朝ゴーン

 ゴーン ゴーン


「ん〜朝か、これが朝チュン?いや朝ゴーンか。

 いや、朝ゴーンってなんだよ」


 そんな事を言いながら隣を見ると、まだ寝ているミアの姿があった。

 昨日の夜を振り返る。


 きもぢえがった〜


 いやー性技様、絶倫様、ありがとうございます。

 結界魔法で音を遮断していて良かったな。

 ツンデレでもベットの上ではデレデレになるんだから、めっちゃ可愛くて歯止めが効かなかった。

 ミアは性技スキルと絶倫スキルそして俺のムスコにメロメロでめっちゃ興奮した。

 胸も片手に収まるくらいで、すべすべしていてずっと触ってたかったな。


「うぅん・・・あっ、オハヨウ」


 しばらくして起きたミアが、赤面しながら言う。


「ああ、おはよう昨日は最高だったよ、ありがとう

 それと、身体は大丈夫か?」


「え?う、うん回復魔法をかけてくれたから痛みは無いわ、わ、私も気持ちよかったわ。

 後、恋人じゃなくて良いから、これからもこの関係を続けられないかしら?

 私、アッシュが好きなの、死ぬかも知れない時に助けてくれて嬉しかったし、凄くカッコよかったから、ダメ、かしら?」


 上目遣いで俺を見ながらミアが言ってきた。


「・・・すまない、駄目だ」


「・・・そう、ごめんなさい無茶言って。

 でも、諦めないわよ!絶対惚れさせるわ!」


 ミアは気丈に振る舞う。


 ミアは可愛い。だが、俺のスキルを知られて言いふらされる事は無いとは言い切れない、やはりここは奴隷の女の子でハーレムを作るしかない。

 すまないミア。


「ふふ、ああ楽しみにしてるよ」


「楽しみにしてなさい!

 そろそろ朝ごはんを食べに行きましょう。

 あ、まずは身体を拭かないとね」


 まだ恥ずかしいのか、赤面するミア。


「大丈夫だ、そこを動くなよ。

 複合魔法、クリーン。

 よし行くぞ」


「ほんとに凄いわね、複合魔法まで使えるなんて」


「羨ましいか?だけどやっぱり風呂に入るのが1番だ」


「それは分かるわ、私もお風呂大好きだもの、

 それじゃ行きましょう」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おはよう、済まないな昨日は無断で泊まって」


 階段を降りて向かったのは、受付だ、流石に料金を払わないで泊まったのはまずい。

 謝罪として銀貨を一枚渡した。


「おう、金を払わないで出てったら憲兵に突き出してたが、料金以上に貰ったから大丈夫だ」


 取り敢えずなんとかなったな、後は飯を食ってから、ギルドに寄った後奴隷商館に行くか。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おはよう、トール、キール」


「おはようございます、アッシュさん」


「おはよう!アッシュ!」


 挨拶するとトールとキールがニヤニヤしながらこちらを見ていた。


「なんだ?」


「いえいえ、夕べはお楽しみだったようなので」


「その事か、美味しく頂いたよ。

 それにしても、良かったのか?お前たちの関係は知らないが、誰かミアに惚れてたとかないか?」


 バシッ!


「ちょっと何言ってんのよ!」


 ミアに叩かれながらトールとキールに問いかけた。


「大丈夫ですよ、僕たちは幼馴染なんですが、そう言う関係ではありませんので、どんどん食べちゃってください」


「そうだな、逆にあのミアに男が出来るなんてな、びっくりだぜ!」


「そうだったのか、横から掻っ攫ったかと思ってな、気になっていたんだ」


「ちょっとキール!どう言うことよそれ!」


 ミアが俺の話しに合わせてくれた。

 本当に良い女だ。


 それから馬鹿話をしつつ朝食を食べた。

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