第084話『千年結界とその周辺』

「……──まさか、こんな時期に戻って来る事になるなんてな」


 そう言って、病院明けな伊織は見上げる──。

 石畳によって造られた千段階段。

 歩く歩幅は、並々程度。

 千段階段の隣には、夜中というだけあって灯篭の燈火が灯っている。


「……なぁ、私の姿を見てるんだろ。さっさと姿を見せろ」


 伊織が虚空へと声を掛ける。

 ──誰もいない。

 だが、伊織は確たる認識を以ってして話し掛けた。



『──人遣いの荒い魔法少女だ事で』



 黒猫が姿を現した──。

 不自然。

 こんな山奥──それこそ立ち入り禁止の禁域で黒猫が生きている筈もない。精々、食物連鎖のピラミッドに押し潰されるだけだ。

 だがそれ以上に、伊織はこの黒猫について見覚えがあった。


「さっきから変な気配がするかと思っていたが、やっぱりか。いやそもそも、どうやって渡ってきた」

『──何、を使って渡ってきたとでも言っておこうか』

「なるほど。。確かにそれなら、ある程度決まった地点まで瞬時に行ける訳だ」


 霊脈を伝って来た──。

 その言葉を聞いた黒猫の瞳が細く輝いた。


『……──何故、それを?』

「まぁ、というだけさ」

『……なるほど』


 その黒猫の呟き──。それは全てを察したと云わんばかりのものだった。

 事実、その黒猫には、その伊織の言う家系について心当たりがあるのだから。


「……それで、しかし、何故私について来る」

『向かう先が同じなだけ──とは言えぬか。少々かつて知った家名の名の顔を拝みに行こうと思っていたのだが、それは如何やら無理そうだ』


 そう呟く黒猫の毛が逆立つ──。

 なるほど、確かに。

 伊織が心当たりがあるが故に、その事実に対して納得を覚えるのだった。


「──"千年結界”。曰く、魑魅魍魎が跋扈していた時代に造られた退だそうだ。お前のような魔に属するような奴には有効だそうだな」

『なるほど。これは少々、わたしにとっても影響が出そうだ』


 振り向く──。

 伊織の眼下にいるのは、正体不明の黒猫。

 故に伊織は、その正体について問い詰める必要があった。


「──魔に属する黒猫よ。お前は誰だ」


 その伊織の問いに、黒猫は何を気にする訳でもなく、彼女の隣を通り過ぎた。

 一瞬、知らんぷりでもされたかと思っていたが、伊織が石畳の階段を見上げると、今度は黒猫の方が此方を見下ろしていた。


『──きっとお主は、いずれにたどり着くであろう』

「私がか? 蓮花とかではなく」

『蓮花……。あぁあの時の小娘か。──だが、世界の真実を知ったところで、だ』


 意味深な言葉を残す黒猫──。

 その姿は、まるで中世の魔女の使い魔をやっていたであろう貫禄を、ありありと滲ませるものだった。

 だが、ただ──。

 "千年結界”の影響を受けているのか、背中の毛が逆立つ姿は、先ほどまでの貫禄を無に帰すに十分過ぎるものだった。


「──なら、さっさと尻尾を巻いて逃げたらと思うけど」

『そうさせて貰うよ』



 ♦♢♦♢♦



 あれは、幾ばくか前の事だ──。

 ──伊織が目を覚ました。

 白い天井が広がっているとは何処かで聞いた事があるが、まさか伊織自身それを体験する事になろうとは。


「──あっ!! ようやく起きたんですね!」


 扉を開けて、誰かが室内に入ってきた。

 それは、手に布などを抱えた蓮花の姿だった。

 しかし、不思議な事に何やら目を輝かせたようで。まるで、のように──。


「──えっ!? 伊織さんが目を覚ましたんですの!」

「ちょっとカレンさん。痛い!? 痛いですから!」


 そして、蓮花の次に室内に入ってきたのは、カレンだった。

 ──その様は、先ほどの蓮花と同じく、まるで信じられないものを見たかのよう。

 だが、蓮花の時とは違うのは、あまりの感激か衝撃か、それで飛び出そうと蓮花とカレン同士で押し合いをしている点か。


「──わっ!? ちょっと!!」


 そんな様子を伊織がベットに座ったまま見ていると、揉み合った末に、その勢いのままにカレンの体が飛び出してきた──。

 様々な器具が、伊織の周りには置いてある。

 だが、伊織が考えるよりも先に体が動いた。

 そのまま上へと飛び上がるようにして伊織が回避をすると、そのすぐ数瞬後にカレンがベットにダイブするような形で、どうにか被害なしで不時着をするのだった。


「……何やっているんだお前たち」

「あ。あはは……」


 これには伊織も、少しだけ顔を顰める。

 対するカレンは、愛想笑いにてどうにかこの場を凌ごうとしているのだった。

