第5話 3月12日 森の人

 カクマラソン対策のためか義経関係なくなっている。ヤツが喋っている設定なんだけど。とりあえず今日の日記的な物を書く。


 昨日は用事があったので新規更新のためのエピソードを書く時間があまりなかった。でも、出先でKAC20235の「筋肉」を考えて、ほぼできあがっていた。

 それなのに、直前で筋肉美少年にしてしまった。ストックにしてもいいと思ったが、あまり気に入っていないから止めた。お蔵入りができるほど、余裕はあまりないのだが。


 いまのところ、毎日投稿している。そしてKAC以外のカクマラソンでも777文字以上を目指している。

 毎日投稿すると読む人が増えてくれると聞いたこともある。でもある程度の文章にしたいとは思っているので、毎日投稿はけっこう難しい気がしている。

 それでもがんばる。


 今日の話なんだけれど、チャットGPTの話を聞いた。AI人工知能がいろいろ作ってくれるらしいアレ。この前、テレビで特集をやっているのを見た。テレビのMC……羽鳥さんなんだが、彼らはやはりちょっと抵抗があるように感じた。


 でも、最近の若者はそれほど抵抗がなく使っているようだった。それで宿題を作るとか。「う~ん」と言っていると、「こういうのは利用していかなければダメ」と言われた。いくらAIと言っても、それがあればなんでもできるわけではなく、使いこなせる人とそうでない人があるらしい。そこで差が出るそうだ。

 今どきの若者も、それはそれで大変なのだと思った。


 でも、私は文章を書くのが好きで、その好きをAIに任せてしまうのはもったいない。だから「私は自分でカクよ」と言ったら、それなりの空気が流れた。

 宿題も自分で考えることによって身につくし。


 私は森の人オランウータンがいい。

 進化の時、他のサルたちが森から出て行ったのに、わざわざ森に戻ったオランウータン。


 流行りの逆に行くのも悪くはない。わざとそうしようとしているのではなくて、たまたま自分ができることが逆なだけだ。できることを、できるだけ。

 楽しんだもの勝ち。


 カクマラソンをAIに書いてもらったら、楽でいいなと考えたこともある。それをする人もいると思う。でも、カクという楽しい行為を、AIに渡してしまっていいのか? とも思う。


 羽鳥さんの朝のテレビで、AIに小説を書いてもらっていた。

 それを自分の名前で発表して満足できる人はそれでいいと思う。


 私はやっぱり、自分で書きたい。

 書きたくて書きたくて、書きたいから自分でカク。


 時代遅れと言われても、カク。

 それで森の人と言われたら、なんかカッコいい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る