じゃないなんて、嘘でも傷つくものですよ」

「師匠は師匠なの! そういうのじゃない!」

 口調が子供の頃に戻っていますがアメリは気付いていません。そしてラティはアメリのいう事などまるで聞いていないかのようにマイペースで話を進めます。

「おめかししてワンピースなのはいいでしょう。お化粧も髪型も気合が入っていますね。合格です。ですが……」

 ラティの言葉にアメリはドキリとしました。

 実はアメリ、今朝ホテルで気付いたのです。これは師匠とデートみたいなものではないかと。そう思い至ると、もうそうとしか考えられず、魔導鞄に大量に詰め込んである服から出来るだけ女の子らしい物を選び、服にあった小物、髪型、自然に見えるメイク。全てを終えるのに占めて二時間。完全フル装備でした。

 図星を突かれたからこそ、つい強く否定してしまっていたのです。

 そしてラティはアメリの事をよく見ていました。そして見抜いていました。アメリの詰めの甘さを。

 スッとラティが屈むと──

 ペロッ。

「キャ……っ!」

 アメリが短い悲鳴を上げました。

 ラティが無造作にアメリのワンピースの裾をまくっていました。

 直ぐにアメリが押さえましたが、ラティにはバッチリ見られています。相手が同性とはいえ、急に捲られれば恥ずかしいに決まっています。それに今は目の前にじじいが居ます。じじいが壁になっているので、隣の席の人に見えたりはしていないでしょう。ラティもそれくらいは計算していますし、アメリの下着を余所の人間に見せてやる気などサラサラありません。

「十点」

 ラティの厳しい評価が下りました。何の評価か? 勿論パンツです。

「師匠さん。どう思いますか?」

 あまつさえじじいにまで感想を求めます。

 店のテーブルは透明に加工された木製──オーナーの謎の拘り──で、正面の師匠からもバッチリ見えていた筈です。そうなるように捲っていました。

 顔を真っ赤にしながらも、やはりじじいの評価は気になるのか、恐る恐る師匠の顔を窺うアメリ。少しは照れた様子があったりなんかしたりするかもと淡い期待もしていました。何せじじいだって男性です。