 そして蓮花はというと、まるで他人事と云わんばかりに知らんぷり、と。

 混沌さ、此処に極まれりと言った感じ。


「……そう言えば伊織さん。体の方はもう大丈夫なんですか?」

「体の方?」

「──まぁ、大丈夫だと思いますよ。まるで、健康体そのもの。とは思えない軽やかさでしたよ」


 数日間寝ていた、と──。

 衝撃的な発言が蓮花の口から漏れた気がするが、果たして気のせいだろうか。


「──えっ!? 私ってそんなに寝ていたの! てか、寝ていたの、私が!?」

「えぇ、それはもう。──"真子島攻略作戦”の最終討伐目標──あぁあの大きな"ケモノ”ですね。それを倒した後に、伊織さんは倒れたの」

「……伊織さん、もう起きないかと」

「あー何だ。此処にあるティッシュでも使う、か?」

「それはもう、涼音さんは口では素っ気ない言い方をしていても心配しているのが丸わかりですし、特にカレンさんなんてこんな調子ですし」

「……それはまぁ、ご苦労さん」


 よいしょっと、蓮花はゆっくりと歩みを進める。

 ちなみに、先ほどから蓮花が松葉杖を使っているのは、あの時の着地に失敗したらしい。

 ──こう、ボキッと。

 掃討戦が殆ど終わっていたのもあって幸いしていたが、あれが戦闘が続いている時だったら、それこそ本当に不味い展開になっていた筈だ。


「(また今度、高度からの着地方法でも叩き込んでおくか)」


 さて、伊織が蓮花への厳しい指導を脳内で勝手に描いていると、当の蓮花は何かを思い出したのか、その表情をを変える。


「──そう言えば伊織さん! 起きたら渡そうと思っていたがあるんですが、今時間はよろしいですか?」

「まぁ、特に用はなさそうだし、別に構わないが」

「それは良かったです」


 そう言って蓮花が取り出したのは、

 ──伊織は、それに目を通す。

 そこには、納得と面倒事になったと焦燥感を滲ませる内容であった。

 曰く──。


「──なるほど。"国家魔法契約少女”として、国家のために尽くすという、云わばという事、か」


 ふと再度座り直した伊織は、再度蓮花とカレンがいる歩行へと、何気ない視線を向ける。

 ──言い争う声。先ほどのやり取りがお互いに気に入らないらしく、その様模様は燃える炎の如く苛烈を期していた。


「(──とはいえ、勝って良かったなー)」


 キャットファイトなその様模様を横目で見つつ、当の伊織はそんな事を思うのだった。



 /17



 そして、幾ばくか伊織がその千段階段を登り続けて、見えてきたのは堅牢豪華な山門の姿。

 そこは何処か。

 その正体は、当の伊織の表情を見て明らかだった。


「……──そこのお前止まれ」

「……」


 そんな伊織の内心なぞ誰とも知らず──。

 山門を当の伊織が通り過ぎようとしたところ、掛けられた声。

 嫌な予感を抱きつつも伊織が声のした方へと振り向くと、山門に素会え付けられた小さな建物から和服姿の男性が現れた。


「……見ない顔だな。旅行客か? 困るんだよ、勝手に敷地内に入られちゃ」

「……」

「おい、何とか言ったらどうだ!?」


 伊織の視線は、冷たいままにだんまりと──。

 ある程度の予想は付く。

 とはいえ、今現在の伊織の一行動は、その結果の全てを決定付けると言っても過言ではない。

 善悪でさえも。

 これがだったとしても。

 だが、伊織がそこで初めて言葉を口にしようとした瞬間、その未来──結末は定められたと言う他なかった。


「……あぁ頭痛い。こんな時間に何事だ?」

「──守衛長。いえ、如何やら紛れ込んだ客がいまして、今追い出すところです!」

「追い出す? で、その客というのは──っ!!」


 伊織と守衛長と呼ばれた男性とで、目が合った──。

 和服を着た男性は、伊織の事を知らないらしい。

 しかし、守衛長を呼ばれた彼は、如何やら上の者からの情報で、という人物を知っていた。

 その証拠に守衛長は、その眠気漂う表情を瞬時に青くさせた。



「──おかえりなさいませ、!」



「……あぁ、ただいま」



 その言葉のやり取りで、無理矢理頭を押さえつけられていた男性の顔が、伊織からの位置からは見えないが青くさせる。

 自らが何をやったか、その愚かさを知り──。

 そして、男性の雇い主であるを思えば、すぐさま謝罪と訂正の言葉を述べるべきだ。


「(……──何で口が動かない)」


 しかし、男性が謝罪と訂正の言葉を述べる事はなかった。

 いや、自らの保身という身勝手な理由であったものの、伊織に対して謝罪と訂正をしようと思っていたのだ。その行いに、間違いはない。

