009:弾む水晶の音は光らず


 カーンカーンカーン、と鉱石を叩き割る音が、岩盤に響いて反響する。

 時に向かいまで透き通らせ、時に顔を映し出す水晶の森に俺とエッセはいた。

 色とりどりの水晶群は根から降り注ぐ光を乱反射させ、宝石の如く煌めいている。足場から天井まで一面に生い茂る水晶たちは、外界と切り離された別世界となっていた。

 つまり、ここは地上ではない。

 モンスター蔓延るダンジョン第一階層【鉱床樹海キムラヌート】である。


「いまになって鉱石採取に勤しむことになるとはな……」

「でもでもモンスター倒すよりも楽しいよ?」

「ちまちました作業は苦手だ」


 エッセが楽しく思えているだけ良かった。

 俺たちがダンジョンに来たのはブレアが依頼した義肢の素材探しのためである。

 輝星水晶スターライト

 不純物が極めて少なく、魔力透過性が極めて高い水晶のことだ。疑似アーティファクトや魔法アイテムなどにも使われる稀少素材である。

 それは通常の水晶柱などの内部に、少量だけ埋まっていることがあるらしい。

 いまはエッセが何本もの触手たちをツルハシに変えて、鼻歌混じりに水晶の柱を叩き折ったり、壁を砕いたりしてくれていた。


「ふんふんふーん。叩くと音が違うんだよね、リム?」

「ブレアが言うにはな。澄んだ音が鳴るらしい。他には、普通歪むはずの水晶の奥の景色が綺麗に見えるとか」

「一緒に割らないように気を付けないとだね」


 ツルハシを手に水晶を砕くことはできないけれど、腕に装着したガントレットの金属部で水晶を叩く。どこを叩いても同じ音しかしない。カーンコーンキーン。

 音を鳴らしている以上モンスターが近寄ってくるから、手早く無心で作業を進める。


「リムの力がミスティの役に立って良かったね」

「【触れ得ぬ者アンタッチャブル】扱いがとんだ出世だな。魔力補給装置にだけど」


 触れたアーティファクトに自動的に魔力を流してしまう俺の厄介体質が、肉体維持に魔力が必要なミスティの役に立った。

 以前、サリアとの戦いで負傷したエッセを短期間で回復させたのと同じだ。

 まぁ、あんな状態になったのは俺のせいでもあるらしいのだけど。


「リムー、手止まってるよー。コンコンして?」

「悪い」

「早く見つけてあげないと。目が見えないのは可哀想だよ」

「……確かにな」


 俺たちの探している輝星水晶スターライトはミスティの瞳に使われる素材だ。

 ミスティの身体は完全に全身が金属というわけではなく、瞳や髪、一部内臓(と言っていいのか?)器官が別のもので出来ているらしい。

 確かに髪なんかは綺麗な灰金色で、金属っぽくはなかった。


「アシェラと今日も会えなかったね」

「……そうだな」

「理由教えてくれなかったし。大丈夫かな?」

「【開闢祭】忙しかっただろうし、休みをもらっただけだろ」

「そうかな」


 きっと違う。

 休みなら受付の人はそう言っている。口ぶりからして受付でない業務はやっているようだった。

 妙に胸の下あたりがざわつく。いま思うとクリファに来てからほぼ毎日アシェラさんと顔を合わせていたのだ。なのにもう一週間ほど会っていない。

 【アスクラピア】の病院で見かけたアシェラさん。あれは本当にアシェラさんだったのだろうか。ならなんで逃げて――。


「あ、リム、モンスター来るからちょっと行くね」

「任せた」


 駆け出したエッセが、水晶の森の影から現れたクォーツボアに触手を絡めてぶんぶん振り回して投げ飛ばす。

 背後より、水晶に擬態して迫る、ヒト型の水晶兵クォーツウォーリアがいたが、感知能力を持つエッセに不意打ちは通じない。

 振り向かずにエッセの髪が触手の束となって水晶兵クォーツウォーリアの身体を絡めとり、空中へ放る。

 あとは落下するのみの憐れな水晶兵クォーツウォーリアは、エッセがハンマーへと擬態させた触手で殴られ、その硬質な身体は無残にも粉々に砕け散った。

 水晶の塵が、まるで星屑のようにエッセのもとに降り注ぐ。まぁ鉱石に過ぎないから、エッセはすぐに離れて塵を払っていたけど。


「あ!」

「ん。どうした?」


 エッセが声を上げて何かを拾い、こちらへ駆け寄ってくる。

 その手には拳大の大きさでゴツゴツした水晶が握られていた。

 白く透明なそれは、透かして見ても向こうの景色がそれほど歪まない。目で見る限り、不純物もなさそうに見えた。


