オークション2
『写し絵の魔道具!金貨100枚から!』
『120』
『150』
『200』etc
カンカンカン!!
『写し絵の魔道具、金貨250枚!18番の方が落札!』
パチパチ パチパチ
『続いて・・・・・・』
カールが隣に座って直ぐにオークションは始まった。
今は魔道具の紹介らしい
写し絵の魔道具、火炎剣、氷河剣、毒耐性が付与される指輪、etc
沢山の商品が競り落とされる。
「ヒェェェェ〜凄い勢いで競り落とされてますよ、ある所にはお金があるんですね〜」
「そうだな、閣下も相当な数を競り落としているぞ」
俺はソフィアにそう言うと隣を見た。
そこには名工が拵えた名刀、名剣などを競り落としているカールが居た。
既に金貨数千枚は使っている。
「うわぁ〜凄いですね・・・あっ!そう言えばご主人様、なんで大金貨とかで取引しないんですか?」
「ああ、それはなオークションで『大金貨5枚!』
より『金貨500枚!』の方が大金を使っている様な感覚になるかららしい・・・結局支払いは大金貨とかで行うらしいけどな」
「・・・・・・貴族ってよく分かんないですね」
「全くだ」
そんな話をしている間にもオークションは進んでいく。
『続きまして、奴隷をご紹介させて頂きます!
それでは行きます!』
☆☆☆
『金貨500枚!!』
『金貨510枚!!』
『金貨520枚!!』
・・・・・・
『金貨600枚!!』
『金貨600枚!金貨600枚です!他にいませんか!!』
カンカン!
『人族の奴隷金貨600枚です!!23番の方が落札!!』
パチパチ パチパチ
「ソフィアとエイミーもあの傷が無かったら金貨千枚はあったな・・・あの時に出会えて良かった」
「もう///ご主人様ったら///私もあの時会えて良かったです」
「ちょっと、何二人でイチャイチャしてるのよ。
私もご主人様の事大好きよ///」
まだまだ俺が競り落とす予定の商品は先の為ソフィアとエイミーと俺でいちゃつき始める。
☆☆☆
オークショニアは今までとは違う声量で次の奴隷を紹介した。
『続きまして、獣人族の奴隷です!!
この奴隷は今までの奴隷とは格が違います!!
容姿、体型、全てが整っています!!
そしてここからが重要です!!なんとこの奴隷は神託スキルを持って産まれております!!
手元に置いておけば危機が迫っている際に神託が降りる事でしょう!!!
金貨1000枚から!!!!』
『金貨1200枚!!』
『金貨1210枚!!』
『金貨1220枚!!』
オークショニアの声が途切れた途端一気に札が上がり、あちこちで金の殴り合いが勃発していた。
「「ご主人様」」
「ああ、【鑑定】・・・・・・なるほどな」
貴族が金の殴り合いをしている間にソフィアとエイミーがコチラを見て来る。
そう、この奴隷こそエドワードに出来れば買って欲しいと言われた奴隷なのだ。
容姿に関してはマジで可愛い、白髪のロングに頭頂部から可愛い猫耳を生やした猫耳ロリ。
俺は即座に闘技場の真ん中にいる12歳位の女の子に鑑定の魔法をかけた。
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