第12話 好んでいるわけではない
牛若丸を書いたからもうネタがない。
じゃあ、静との恋バナでも?
実は他にも妻がいます。
平安時代はそれが合法でした。後継ぎがいなくなると困るからです。一夫多妻制というのは乳幼児の死亡率が高かったりするとあるのではないでしょうか。
なんか歯切れが悪い。
悪いことをしていたわけではない。政略結婚みたいなのもあったし。
あれと同じことを現代でもしていたら、きっと非難轟々なんだろうな。
現在は別に乳幼児の死亡率高くないし。
そこを勘違いしちゃいけない。
あとは、色恋が入ると判断力が鈍る。だからダメと思う人が多いのではないか。
遺伝子が次世代に残ろうとして、本人の人格を無視して動こうとするのかもしれません。色欲というのは、次世代に自分の遺伝子を残そうとする行為に他ならなくて、れがなくなってしまったら、種が滅びます。
でも、限度はあります。
あんまりにもとっかえひっかえしていると人格を疑われます。気持ち悪い人という評価を受けてしまいます。
そういう人と一緒になろうと考える人はあまり多くはないのかもしれません。それでもいいというくらいの価値を見出してもらえればいいのかもしれませんが。
ゆえに、英雄、色を好むと言われてしまうと、ボクは考えています。
色を好んでいるのではなく、ただ選ばれてしまっているだけであるという……。
何の言い訳をしているんだ。
ボクはわりと一途だと思う。
一度好きになったら、好きでい続ける方なので。
だから、ボクは静のことが、いまも大好きです。
八方美人だから、自分なんて好かれてないとかって、思わなくてもいいからね。ねっねっね。
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