幕間

幕間『とある魔法少女の古びた日記』

 ──




 誰かにそれなりに愛されて。


 何かしらの趣味などを見つけて。


 生き続ける答えを探し続けて。


 嗚呼それは、どれほどな事なのだろうか──。




 でも、私たち《魔法少女》にはそれは高望みが過ぎるというもの。


 誰かに愛される事なんてなくて、ただただ無慈悲なまでに消費された上で廃棄されて。


 年頃の私たちだというのに、将来のための勉学ではなく、戦う術ばかりを習得されられて。


 生き続ける理由なんて、そんな特別なものなんて、私たちには許されていなかった。




 魔法少女は巷で特別扱いなどをしてくれるが、その実最終兵器な少女たち。


 その若い命を文字通り賭けて、戦って。


 願いはあれど、それは嫉妬の前に倒れ伏し。


 ならば、私たちの生きる意味とは──。




 『とある魔法少女の古びた日記からの抜粋。』



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 お疲れ様です。

 感想やレビューなどなど。お待ちしております。


 ちなみに第3章につきましては、前回通りなので、あしからず。

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