 しかし、というかやはりというか、じじいには少しも動じた様子がありません。

「子供らしくて良いのではないか?」

 それがじじいの評価でした。アメリは心で泣きました。

 今日のアメリのパンツは普段と変わらない、白無地の物でした。特に飾りとか模様とかもありません。綿百パーセントの大量生産品です。

 先日成人を迎え、心はもうすっかり大人のレディです。歳の差を考えれば仕方のない事かもしれませんが、ここまで子ども扱いだと流石に心に来るものがあるようです。

 ほれ見なさいと言わんばかりの──

「ほーら見なさい」

 言ってました。

「勝負パンツの一つや二つ、事前に用意しておかないからこういう事になるんですよ」

「はい……」

 いつもなら怒るはずのアメリがしゅんとしているのを見て、「おやぁ?」とラティは何かを察しました。

「姫様。いつ頃まで帝都におられる予定ですか?」

「特に予定はないが。今は師匠に付いて旅をしているのでな、師匠次第だ」

「特に急ぐ旅でもないしのう。何事も無ければ暫くは帝都におるつもりじゃ」

「では今度の私の休みに一緒にお出かけしましょう」

「ホントか!」

 ラティの提案に顔を輝かせるアメリ。

「師匠さん。構いませんか?」

「ああ。構わんよ」

「やったー! どこ行く? どこ行く?」

「姫様のパンツを買いに行きます」

 ラティの圧が凄いです。

「あ、はい」

「とびっきり可愛いのを買いましょう。お薦めのショップが何軒かありますから、良いのが見付かるでしょう」

「あ……はい……」

 お日様の様な笑顔から一転、枯れてしおれた花の様になったアメリにラティが囁きます。

「ところで姫様。師匠さんとはどこまで進んでますか?」

 ボッと火が出そうなほど顔を真っ赤にするアメリ。

「な……ど……て……!」

「子供は流石に早いとしても、キスくらいは済まされてますよね?」

「そ……そんな事してるかあああああああああ! 私と師匠はそういうんじゃない!」

「あら? そうでしたか?」

「そうだ! どう見たってそうだろう!」

 そう言われてラティはじっとアメリだけを見ます。じじいの方は見るまでもありません。

「姫様はそうでもないようですが?」

「うぐっ……! とにかく違う! 違うったら違うの!」

「はいはい。まあそういう事にしておきましょうか」

 ラティは「今日はこの位で勘弁してやろう」といったていでアメリの言葉を受け流しています。

「ところで話は変わりますが、今日のサクヤ様のコンサートはどうされるお積りで?」

「ハァハァ……。師匠と一緒に特設会場へ行く予定をしてるけど……?」

「実は今日急に妹がこっちに来るそうで、折角なのでサクヤ様のコンサートを一緒に見ようと思っていたのです。もしお邪魔でなければ御一緒させていただければ、妹も喜ぶと思いまして」

「おお! フエちゃんか! 久しぶりだな! 全然問題ないぞ。一緒に行こう! 構わないか? 師匠」

「構わんよ」

「やった! じゃあ時間を決めて合流しよう。ラティ姉は今日の仕事は何時までなのだ?」

「今日は二時半で上がりですね。サクヤ様のコンサートがあるので夜は臨時休業ですし。ですので、三時に駅の地上側の入り口でどうでしょう」

「うむ。分かった。そうしよう」

「それでは私は仕事に戻りますね。師匠さん。姫様。また後程」

 丁寧に一礼すると、ラティは仕事に戻って行きました。

 アメリとの遣り取りも仕事の一環ではあるのですが、今となってはもう、ラティにそんな気は全くありませんでした。

「では三時までどうするか……だが」

 時計を見ると、時刻はまだお昼の一時前。どこかで時間を潰すには長く、遠くまで行ける程長くはありません。いえ、アメリ曰く「魔窟」。あそこに行けば二時間程度あっという間に潰せるでしょう。問題は、気付けばコンサートの時間まで潰してしまう可能性が高いという事です。本末転倒なため「魔窟」は却下されました。

「では無難に、この辺りをぶらりと散策でもしようか。丁度良い腹ごなしになろう」

 午後の予定がざっくり決まった所で、二人は店を後にします。

 五重塔を離れ二人は駅を中心にして、周囲をぶらぶらと散策します。アメリも通った事のない様な細い路地などに積極的に入り、表通りには無い、やや雑然とした雰囲気の残る新鮮な帝都の景色を眺めていました。

 じじいはどこか懐かしさを感じる景色を、アメリは新たな帝都の魅力を発見した歓びを、それぞれが感じながら散策を楽しんでいました。

 しかしその楽しいひと時を、無粋な声が邪魔をします。それは全く人気のない、入り組んだ路地裏の方から聞こえて来ました。

「もう逃げられねぇぞ、お嬢ちゃん。さっさとソレを寄越しな。酷い目には遭いたくないだろ?」

「へへ。良いじゃないスかアニキ。たっぷり楽しませて貰ってから、頂く物頂いちまえばさあ!」

「いやっ! 止めて! 離して!」

 男二人の野卑やひな声と、少女と思しき悲鳴が一つ。

「そう思うんなら、さっさと渡しな。そうしたら手荒な真似はしねぇからよ」

「えーアニキ。本当にこのまま逃がしてやるんスか?」

「ばぁ~か。だから駄目なんだよおめぇは。何でも下半身で考えやがって。人間なんてでかくて重くて邪魔なだけだろうが。そのくせ大した金にならねぇ。その点あのブツさえ手にはいりゃ、後で幾らでも女なんか買ってやるよ」