 だがそれでも、男性の口は動かない──。

 いやそれどころか、だった。


「──なんだ。こんなところまで出張るような、気遣いの持ち主ではないだろ」


「ほっほ。少々、此処まで足を運ぶがあっての。我が娘への出迎えはそのついでじゃ」


「そりゃ流石の、。私の権力じゃ、その足元にすら及ばないな」


「お前が婚姻破棄なぞするからのぅ。あの益荒男が気に入らなかったかの? 別に儂とて鬼ではあるまいし、第二夫を作る不義理程度見逃すつもりだったのがの」


「……──ほっとけ」


 伊織と、その柳田家当主とやらの会話は、ある程度の身分ではよくある話。それどころか、伊織を立てているだけあって、その待遇は凄まじいものだ。

 だが、そんな他愛のない会話だったとしても、当の男性には過度なストレスが圧し掛かる。

 ──逃げたい、吐きたい、と。

 しかして、もし男性が本能の赴くままに行動をすれば、それは自らの生をへし折る事と同義だ。

 故に、一刻も早く終わって欲しいと、──そう思わずにはいられなかった。


「──ところでジジィに聞きたいんだが、?」


 心臓がキュッと縮まる──。

 伊織が誰かの名前を挙げた訳ではない。

 だが、男性自身を指したものだと、そう思わずにはいられなかった。


「──あぁ、儂が態々此処に来たにも、ソイツの訳あってのものじゃ」

「……と言うと」

「風の噂でお前が魔法少女をやっていると聞いての。──さぞ、と思っての。精々、儂からの渡しそびれた誕生日ぷれぜんととやらと思ってくれて構わないからの」

「……──そうか」


「(──そうか。俺が何も知らされていなかったのは、鹿だったか」


 ──馬鹿な話だ。

 いやそれは、男性自身に向けられたものだ。

 そこに自己愛など類などはなく、ただただ結果だけを見ている、まるで他人事の気分のようだった。


「──悪く、思うなよ」


 柳田伊織と呼ばれた彼女が、男性自身の首元に差してあった刀を抜き取り、静かに添える。

 正義感も義務感もない。

 刀は、道具であり武器だ。

 それ以上でも以下でもない。


「……」

「……」


 男性の首元に、冷たい刃が着く──。

 冷たくて、冷たくて。まるで、処刑人の断罪剣にも似た、生命が終わる予感を感じさせる、そんな冷たさ。

 だが、そんな伊織の内包する心情は、何処までも続く茜坂を思わせるものだ。

 確証はない、聞いた訳でもない。

 ただ、そう思うだけだ。


「──最後に、すまなかった」

「あぁ」


 断罪の鐘を告げる刃が、男性自身の首元へと走る。

 軌跡はない、希望もない。

 ──でも、それだけで十分だった。


「(──まぁ、人に褒められたような人生でもなかったが。でもこんな、《《魅力的な彼女が最後に見る胡蝶の夢だったら。──まぁ、悪くはない、かな?)」



 ──暗転。



 ♦♢♦♢♦



「──伊織お嬢様。お着換えの準備が出来ました」

「……そうか」


 湯浴みの時間を終えて、伊織は着替える。

 用意されたのは、豪華な着物。そのすぐ傍には他の家では侍女に当たる女性がいて、着替えを手伝うつもりなのだろう。

 その行為に納得をして、伊織は成すがままにそこに立ちずさむ。

 そして、そんな伊織に対して、用意された着物を着せていく女性。


「(──まったく。だから実家は嫌いなんだ)」


 伊織にも立場があって、目の前で彼女自身の身支度をしている彼女にも立場が存在している──。

 例えば、立場を弁えろとはよく聞く話だが、何もそれは自分自身の立場をそれ相応に低くしろという訳ではない。

 伊織はお嬢様で、目の前で身支度の最後の調整に入っている女性はそのお付き。

 互いに、立場に則った姿勢と行為でいなければならないのだ。


「──伊織お嬢様。身支度の方、整え終えました」

「そうか、礼を言う」


 故に、伊織が言う言葉は、それだけで十分だった──。



 /18



「──やぁ、ようやく来たのぅ」

「……」

「そこがお前の席だ。座ってくれたまえ」


 伊織は座る。

 気配の類から言って、如何やら人払いの類は済ませているらしい。

 そんな伊織の前の席に座るは、柳田家現当主にして、彼女の祖父でもある──柳田宗剣そのものだった。

 厳格で、未熟な者には興味を示さず、何処まで行っても求道者であった。

 事実、宗剣の覚えのある者は、それ相応に未来ある若者か、相当の実力者のみ。輝かしい未来のない若者や、そこにいるだけの只人なぞは、はなから興味の対象どころか覚えてすらいない。


