オークション
「ありがとうございます。それで・・・どうして国王陛下がわざわざこちらに?」
俺は何故別室に居る俺の所までエドワードが足を運んだのか疑問が芽生えた。
「うむ、銀狼、お前はオークションに参加すると言っていたな?何を買う気だ?」
「何を?え〜と奴隷を購入しようかと思っておりますが・・・どうしてでしょう?」
「ふむ・・・ちょっと購入して欲しい人物が居てな?頼めないかと思ったんだ。嫌だったら断っても構わない」
☆☆☆
コツコツコツコツ
「ご主人様、国王陛下からのお願いはどうするのですか?」
俺達は王城を出て泊まっている宿に戻る道中にソフィアが首を傾げながら聞いて来た。
「鑑定をして身元がハッキリしたら買おうかと思っているが・・・一旦保留だな」
「そうね、それが良いと思うわ。
もしこの国のスパイとかだったら大変だもの」
「あっ!それもそうだね!」
「そう言う事だ。さて、昼飯を食ったら王都を散策するか。
オークションまで遊び倒すぞ!」
俺は二人にそう言うと泊まっている宿に入り食堂へと足を運んだ。
———————————
オークション当日
俺達は王都のオークション会場に来ていた。
しかし、流石はジャマール王国最大のオークションだ、他国の貴族、富豪、商人、金持ちだらけだな。
「オークション会場とは言ったもののただの闘技場とはな・・・まぁ沢山の人が入るから良いのか」
「うわぁ〜貴族が沢山来てますよ。ちょっと怖いですね」
「気にする事ないわ私達はAランク冒険者なのよ、もっと堂々としてなさい。
そんなおどおどしてたら『なんだ銀狼なんて大した事ないな』なんて言われるかも知れないわよ」
「そうだな、ソフィア余り気にするな。行くぞ」
俺はそう言うとソフィアとエイミーを連れてオークション会場に入った。
☆☆☆
「ここに座るか」
俺は適当な席を見つけるとそこに座った。
相変わらずソフィアはキョロキョロしているな、可愛いがちょっと落ち着いて欲しい。
「さて、ソフィアとエイミーが欲しがってたアクセサリーと奴隷か・・・資金は十分足りるな。
後は・・・・・・・・・」
「ガハハ!邪魔するぞアッシュ!!」
俺は購入する予定の商品と手持ちの金額が足りるか計算していた所、聞き覚えのある声が聞こえて来た。
「ん?・・・おお!閣下!!お久しぶりです」
声の正体はカール・フォン・ヴァリアだった。
エイミーはカールを見て俺の隣を開けた。
「む?すまんな!エイミー!」
「ありがとうな、エイミー」
カールはエイミーに感謝した後俺の隣に座った。
すると
「レディース&ジェントルマン!!!!!!
この度は
僭越ながらオークショニアを務めさせていただきます、チェコと申します!!皆様よろしくお願いいたします!!」
闘技場の中央に細身の男が声を大きくする魔道具を手に持って現れた。
さぁ、オークションの始まりだ。
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アニメのよう実が終わってしまった(´;Д;`)
だが明日!よう実のラノベが発売!!楽しみ!!
続編も楽しみ!!
有給はこの為に取っておいてあるのだ!!
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