「へへへ。流石アニキだぜ。そういう事なら、一回だけで許してやるよ……へへへ」

「ヒッ……! いやっ! イヤッ! 離して! 離してっ!」

「諦めるんだな。こんなとこに人なんか来ねぇよ。お嬢ちゃんが悪いんだぜ。さっさと渡しておけばこんな目に遭わずに済んだのによ」

「へへ。アニキ良いよな? 一回だけ。一回だけだから」

「ったく仕方ねぇ馬鹿だなおめぇは。はあ……。一発だけだぞ。それ以上は待たねぇ。ホラ、さっさと済ませろ」

「やったぜ! 流石アニキ! 話が分かるぜ!」

 子分の手が少女の服に掛かり、今にも引き裂かれようとしていました。

 その声を聞き付けたじじいとアメリは、急いで声のする方へと駆けだしていました。

 二人が少女を襲う男二人を視界に捉えたその時でした。

「寄ってたかっていたいけな少女を襲うとは、感心せんな」

「誰だ!」「出て来やがれ!」

 と男二人が周囲を見回し、じじい達を見付けます。

「てめぇか! 粋がってんじゃねぇぞ! ぶっ殺してやる!」

 兄貴分の方がじじい達に詰め寄って来ますが、じじいは少し上を向いたままです。

「おい! てめぇ! どこ見てやがる!」

「上じゃ」

「はあ? 何が上──ぐげっ!」

 隣の屋根から飛び降りた男が、その勢いのまま鞘で兄貴の背中をしたたかに打ち付けました。凄まじい衝撃に兄貴分は昏倒。下手したら背骨が折れているかもしれませんが、誰も兄貴分の心配などしていませんでした。

「あっ! アニキ! てめぇら動くんじゃねぇ! コイツがどうなっても──ぶべっ!」

 飛び降りて来た男は、子分と問答などする事無く、持っていた刀を鞘ごと子分に向かってぶん投げていました。刀が納まったままの鞘が、凄まじい速度で子分の顔面に突き刺さりまります。子分も一撃でノされてしまいました。

 余りに見事な手際に、襲われていた少女は暫し何が起こったのか分からないといった風情で、茫然としていました。

「御無事ですかな、お嬢さん」

 男は投げた刀を拾い上げつつ、助けた少女に声を掛けます。

「え……あ……っ! あ、ありがとう……ございますっ!」

 ハッと気付いた少女は、深々とお辞儀をして男に御礼を言います。

 すると男は自然な仕草で目を逸らしていました。そう。少女は子分に乱暴されていたせいで服が大いに乱れていました。その状態で腰を九十度近くも曲げたものだから、色々と見えてしまっていたのです。

「キャッ……! す……スミマセン……。御見苦しい物を……」

 少女は慌てて、乱れた服と髪を直しています。

「いや。それがしこそ気が利かなくて済まないな。やはり歳を取るといかんな」

 少女を視界に捉えないように配慮しながら、男は照れ臭そうに頭をボリボリと掻いていました。

「あ、あのっ! 助けていただいて本当にありがとう御座いました! 何て御礼を言ったらいいか……」

「お嬢さんが無事ならそれ以上の事はない。それに、あちらの御仁が一人惹き付けてくれたお陰で助かったくらいでね」

 男が示した先では、出番を奪われた様な気分の二人が、兄貴分の方の意識が戻って暴れ出したり逃げ出したりしないように見張っていました。縛っておければ良いのですが、観光のさなか都合よくそんな物は持っていませんでした。

 どこか所在無げにしているようにも見える二人に初めて意識を向けた少女は、その内の一人に見覚えがありました。あり過ぎて、どうして気付かなかったのかというくらい良く知った相手でした。それだけ自分を窮地から救ってくれた男の事しか見えていなかったという事でしょう。男は少女の倍ほども歳が離れている様に見えますが、顔付は精悍ながらも人懐っこい笑顔を浮かべる良い男です。鍛え上げられた身体と技は先程の動きからも一目稜線です。頭一つ分以上も背の高い男の姿は、少女の目からは頼りがいに溢れていました。少女が盲目になるのも致し方ないでしょう。

