02
胸の奥底に、異常な気持ち悪さが残り続けている。起き上がる気力すら生まれない。何気なく手を握るとどこかぬめりを感じてしまった。俺は焦って布団から手を出して、自分の手を見る。でも、何もない。全身から汗が噴き出ているのがわかる。いや、厳密には吹き出ていたのだろう。体内から出てきた水分と塩分が蒸発して体を冷やしている。まるで、悪夢を見た後のようだ。実際、あの世界をいくら現実といっても、俺からしたら、悪夢以外の何物でもない。よくできた悪夢だ。
あの世界で、いくつもの理由を持って、〈アリゲイル〉に乗り、そして結局、何もなかった。俺は、この世界では誰も殺していない。つまり、法律に触れることなぞ一切していない。俺は無垢な人間、のはず。そう無垢であった。あの世界が本物に違いない。2か月間の訓練の間にそれを幾度も理解させられた。どれだけ、安心した夢を望んでも、あの世界で、銃を撃ち、〈アリゲイル〉を駆る。
そして、今度は意味も分からず銃を撃つ。結局何も知らなかった。わかっていたつもりだった。ミツルギに敵を見せてもらっても、何も知らなかった。これから撃つ敵とわかっていても、それが人間だとわかっていても、何もわかっていなかった。人を殺すことの重みを、人を殺したと理解したときの重みを。
俺は音楽をかけようとスマホに手を伸ばす。でも、その手が赤く染まっている。思わず俺は手をひいてしまう。泣き出しそうになりながら、風呂場に駆け込んで、手を服を脱ぐことなく、シャワーを浴びる。洗えば洗うほど、罪悪感で埋め尽くされていく。
給湯器をつけておらず、冷水のまま浴びる。壁にかけて、頭からひたすらかぶり続ける。その間、何度も何度も目をつむっては開けるが、自分の足元から流れているはずの水が赤色に染まっている現実から覚めることがない。
何分、何十分洗っていたのだろうか、わからない。玄関からインターホンを鳴らす音が聞こえてくる。誰かはわかっている。俺は顔を上げて、鏡を見る。その鏡の中の俺は笑っているように見えた。理解している。俺の心の内側がどれだけ醜いものになっているのか。でも俺の目は真っ赤に染まっていた。洗いながら泣いていた。でも、俺はそれに気が付かなかった。口の中が空っぽだった。水なら飲めるような気がした。ちょうど目の前に水が流れている。それを口に含んでみるが、味がしなかった。水とはそういったものだろうが、何の感慨も抱けない。このまま外に出るにはあまりにも濡れているため、タンスから服一式を取り出して、そのまま洗濯機の中に放り込む。
服を着替えると、少しはどこか気分がましにもなったが、体はそうもいかない。俺はフラフラになりながら、玄関を開ける。
直接俺の顔にさしてくる太陽が痛い。でも、何も明るくなかった。顔をそらして、少し目を鳴らしてから顔を上げると、そこには唯奈が立っていた。
「みんなは?」
俺は弱弱しく口を開いた。でも、その答えより先に唯奈は俺を抱きしめる。
「がらじゃないだろ……。それにタイプでもないくせに」
冗談を積み重ねようと思うがそれ以上出てこなかった。ただ、人のぬくもりがこんなにもありがたいものだと気が付かされた。
泣きはらしたはずの目から俺は涙があふれてくる。俺を今、抱きしめてくれる唯奈もまた、同じように30㎜で撃っていた。だから、唯奈もまた同じなのに、それなのに、どうして……。
そこから、玄関で落ち着くまで、唯奈はそばにいてくれた。多分唯奈も泣いたのだろう。ようやく目を見れたときには、お互い真っ赤になっていた。
「ありがとう……」
「うん。もう大丈夫?」
「ああ、唯奈は?」
「大丈夫だよ。私はまだ死体を見たわけじゃないから……」
「唯奈もつらかったはずなのに。ありがとう」
すると、唯奈は、俺の肩をやさしくたたきながら、ゲラゲラと笑う。
「ははは、君もそんなキャラじゃないでしょ?」
俺もクスリと笑ってしまう。
「ああ、でも、ありがとう」
「いいよ。さ、朝ご飯を食べようよ。おなかすいたよ。食べながら話せばいいじゃん」
つまり、作れ、ということだ。俺は、のっそりと立ち上がって、ふらふらとした足で、台所に向かう。こんなに弱り切った人間に作らせるあたり、唯奈らしいといえばそうだが、今日はどうやら、唯奈は優しい日なのか、俺の隣に立っていた。
「それで、他のみんなは?」
「ミツルギ含めて、みんな無事だよ。攻撃を受けたのは私達だけみたい」
そうか。こちら側に被害がないだけ、よかったとみるべきなんだろうな。
話しながら冷蔵庫を漁ると、ちょうど、卵とベーコンがあったため、取り出した。二人分は何とか確保できる。米も昨日のうちに予約していたため、炊きあがっている。
「目玉焼きとベーコンでいい?」
「お任せしまーす」