「そういえば一部のモンスターからも獲れるって言ってたな。まず落とさないから気にしないでいいとも言ってたけど」

「なんだか水をそのまま持ってるみたい。もしかしてこれで完了だったり?」

「品質がどうとか言ってたからなぁ」

「よぉし、俄然やる気出てきたよ! どんどん行こー! カンカンっ!」


 溌剌としたテンションで、次なる輝星水晶スターライトを求めてエッセが水晶を砕いていく。

 俺の鬱屈とした気分を打ち砕くかのように。


「本当に楽しそうにやるな」

「うん! 昔から身体動かすのは好きだったし、それに自分のやってることが誰かの役に立つのってすごく嬉しい!」

「そっか。なら、ここらの水晶全部砕くか」

「うんやるよぉー!」

「待て待て待て冗談だ、冗談。砕いたやつ全部確認する俺の身にもなれー! ていうか、輝星水晶スターライト砕いちまったらどうすんだ、もっと落ち着いてうわっぷ水晶かかった!?」


 どうやら俺が入院してたことも相まって、ずっと身体を動かしたくてうずうずしていたらしい。

 ここら一帯の水晶を砕かんとする暴れ皇女にどうにかついていくしか、俺に残された選択肢はなかった。



―◇―



「うーん。うん、全部ダメ」

「はっ?」


 工房に持ち帰った輝星水晶スターライトを全部確認して下したブレアの答がそれだった。

 昨日、ブレアと別れてからの夕晩での探索に加えて、今日昼前から夕暮れまでひたすら輝星水晶スターライトを掘り続けたのだから、そんな声も出る。

 ブレアは深くため息をついて、拳大の輝星水晶スターライトとルーペと作業台に置く。その他にも十個近い輝星水晶スターライトが転がっていた。


「残念だけど、品質基準を満たす輝星水晶スターライトは一つもないかな。特に魔力透過率が厳しい。見てて」


 ブレアは黄金色の樹液のようなもので満たされた大きなフラスコに、小さな火ばさみのようなもので摘まんだ輝星水晶スターライトを沈めた。そのまま十数秒後置いてから、輝星水晶スターライトを引き上げる。


「なんだこれ」

「綺麗な透明だったのに、黄色のまだら模様になっちゃったよ。ちょっとずつ抜けてってるけど」

「うん。これは魔力が溶け込んだ薬液なんだけど、見ての通りその魔力が水晶の中で留まっちゃってるんだ。魔力透過率が高いとこうはならないんだけどね」

「魔力透過率が低いのをミスティの目に使うとどうなるんだ?」


 ミスティの翠玉の瞳を見ながら尋ねる。


「パス接続時に魔力が輝星水晶スターライトに沈殿するため、視覚情報の取得が困難になります」

「見えないってわけね」


 作業台を囲って、ミスティ除く俺たち三人は腕を組み唸る。

 まさか一つも掠りすらしないとは思わなかった。


「でも仕方ないよー。そもそも輝星水晶スターライトの中でも純度差があって、かなり高品質の要求してるし。第一階層のならこんなもんかなぁ。これでも売れば結構いい値するよ。むしろよく十個近く見つけてきたって感じ」

「下の階層のほうが出やすいの?」

「もち。やっぱ下の方が稀少なの出やすいよね。その分行くのもタイヘン、持って帰るのはさらにキビシーなんだけどさ。あたしじゃ無理かな」

「言っとくけど、俺たちはまだ第二階層すら一度も行ってないからな」

「そうなのっ!? はぁ、今日一ビックリしたかも。でも手も怪我してるもんね。無茶してない? 無理は絶対にしないでね?」

「そこは私が目を光らせてるから大丈夫だよっ」

「マルクトに似た誰か」


 ふんぞり返って鼻高々なエッセの態度には一切関心を示さずにミスティが呼びかける。


「エッセって呼んで欲しいな。私もミスティって呼んでるんだから。リムのこともね」

「ではエッセ。あなたの力で輝星水晶スターライトを感知できないのですか」

「エッセの力のこと知ってるのか」

「記録の修復過程でマルクトの断片情報を取得。ダンジョン情報を認識する機能があると推察しました」


 エッセの感知能力。スキルか魔法かは不明だけど、ダンジョンと繋がっているものなら、物だろうがモンスターだろうがアーティファクトでもその位置を把握できる能力だ。

 第一階層の水晶の森もその感知能力で発見した。

 だから、輝星水晶スターライト自体の感知もできるのではと思ったのだろう。

 けれどエッセは頭を横に振る。


「無理なんだ。輝星水晶スターライトと普通の水晶って感知してもほとんど変わんないから。これでもとっても集中していっぱい魔力使って精度上げて、微妙に違うもの選んで持ってきたの」


