第14話
男爵令嬢が、いや、あの女が
いくらあの女に誑かされたとはいえ、弱き者を守り、誠実であり、神を敬愛し、常に紳士的であれを重んじる聖国騎士が女性を殴るなどありえないのです。
殴られて気絶した
気がつくと、見覚えのある部屋でした。部屋を見渡すと聖ルミナス学院の生徒会室だと気付きました。両足と両腕を後ろで鎖で縛られて床に転がされている
すると、学院の制服を着た男が3人が入ってくると、
そして、着ていたドレスをナイフでズタズタに切り裂かれ、殴られ蹴られ暴行され何度も犯されたのです。
男達が満足すると
1度目で卒業パーティーをしたホールに着くと、ダンスパーティーが行われていていました。そこには、聖国の貴族が集まっており、国王が座る玉座に殿下が座っていました。玉座の左側の肘置きに座り、殿下に絡み付くように肩に両腕を回して抱きついている男爵令嬢が、涙を流しながら
身体を操られているせいで、言いたくないのにあの女を罵る言葉が、
そして、聖女を虐げアーノルド殿下を暗殺しようとした罪で、断罪したのです。
しかも、
王城の地下牢に入れられ、朝から晩まで1週間ずっとあの3人に犯され弄ばれたいく間に、
そして、また、洗礼式で記憶を思い出し、半狂乱になった
5回目の洗礼式の時には
その綺麗な光景に目を奪われていると、真っ白な毛玉は
『うわー!凄い綺麗な女の子だ!』
「あら、貴方も綺麗な猫ちゃんよ」
わー!!と、喜んだ声を上げながら
あの時のお腹のもふもふさは忘れませんわ!
『俺の声聞こえるってことは、君が僕の相棒だね!』
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