「──それで、私に一体何の用だ。私にも用があったから良かったものの、なんてな。婚約の件でもないだろう」

「確かにの。儂にもお前に用はあるが、それはお前の用が先にした方が良いじゃろう。そちらも方が分かりやすいじゃろう」

「……──そうか」


 話しぶりというか、思考回路の系統と言うべきか──。

 事実、柳田宗剣という男は、そういった男だ。

 たとえ、伊織がこの場でごねたところで、何かが変わる訳でもない。宗剣がしゃべる事なく、興味の対象から離れる事もなく。

 一種の諦めにも近い感情で消化しつつ、伊織は自らの本題について話し始めた。


「──私は、住んでいる梓ヶ丘という土地で魔法少女になった訳だが、そのための書類に対して印鑑を押して欲しい」

「あい、分かった」

「……──は?」


 頼み事に返事と──。

 少なくとも、普通の家庭だったらそれ相応に言い争う事になるだろうし、子供が一種の財産である金持ちの一家ならばそれ以上のものとなるだろう。

 事実伊織は、

 故に、伊織自身への過度な期待を寄せている彼女の祖父である宗剣に頼み込んだ訳なのだが、まさかこんなにもすんなり行くとは。

 感謝以上に、疑いの思考が募るばかりだ。


「──何か問題か?」

「あぁいや、思ったよりもすんなりいって、少し驚いただけだ」

「そうじゃの。上、本来親であるに頼むべきじゃが、──それは儂にとっても都合が悪い」

「……」


 伊織は、その言葉を聞いて口を紡ぐ。

 何も伊織は、自身の親である彼を擁護しようと思った訳ではない。

 むしろ、毛嫌いする人物そのものであった。

 そして彼女の親に向ける感情は、奇しくも目の前で無能と裏切り者と称した祖父である宗剣と同じなだけだ。


「──それに、お前の母親──あ奴はの、血筋こそ素晴らしかったが、その心意気は腐った果実のように不味くての。──それこそ、


 ──息を呑む。

 言葉にならない息を呑む。

 伊織が生まれて間もない頃に彼女自身の母親は、死んだと聞かされた。

 知らない誰かが、知らない内に死んだ。たとえ伊織が所謂転生者ではなかったとしても、物心付く前に死んだ母親を自分の母親だと認識するのは難しい。

 現に伊織が、これまで自身の母親に向ける感情は、ただの他人に過ぎない。

 故に今回の宗剣の発言は、衝撃と共に、初めて伊織自身が母親に向けるなのかもしれない。


「……──私の母親は、その、魔法少女だったのか?」

「あぁ。少しばかり話が長くなるが、その前に──」


 その言葉と共に、宗剣は立ち上がる。

 齢70は超えているであろう老体を引きずって、そして鈍足な歩みを以ってして、背後に鎮座していた一振りの刀を手に取った。


「(……──相変わらず、ホント性格がクソなだけで、その振るう剣の鋼曇る事無し、か)」


 そして、伊織も立ち上がった──。

 これから伊織と宗剣同士、何をするかなんて、お互いの立ち振る舞いを見るだけで、その後の事を語る事必要ない。

 だが、それでも伊織は、確認のためとその口を開いた。


「──それで。この、私が勝ったら話してくれる。その認識で良いんだな」

「あぁ、構わぬとも。──もっとも。お前がこの儂──柳田家現当主、柳田宗剣を打ち破ればの話だがな」

「ほざいてろ、この死にぞこないが」


 片や老体、片や柳田家最高傑作とも謳われる彼女──。

 だがその差は、。いやむしろ、伊織よりも宗剣の方が上回っているくらいだ。


「……」


 しかし、伊織はまだ発展途上──。

 肉体の全盛期も技の全盛期にも、まだ当の伊織は端が掛かっていない状態だ。

 とはいえ、それを言い訳の類にするつもりなんてない。

 勝つか負けるかは、それこそこの立ち合いにて決めるのだから。


「……」


 齢70の老体である宗剣は、立つ事で分かるその肉体。

 全盛期こそ素晴らしい肉体をしていたであろうその肉体は、今は枯れ木の如く佇むのみだ。

 しかし、その内に宿る覇気は、並の剣士どころか、世界有数のものであろう。

 ──肉体の全盛期過ぎても、その技今だ途上のものだ。


「……」

「……」


 お互い、相手の出方を見る──。

 下手を打った方が負けるのは明白。

 だがその均衡は、相手の実力が知りたいとの好奇心によって崩れた。


「──いざ尋常に」


「勝負──」



  🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷 🔷



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