フライパンを取り出して、温め、油をひいて、ベーコンを中に入れる。油がまとわりついた肉は独特のにおいを発し始める。そして、俺はつい想像してしまう。〈アリゲイル〉は嗅覚に対応していない。より厳密にいえば、設定次第では確認することは可能だが、対ガス戦闘なども戦えるように、気密性を高めているため、ほとんどあけることはない。だから、俺は戦場の臭いを、あの森を抜けた先、敵を初めて目視したあの瞬間しか知らない。でも、あれは戦場の臭いとは言えない。いくら緩衝地帯とはいえ、砲弾の後も、煙もない。ただ、森と土と塹壕を作る際に掘り返された臭い。それだけ。でも、あの穴の中にたまっていた死体。〈アリゲイル〉に付着した「あれ」。俺はその臭いを知らない。でも、想像してしまう。肉が焼ける臭い。裂ける臭い。そして、そのまま微生物が死体を分解していく時に発せられる腐った臭い。目の前のベーコンを見ていると、それがありありと思いだされてしまう。
次の瞬間強烈な吐き気が俺を襲った。俺は唯奈に何も告げづ、急いでトイレに駆け込んで、吐こうとするが何も出ない。ただひたすらに嗚咽が繰り返される。いっそのこと胃液でも出てくれたら、とおもうが、どうにもでない。座り込んで、縮こまってしまう。丸くなると、自分の小ささが実感できる。過呼吸になりそうになるが、なんとか、それを抑えようと努力する。しかし、その努力がさらに呼吸を産むのか、過呼吸に近くなる。
少しだけ、少しだけ。そう思ってトイレにこもっていると、唯奈がノックしてくる。
「ご飯できたよ。ほんとに、君の家なのに……。まあ、今日は優しくしてあげるよ。なんなら、そうだ、今日のお昼、私が奢ってあげるよ」
壁にもたれながら体をこすりつけるように立ち上がって、ノズルを回して水を入れ替えて、外に出る。
「大丈夫? また、顔真っ青だよ」
俺は、微笑んで、一言だけ答えた。
食卓に付いたが、口の中に帆織り込もうという気すら起こらない。今食べるとそのまま戻してしまいそうだった。
「よく食べれるな」
「知ってるくせに」
「まあな。初対面の人間の前であのラーメンを平らげるような人に聞くのは間違いだったな」
すると、クスッと唯奈は笑う。
「あれだけ、弱ってるくせに、皮肉は言えるんだね」
「まあ、俺の十八番の一つだからな」
「そこまでの口が利けるのはまだ元気なんだね」
それでも、疲れ切っている。疲れが取れた気配がない。これまで、もう数か月近く、向こうとこっちを行ったり来たりしているが、不思議と肉体的な疲れは取れていた。とはいえ、ケガをすればこちらにも反映されるあたり、骨が折れれば、同じように折れるのだろう。ただ、精神的な疲れに対しては、その限りではない。やはり、毎日のように、向こうに行けば、安眠ができない。安眠しようにも、眠ることが、そのトリガーである以上、眠ることで、精神的疲労が安らぐことはない。ただ、これもまた不思議なことに、それが苦だと思えなかった。自覚できてないだけだったのか、そもそも、そういったことに無頓着だったのか、いずれにせよ、今は、あまりにもつらい。唯奈の前で強がっては見るものの、本音を言えば、すぐにでもどこかへ逃げ出したい。
「唯奈は、この現実をどう受け止めてるの? 疲れない? 毎日毎日毎日、寝るたびに、俺たちは向こうの世界に行く……。つらくないか?」
唯奈はおそらく驚いているのだろう。俺が、あまりにも真面目にそんな話をするからだろう。これまでも何度か似たようなことを話していたが、まじめに話したことはない。それくらいに、俺たちは戦争の一端に触れてしまった。間違いなく、俺たちのあの遭遇戦はすべての始まりでしかない。俺たちはこれから、更なる激戦の中に帆織り込まれる。命の価値すらもっともっと安くなる。あの塹壕の中に捨て置かれたどこかもわからない兵士たちの様に。
「うーん、まあ、毎日だと確かにつらいけど……。実をいうとね、〈アリゲイル〉に乗っているときの記憶がかなりあいまいなの。覚えてはいるけど……」
「どうして、それを大佐に言わないんだ……?」
すると、唯奈は微笑みだす。
「それが悪い気分じゃないの。そう、例えば、好きなお菓子を永遠に食べているみたいな感じ」
「つまり?」
「引き金を引いた時、私、幸せに思えたの……。その瞬間、どうでもよくなった」
俺はその時、唯奈を見れなかった。多分わかっているのだと思う。このままではいけないのだと。戦争の中で幸福を感じてしまうことの異常性に。殺しの中に何か、崇高なものを感じてしまっていることに。そう考えると、唯奈は多分笑顔だったのだろう。そして、見てないが俺は恐怖を感じてしまう。そう考えてしまったら、どれだけ楽なんだろうか……。
「唯奈……」
「分かってる。でも、悪いものじゃないと思う……。きっと」
誰だって、戦場で幸福を感じることはないだろう。いくらかの達成感や、生への喜びを感じることはあっても、戦場で幸福にはなるはずもないだろう。でも、どうだ。目の前にいる唯奈は? いや、唯奈だけじゃないかもしれない。ほかの隊員は? まだ、本当の先頭すら経験していない彼らもそうなのか?
