第20話 『絶滅』


 みなさま、こんやは、いかがお過ごしでしょうか。


 いまもなお、戦争がつづいているのでしょう。


 ひっくり返しで、寝らんないよ〰️、とか、ひとりでさわいでるやましんは、あまりに、愚かですね。


 むかし、上野の動物園に連れてってもらうと、ぞうさんや、おうまさん、くまさんに、『しっくん、きたよお〰️〰️😃』と、言っておりましたが、ちっとも変わりません。


 なんと、そういう、写真も、残っておりますような。(もちろん、しろくろ。)


 ときに、むかしのきたのうみ(ベーリング海)に、ステラーかいぎゅうさん、という、でっかい、哺乳類がひっそりと暮らしていましたそうな。


 なにしろ、まだ、人間さんも、でっかい動力船は持たないし、武器も古典的だったのでしょうけれど、お金儲けは、しっかりやっていたようです。


 たまたま、1741年に遭難した、探険隊が流れ着いた島に、そのかいぎゅうさんたちは、住んでいたのです。


 探険隊の方は、たくさんの命を落としたものの、なんとか、帰りついた方があり、そのなかの学者さまが、世にも珍しい生き物の報告をしたのです。


 すると、ハンターたちが、押し掛けて、おとなしく、動きが遅くて、ひとなつこかったうえ、仲間を助けようとするため、ステラーかいぎゅうさんたちは、まとめて、ばんばん乱獲されて、発見から27年ほどで、1768年の記録を最後に、おそらくは、絶滅したそうです。


 今になって、可愛そうに。


 人間は、おろかなことをした。


 と、言われても、どうにもならない、と、言うわけなのです。


 ジュゴンさんなどの、親戚筋にあたるようで、現存するのは、暖かい海のジュゴンさんと、マナティーさんだけのようです。


 ネットで見ると、ステラーかいぎゅうさんは、8から9メートルはあり、ジュゴンさんや、マナティーさんより、倍はあったみたいです。


 かいぎゅうさんの、化石は、日本でも見つかっているようで、現生ジュゴンさんは、沖縄県近海が、最北端みたいです。


 長く、地球で、生きてきたのですね。


 


 最近になって、ジュゴンさんが、あくびをすることが、分かった❗


 というニュースが、あったりもしますが、国内で飼育されてるのは、いまは、いちジュゴンさんだけとか。寂しくないかなあ。


 まあ、人間さんも、生きるためには、食糧が必要だし、そのためには、お金儲けという、行動が、いまは、必須になってるし、なぜか、戦争という問題が現実になり、基地問題や、また、くじらさんの問題もあるし、人間とは、ややこしい生き物みたいです。


 将来、絶滅したあと、だれかわからないけど、知的生物さんがいたら、どのように、生態が分析されるのだろう?


 あ、3時です。


 ジュゴンさんは、世界に10万ジュゴンくらいしか、残っていないようです。


 人間が生き残っているのは、そもそも性格が残虐で、自分の行動の利害を、お金儲けや、出世で計りながら決めて行くからかな?


 にほんかわうそさんも、ちらちら、目撃情報がでるものの、国は、絶滅したと、認識しているようです。


 もし、生き残っているとしても、そっとしておいてあげたい気もしますが、やはり、保護すべき、かもしれません。


 やましんは、絶滅が決まっております。はい。自分のせいです。


 こんやは、おしまいです。



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

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