 エッセ曰く、暗い森の中で黒い葉っぱを一枚見つけるようなものらしい。


「私の感知って『もう一つの目で視る』って感じだから小さいモノだとわかりにくいし。ごめんね」

「謝罪の必要はありません。ですが、魔力が必要ならばリムが提供すればいいのでは? リムの珍妙な魔力であれば、私のときのように力の拡張ができるはずです」

「珍妙言うな。はぁ、多分難しい。前に試したときは変な感覚に陥って……そういえばお前は俺から無理矢理魔力を取ったとき、変な光景を見なかったのか?」

「光景とは? 流入する過剰な魔力はありましたが」


 見なかったのか。俺とエッセがしたときは、お互いダンジョンに取り込まれているときの光景を見たはずだけど。

 確かに面食らっている風でもなかった。

 悩んでいるとブレアがパンパンっと手を叩き、そのまま両手を顔の前で合わせる。


「まだ初日だし、大丈夫だよ。二人ともありがとね。剣も握れないのに無茶させてごめん」

「大丈夫だよ。私、モンスターを躱すのはとっても得意だから。いざとなったら、リムを抱えて逃げるし」

「やっば、男前なんだけどぉ……!」


 全然ときめかないけど。


「他の二つはもっと集めにくいんだよな」


 必要な素材は全部で三種類。その中でも輝星水晶スターライトは瞳の分の少量でいいが、残りはそれなりの量がいるとブレアは言っていた。


「そーなんだよね。パス・スレッドとリク・ミスリル。どっちも難儀でさ」

「ダンジョン行ってるときに思ったんだけどクエストは無理なのか?」

「一応もう出してるけど、触られてる気配すらなくてウケる」

「この時期ってクエストが増えるんじゃ……あぁ」


 言いかけて気づいた。そう、増えるのだ。


「そそ。【開闢祭】前後は外からの依頼は増えるけど、探索者はそこまで増えるわけじゃないからね。クエスト消化率がガクッと下がってマジ泣けるんだけど。まぁ輝星水晶スターライトしかクエスト出してないけどね」

「どうしてなの?」

「糸の方は置いておいて、リク・ミスリルは単純に高いから」


 即答だった。高い。値段が?


「そもそもリク・ミスリルってなんなんだ?」

「ミスリルなら知ってるよ。すっごく魔力との親和性が高くて、加工の仕方で特定の魔法の効力を高めたり、逆に弾いたりできちゃうんだよね。それで作った鎧を着た騎士が、たくさんの魔法使いを一人で倒したってお話知ってるよ」

「『灰騎士冒険譚』! あの話知ってるなんてさては通だなぁ~? あれあたし超好きなんだよね! 悪い魔法使いに攫われたお姫様を助けに行く騎士様かっこよかったぁ~。ん? あれ、てかエッセちゃん、よく知ってたね」

「え、えーっと、ダンジョンでそういう話してるの聞いたことあるのっ」


 ハッとしたエッセが慌てて弁明する。俺をちらりと見てから察したのだろう。顔を赤らめて俯いていた。

 いつかボロを出しそうで不安だ。


「一生話してられるけど戻そっか。リク・ミスリルはミスリルの同素体みたいなもの。原子の配列結合が異なってて、例えるならダイヤモンドとグラファイトの」

「待て待て、専門的なこと言われてもわかんないって。同素体の時点でさっぱりだから」

「んーと、超絶ざっくばらんに言うと液体版ミスリル、って感じ? でも溶かしたわけじゃないよ」

「液体の金属?」


 頷きながらブレアがミスティの足元に座る。


「ミスティ、脚持っていい?」

「どうぞ」


 ミスティの金属とは思えない曲線美の脚と、銀フレームの義足をブレアが軽く持ち上げる。


「こっちの義足と違って、ミスティのボディが全部同じ金属で出来てるって話したでしょ? それがリク・ミスリル」

「でも液体じゃないよ?」


 エッセが小首を傾げる。同意見だった。


「うん。リク・ミスリルは魔力透過率が抜群に高くて、特殊な工程を踏むと延性のとても高い固体になるの。そこに特定の魔力を通すことで形状を記憶させられるってわけ」

「記憶?」

「そ。折れたり曲がったり、砕けたり、熱で歪んだりしても魔力を注げば元の形に戻るの。しかも、硬度や延性、果てはミスリルと同じ耐魔力まで調整可能! ミスティのすごいところはリアルタイムでそれを常に変化調整してるってところ! はぁ~すごいよねぇ~こんなの人間業じゃないって。もう作られたんじゃなくてそうあるべきとして生まれたみたい!」