「てっきり、君も、〈アリゲイル〉に乗ると、そうなっていると思っていたよ。でも、違うんだね……」
失望。その声音から何か期待を裏切ったのだろう。俺が、人を殺したという事実に打ちのめされている、この現実に。
「唯奈、君はこれから戦えるのか?」
「はは、それを私に聞く? 君の方こそ問題でしょ? あれだけ、ヘロヘロになってるんじゃ、これからの戦闘に持たないよ、隊長」
「冗談じゃない……」
冗談じゃない。次、おそらく、このまま、寝れば、すぐに向こうへとたどり着くのだが、戦える気がしない。俺は銃をもう撃ってしまった。引き金を引き、人を殺してしまった。もう戻れない。唯奈と話して、何か変わったとは思えない。今、ここで、自信を取り戻したとしても、罪悪感が消えることはない。
そのあと、唯奈との会話はそれっきりだった。ご飯を食べ終えると、すぐさま、自室へと帰っていった。今日は大学が休みのため、行く用事もない。だからと言って、適当にふらつくつもりもない。体の疲れが取れていない以上、寝るのが一番だろう。向こうに行っても誰もいないだろうが、あの景色を見ればどこか気分も晴れるかもしれない。しかし、それだけで、行きたいとは思わない。
無意味なジレンマに悶えてしまう。この現実の世界に希望がどうしても見いだせない。俺は、こんなにも小さいのか。ベッドで寝ようにも汗でぐっしょりとなっているため、寝たいと思わない。気分転換に、洗濯でもしよう。
そう思いたつと、すぐに行動を始めたが、しかし、二時間もすれば、すぐに終わってしまった。でも、少しは落ち着くこともできた。体を動かせば不思議なものだ。おなかもすいてくる。適当に探してもカップ麺の一つも見つからない。ため息しか出ない。結局、外に出つもりはなかったのに、買い出しに行かなければならない。ついでに冷蔵庫の中もみるが、本当に何もない。
服は着替えているため、財布と鍵をもって、外に出る。布団を干していた時も気が付いていたが、あまりにも晴れている。まるで無邪気さを装っているような太陽に腹立たしさすら感じる。あの世界でも同じように太陽が輝いているはずなのに……。鍵を閉めて、マンションの廊下を歩いていると、近くに海があるからか、心地の良い風が流れてくる。どこかいつもより、透き通った気分になる。あれだけ億劫だった、外出が、今、何か楽しみに満ちているような気がしなくもない。おそらく、きのせいだろう。
階段を降りて行き、歩道に出るが、辺りに人はいない。太陽が少し傾いているあたり、もう、14時をすぎたのだろう。ひとり暮らしの面白いところに、何かにかまけているとそのまま時間が経ってしまう。なんでも、意識的に行わなければ時間なんてすぐに溶けていく。
イヤホンで耳を完全に塞いで、ただ、好きな音楽で鼓膜を痛めつけるかの如き音量で流し続ける。誰かの歌声を聴きたいと思わなかった。こういう時は、クラシックに限る。19世紀の作曲家たちが表現しようとした、絶対精神なるものがあるとすれば、おそらくこれがそうなのだろう、なんて、つらつら考えていると、余計なことを考えなくて済む。ヘーゲル以降展開されるドイツロマン主義音楽の壮大さは今の自分を鼓舞するのに十分すぎる。ただ、どうしてか、ヴァルキューレだけは、聞かなかった。それが、軍隊で使われているのを知っているからだろうか。どうしても離れたいと思ってしまった。
道を右へ左へと路地から路地へと移っていくと、すぐにスーパーが見える。この辺りでは、唯一と言ってもいい。より正確に言えば、複合施設で、スーパー以外に、服なんかの日常品も全てそこで揃える。学園都市ならではの光景かも知れない。
スーパーに入ると、新鮮な野菜やら、お肉やらが広がっているが、それにほとんど目もくれず、卵と幾らかのインスタントをカゴに敷き詰め、薬品売り場へ向かって、包帯と軟膏なんかをいくらか無造作に放り込んでレジへと向かう。生々しいものを見たいと思えなかった。特に肉に関しては、みるだけであの光景が思い出しそうで、無意識的に避けてしまう。
一通り買い物を済まして、そのまま帰ろうと思ったが、何か勿体無い気がして、二階へと上がる。