「アメリ姉様!」

「やっと気付いたか。まあ無事で何よりだ」

「御姉妹で?」

「ああ。と言っても義理のだがな」

「わ、私の姉とアメリ姉様のお兄様が近々結婚の予定なんです」

「ほほう。それは重畳」

 男はにこりと笑みを浮かべながら、頭の中でアメリという名前を反芻していました。

 男は少女をアメリに任せ、通信端末を取り出し警察に連絡を入れています。

「何があってこんな奴らに襲われていたのだ」

「えっと……コレを渡せって……」

 そういって少女が取り出したのは、二枚のチケットでした。

「──っ! それは!」

 それを見たアメリはショックで飛び上がりそうになっていました。男も「ほう。なるほど」と警察と連絡を取りながら得心した表情を浮かべています。

 少女が取り出したチケットは、今日執り行われるサクヤのコンサートのチケットだったのです。一枚ですら入手は困難を極めるというのに、それが二枚も!

「忘れてないか駅で確認してたら、急に……」

 どうやら少女は人通りの多い場所でこのチケットを取り出し、ちゃんとあるか確認していた様です。それは襲ってでも奪い取ってやろうとする不逞ふていの輩が現れるのも致し方ありません。一枚で一財産どころの話ではありませんから。

「はあああああああああああああ……」

 流石のアメリからも、盛大な溜息が漏れようというものです。

「え……? 駄目だった……?」

「いいか。二度とソレを人前で出してはいかんぞ。知らなかったのなら仕方がないが、ソレはお前の命を奪ってでも欲しがる人間がごまんと居る代物だ」

 アメリの言葉に、今度は少女が飛び上がるほど驚いていました。

 少女にとってはただのレアチケット程度の物だったからです。まさか殺してでも奪い取ってやろうとする程の物だとは、露にも思っていなかったからです。

「う、うん。分かった」

 少女はチケットを可愛らしいポーチの奥に仕舞います。

「連絡は付いた。直ぐに警邏の者達が来てくれるそうだ」

「何から何まで……。本当にありがとうございます!」

「私からも礼を言わせてくれ」

「いやいや。大した事はしておらんよ。当然の事をしたまで」

 通報もし、縁者も現れた事で役目はもうないだろと立ち去ろうとした男を、少女は意を決してその手を掴み引き止めます。

如何いかがした?」

「あ、あの! 私、フエットと言います! お、お名前を教えて貰ってもいいですか?」

 名前を名乗るつもりなどなかった男ですが、さりとて少女の手を振り払うことも出来ず、困ったなと頭を掻いていました。しかし、緊張しながらもキラキラした真っ直ぐな目で見つめられる事しばし、ついに男も観念しました。

「ラミナ……と申す」

「ラミナ様……ですね。あれ? どこかで聞いた様な……?」

「フエット。いつまでそうして手を握っているつもりだ?」

「えっ? ひゃぁ!」

 アメリから指摘されて慌てて手を離すフエット。

 ラミナと名乗った男ばかりを見ていたじじいですが、フエットという名前の方に聞き覚えがありました。そうです。先程のレストランのウエイトレス、ラティの妹の名前が確かフエットじゃったなと、思い出していました。

 そうこうしていると、複数の警官が駆け付けて来ました。本当に来るのが早いです。

 警官達は暴漢二人を拘束すると、最寄りの署まで引っ張って行きました。

 残った警官にはラミナが事情を説明しています。フエットも一連の流れをなどを、たどたどしくではありましたが話しています。

 警官に近くの保護者に連絡をするよう言われたフエットは、姉のラティに連絡を入れました。事情を簡単に説明されたラティは、驚き安堵し、そして怒っているのが通信端末越しでも伝わってくるほどでした。

 その合間にラミナは警官に近付き、そっと耳打ちしていました。

「サクヤ様のコンサートのお客様で、某の庇護を受ける者だ。分かっておるな?」

「はっ! 勿論です!」

「ならば良い」

 フエットは、警官たちがより詳しく事情を聴きたいという名目で、少女を丁重に保護するために署へと連れて行きました。ラミナに付いて来て欲しそうでしたが、アメリに叱られて大人しく警官たちに連れられて行きました。

 その様子は警官と被害者というより、姫と護衛の騎士といった様相でした。

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