 ミスティの脚を触りながらうっとりするブレアが、脚から腰、そして腹部へと手を移動させた。

 涎垂らしてるように見えるのは気のせいだろうか。


「それに内部と違って肌は本当に人みたいに柔らかくてぇ、お腹ふにょふにょでぇ、硬く感じるのに摘まめるんだよ、ふへへ~ふにゅふにゅ」

「停止要求。腹部を摘ままれるのは非情に不愉快です」


 触覚の樹状模様が赤く明滅する。


「その触覚、普通に赤くなるんだな」

「訂正要求。触覚ではありません。指向型魔力送受変換装置。通称アンテナです」

「真っ赤だけど」

「装置を循環する魔力の波が乱れたことが原因です。不愉快な行動と言動のせいです。私は虫ではありません」

「わかったわかった、アンテナな」

「ブレアもです。いつまで摘まんでいるのですか?」


 眼力に気圧されたブレアが諸手を挙げて降参し、再び義肢の調整に戻っていく。

 そのしょんぼりとした姿に少々奇特な性癖は、どこかサリアを連想させた。


「……ミスティは魔力さえあれば身体を治せるのか?」

「不可能。私のこのボディはあくまで外付けの装置に過ぎません。厳密に私を指すものは胸部に格納されているコアです」


 突如シャツを脱ぎ払おうとするミスティを制止する。


「見せたほうが効率的と思ったのですが……。そのため、機能不全となっている自己修復機能でも四肢の再生はできません。同一物質の供給で可能なのは、小さな損傷のみです」

「本当にあと数週間ももつのか?」

「放置すれば間に合いませんが、ブレアの想定している修復――目と義肢を自身のボディとして適合させられれば、魔力の漏出がなくなり、全リソースを機能回復に回せます。どれか一つでも達成できれば、猶予は伸びるでしょう」


 なるほど。例えるなら複数個所の出血。全て放置すれば出血多量で死ぬが、幾つか塞ぐことができればすぐに死ぬことはないと。


「ただ、ね。こんなにすごいものだから当然お高いわけで。拳一個分くらいの瓶一本分のお値段なんと――」


 クリファにおける市場相場価格を聞いて、俺は言葉を失った。


「二桁くらい間違えてないか?」

「ミスリルよりも高価だからね。一応ミスリルからも作れるんだけど、特殊スキルが発現してないと無理だから」

「リムが【アスクラピア】で治療受けたときの半分くらい?」

「えっ、あそこでそんなかかるってどんな怪我したの、リムくん」

「腕が炭化寸前まで行った……らしい」

「【アスクラピア】での治療受けてもまだ手を満足に動かせてないくらいだもんね。うん、納得」


 なんかドン引きされてないか。

 しかし、瓶一本でこれだから、鎧一式分になるとどれだけの値段になるのか想像もつかない。

 当然鎧へと加工する技術料も上乗せされるわけだから、考えたくもなかった。

 ダンジョン素材を用いた装備の値段は青天井と聞いてはいたけど、その一端を垣間見た気がする。

 鎧どころか人間のような動きすら可能なミスティとなると……。


「確かにお前に勝る稀少性はないな」

「はい。ようやくご理解いただけましたか?」


 別に一切身動きしていないのに、顎を突き出して見下されたように感じたのは俺の気のせいだろうか。

 表情筋動いてないだけで絶対に感情あるだろこいつ。


「しかし、こんなのどうやって見つけるんだよ」

「そもそも市場に出回らないんだよね。最悪瓶一本分くらいでいいんだけど。やっぱダンジョンで探すしかなさそう……」

「ダンジョンで探すなら一目だけでも実物のリク・ミスリルを見ておきたいな。全く知らないものだと感知しようがないよ」


 触手がくるくるとうねり、エッセの頭で疑問符を作る。


「エッセ、私の身体ではダメなのですか?」

「ミスティのリク・ミスリルは魔力を通して加工されちゃってるから。リク・ミスリルじゃなくて、ミスティとして見えちゃってると思う」


 しかし市場にはないから、ダンジョンでリク・ミスリルを見つける必要があるけれど、探すにはあらかじめ一目見ておく必要があって市場に出回ってないといけない。

 ぐるぐるだ。


「上位のギルドならもしかしたら保有してるかもだけど、ごめん、あたしそんなコネない。探索友達にその手の流通に顔の利く人いるけど、滅多に見かけないって言ってたし。一応頼んではいるんだけどね」

「同じく」

「「「うーん」」」


 どうしたものか。ただでさえ稀少なものなのに、それを腕と脚一本ずつの量が必要とは、難儀を通り越して不可能じゃないか?

 なんとか別の入手法を考える必要があるけれど、それこそ俺が当たれそうな人となると、担当シスターのアシェラさんくらいしか思い浮かばない。

 なんとかして会って、ダメ元でも聞いてみるしかないか。


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