とはいえ、服などと言った、外見にほとんど興味を持たない俺が行くのは、書籍売り場だけであり、それ以外にほとんど目を合わせることすらしなかった。
書籍売り場に入ると、最初に、新刊が何かないかと確認するが、めぼしいものはない。というより、今の状態で、何か興味を引くとは思えなかった。ほとんど漫然と、ただルーティンとして立ち寄っただけにすぎない。たぶん、勿体無い、という感覚は、厳密には、ルーティンをしないことによって生じたのだろう。
書籍売り場には人がそれなりにいたが、誰も彼も本を読んでいるわけではない。ほとんどが眺めるか、雑誌を手にとって、ぱらぱらとめくるだけまくって、棚に戻すという、行動を繰り返す。例に漏れず、俺もまた、同じように本棚に目をやって、題名だけを左から右へと流していくが、パッとしない。意味があるかどうかわからない自己啓発本なんかを適当に手に取って、これもまた同じようにめくるが、何を読んだらそんなことが書けるのか本気で疑いたくなるようなことばかりを並べる胡散臭い本に時間を取られてしまったということに悲しくなる。自己啓発によって、今のこの道徳のジレンマが解消されるのなら、悩む人はこの世にいないだろう。
30mmを機関銃のマズルフラッシュのする所へ撃ち込んでいた時、ただ、逃げることだけを考えていた。でも、森を抜けて、75mmを殺傷力の高い榴弾で撃ったときはどうだったか。そもそも必要はなかった。塹壕の中まで奴らが追いかけてくるとは思えない。なんなら、撤退していたに違いない。総兵力は分からないが、それでも、多くて二個小隊規模だろう。突破された時点で、追撃は無意味だ。しかし、俺は、わざわざ振り返って、仲間を先に行かせた後、撃ち込んだ。あの時の俺は、30mmの引き金を引いた時と同じと言えるのだろうか……。無我夢中だった、そんな言い訳が通じるとは到底思えない。振り切った時点で我に帰れなかったわけがない。あの時、引き金を引いた俺は明らかに冷静だった。なら、俺はなぜあそこに撃ち込む必要があったというのだろうか。あそこで引いた引き金。俺は明らかに自分の責任から逃れようとしている。頭の中は同じ単語で埋め尽くされている。唯奈を言い訳にしようとしている。それを否定しようとして単語が単語で上書きされ、真っ暗になっていく。
気がつけば俺は本を見ることもなく、適当な店でコーヒーを買って、それを飲みながら帰っていた。ごちゃごちゃになった頭はかなりのカロリーを消費してしまったのか、食欲はないが、エネルギーを欲しているのが分かる。コンビニに入って、固形物を物色するが、結局腹持ちよりも喉が通りやすいものを選んだ。ゼリーやヨーグルトなら食べられそうだ。ついでにお酒も買った。
昔読んだ小説に、「戦場における人間のガソリン」と表現された飲み物があった。なるほど確かに酔わなければあの現実に耐えきれない。塹壕から飛び出した兵士たちの目的は勝利ではない。開戦初期は勝利へと邁進するのだらうが、年月の経過とともに、相手塹壕陣地内に存在するであろう物資補給地点の制圧。略奪のかぎりを尽くそうと邁進する。そこには、酒もタバコも薬物も、ありとあらゆる快楽物質がある。それだけ、酒は戦場において何よりも強力である。だから、言い得て妙である。人間の原動力。まるでカブだな。その割に燃費は悪いが……。
コンビニに置いてある酒の中で一番度数の高いのを2本買って、家路に着く。ベロベロに酔っ払いたかった。あとは、ちょっとした実験のつもりでもいる。
家に帰るとすぐに酒瓶を開けて、ショットグラスにすすいでは、一気に飲み干す。最初の数杯は美味しく頂けたが、だんだんと辛くなってくる。人間どれだけ打ちのめされても、無理なものは無理だった。
朝とは違った意味でフラフラになりながら、インスタントを作り、ほとんど考えずに食べ終わる。アルコールのせいか、味が一切しなかった。相当極まっているらしい。風呂に入ろうにも、多分、入ればそのまま死にそうだったため、かろうじて寝巻きに着替えて、そのまま沈むように寝込んだ。
その時ほど、気持ちのいい寝入りはなかったと思う。しかし、それもすぐに終わりを告げた。
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