結月さんがまたもや心躍る素敵な短編を書いてくれました。
もし自分が推しているキャラクターが目の前に現れたら、誰もが一度は夢見るシチュエーション、今作はそんな奇跡が叶った彼女の物語。
それは世にも奇妙な、否、世にも不思議で温かい物語。
推しの彼が自分の傍にいて自分だけを見てくれる、ぐっと近づいた距離に喜ぶ彼女、しかしそこには小さな違和感があり……。
手が届かない彼方の『推し』を遠くから応援する事、すぐ隣で『推し』を独占する事。彼女が本当に望んでいた事とは何なのか? ラストの選択には思わず感動しました。
彼女が選んだ適正距離を読んでみてください。