何がきっかけかはわからないが、押原さんは今日も毎時毎分毎秒、押尾くんを全力で推している。歩み寄る押尾くんと、推したいだけの押原さんとのほの甘い攻防戦は少しずつ展開中。押尾くんをただ眺めているだけで幸せを感じる押原さんは純粋に眺めて、息をして、眺めて息をします。存在がもう神だと言わんばかりです。押原さんは押尾くんの存在自体を生きる栄養剤としているのではと読了後に思い至りました。彼ら二人の関係は私の生きる栄養剤となっているので、存分に繰り広げればいいと思うのです。
推しと推しがいる彼女。二人の関係はとってももだもだ、なんとも焦れったくて、それがまたたまらないのです!作者の描く恋愛模様は、等身大で、でも一風変わっていて、素敵です!