第4話 ぐちゃぐちゃな人間関係
ぬいぐるみはもう少しもふもふ感を出したかった。でも、出なかった。もっとほのぼのした話が良かった。ボクが書くわけではないから良いのだけれど。
令和の皆さまこんにちは。九郎義経です。
第三回のお題が「ぐちゃぐちゃ」と聞いて、ぐちゃぐちゃについて考えてみようと思いました。
オノマトペがお題というのもどうかと思いますが、ふと頭をよぎったのは、ぐちゃぐちゃな人間関係でした。
平家物語でも書きましたが、ボクは複雑な家庭に生まれました。当時は一夫多妻なことも多いので、わりとあることですが、ボクの母は父の側室でした。兄上(源頼朝)のお母さまが正室です。側室と言っても、ちゃんとした奥さんです。
それで父方の兄が8人。父方の兄で言い方合ってる? 腹違いです。
それだけではなく母方にも兄弟妹がいます。
母上はボクと今若乙若兄ちゃんたちを助けるために清盛のおじちゃんに預けられます。そこで妹ができます。それから一条長成様の奥さんになります。そこで弟が二人できます。弟は公家になりました。
ママの子供は河内源氏の三人の他に平家のトップの清盛様との娘、それとお公家様がいます。すごいでしょ、えっへん。
ぐちゃぐちゃだよね。つまり、ママの美貌と知性は源氏も平家も公家も関係がありません。それをぐちゃぐちゃと言ってはいけません。
これは、ボクが小さい頃とかのぐちゃぐちゃで、ボクにはあまり関係がありません。ボクもこのぐちゃぐちゃに入っているから、関係ないわけではないけれど。
では、ボクのぐちゃぐちゃとは。
……えっと?
あれれ? ボクの人間関係のぐちゃぐちゃ? うん?
鎌倉殿の13人にも出ていた、正妻の
さて、現在も旅に出ると、各地に逸話が残っていました。義経が訪れたという場所では、たいていそこの娘とできていました。そして共通して捨てていました……。
ひとつ、言わせてもらいたいです。
ボクは一途なんだぞ。勝手に捏造するな。
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