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私は、私の義母(妻の母)を自院(有床診療所)で看取りました。
義母の通院先は、診療所から、たくさん患者さんを紹介させてもらっていた病院でした。
義母はHCV→LC→HCCでしたが、担癌患者さんの多くの終末像と同様に、直前までは元気にしていましたが、一気に崩れました。病状説明があるのでついてきてほしいと妻に頼まれ、妻、義父(半分認知症)、私の3人で病状を聞きました。子供たちは小学校低学年と幼稚園児だったように記憶していますが、同院では個室管理であっても、子供と一緒に泊まって見守り、はできないとの話でした(それはしょうがないと思います)。
「家族」での話なので、私は黙っていようと思っていましたが、病院のルールと当方(というか妻)との希望がアンマッチで、あまりこれは良くないし、見ていただいている先生方にも申し訳ないと思い、「すいません。娘の夫です。いつもお世話になっております。○○診療所の✕✕です。」と自己紹介。向こうのスタッフの方も一瞬固まり、「あぁ、いつもお世話になっています」とびっくりされていました。
「義母は、もう看取りのステージで急性期病院の貴重なベッドを占拠するのも申し訳なく、また、妻の希望もかなえたいと思うので、診療所での看取りとさせてもらってよろしいでしょうか?」とお願いしました。もちろん先方もOK。
救急車を使って15分程度の距離で、病院所有の救急車で搬送してくださいました。ちょうどその日は私も当直だったので、家族一同、最期の夜を一緒に過ごしました。翌朝義母は永眠しました。
義父は、こちらに引き取ろうとしたところCOVID-19に院内感染してしまい、そのまま旅立ってしまったので、診ていただいた病院にはご迷惑をかけてしまったなぁ、と思っています。
目下の悩みは、新幹線の距離に住む私の両親に何かあった場合、どうしようか、という事です。
作者からの返信
御両親の事は心配ですよね。
特に遠方にいる場合には。
1度交通誘導員の仕事をしてから過敏反応するようになりました。救急車の音を聞くと歩行中や自転車に乗っていようが救急車が無事通過できるか見守ってしまいます。
先日乗る側になったうえに同乗者であった時は周囲の方々が狭い道を何とか譲ってくれる事にずっと感謝していました。
状況によっては時間が重要になる病気もあります。
救急車が来たら道を譲る。当たり前のように行動して下さるドライバーの方々に深く感謝し、自分もそうありたいと思います。
作者からの返信
救急車に道を譲るというのは日本のドライバーの美徳の1つですね。
でも、仕事で救急車に乗っていて、偶にぶつけられそうになる事もあります。