第3話 学校にて(屋上)マッドな先輩

あ~あ

今から学校って考えると憂鬱だよ。

melancholyメランコリーだよ。

melancholicメランコリックだよ。


あ同じこと言ってたわ。

やべ頭回んねぇ。

もう疲れた。

嫌になるんだよ。

もういいよね。

きっと許してくれるよ。

両親も

家族も

友達……はわからないけど。

きっと皆許してくれる。

神様だって許してくれる。

いるかどうかわからないけど。

そういえば幽霊っていないんだっけ?

確か物が見えるのは光が反射するから。

光が反射するのは熱量を持っているから。

熱量があるというのは電気やプラズマなどがあるから。

つまりこの場合幽霊がいるなら、テレビなどの電子機器はまともに動かなくなりスマホなどの精密機器やAI、スーパーコンピューターなどもぶっ壊れるだろう。

よって幽霊はいない。

熱量があるからサーモグラフィーにも映るし、触れる。

急に消えたり現れたりしない。

触れる。

これが成り立たないから。

はい。

Q.E.D.

完全証明。



まぁどうでもいいや

このしょうもない生活でも退屈凌ぎにやってきたこともすべて終わってしまった。

ゲームをやればランキングは2位と大差をつけてTOPになる。

勉強をすれば1位になりやることがなくなる。

音楽をすればどの楽器もすべて弾けた。

何なら一人でオーケストラと同じ演奏ができた。

つまらない世の中。

もうやることなくなったしあの世でも見てこようかな。

もう現実は散々だ。

何時から可笑おかしくなったんだろう。

思えばあの時だ。

数学の懸賞問題を全て解き。

一生遊んで暮らせるぐらいの金を手に入れ親孝行をしようとすれば金を求めて両親が離婚。

あんな価値のないゴミで私の順風満帆な生活跡形もなく崩れ去るとは思ってもいなかった。

まぁ、もういいけど……




































隘路あいろになるこの生活

早く抜け出したい。

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