応援コメント

その26.今の職場でカミングアウトして、後でトラブった時の話」への応援コメント


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    書いてくださって、ありがとうございます。この数日、「実はヤバい実験心理学」という漫画を読んでいまして。その中にこんな実験の話がありました。「明らかに正解がBなのに、サクラ全員でCだと言ってみる」。
    一人で答えた時は99%以上正解したのに、サクラ全員で間違った事を言ったら、37%が間違えたそうで。自分の感覚や判断を疑い始めるんです。で、サクラの中に一人正しい答えを言う人を作ると、また正解率が上がるのだとか。

    何が正解とか、ないのかもしれませんが、さくらさんの今回の話を読んで、(実験のサクラとかさくらさんとか、混ざって読みにくいですね、すみません)私はこの被験者の心の動きを実感しました。一人だと、自分の感覚が間違っているのか? と迷いはじめてしまうんです。自分の判断を疑ってみる事自体は悪いとは思いませんが、私は同調圧力に割と簡単に負けて、判断が狂う側だと思います。

    でも、こうしてさくらさんの話を読むと、明確に「定期演奏会もそうだけど、そもそもなんで、入学式や卒業式の異性装もダメなんだ? ダメなのおかしくないか? スーツでもダメとかおかしいだろ!」とまで思うんですよ。

    本当に、書いてくださってありがとうございます。私自身は時々変なこと、間違った事を書いてしまうことが多々あると思うんですが、だからこそさくらさんの話を読みに来たいというか……これからも宜しくお願いします。

    作者からの返信

    銀色さん
    コメントありがとうございます。
    実験の話はとても興味深いです。結局のところ、人の判断基準は主観的であり、だからこそその評価軸がぶれやすい、ということなのかもしれませんね。ジェンダーの問題に限らずあてはまりそうです。
    自分一人で判断を下す、ということって、すごく怖いことですよね。私もよく直面するのでその迷いや怖さに共感します。発生する出来事全てにベストな判断ができているかと言うと、もちろんそんな訳もなく、職場や家庭、友人関係でトラブルに発展します。
    今回は、私自身が被害を被った、という分かりやすい構図があったからこそ、動きやすかった(=自分の判断は正しいはずだ、と思いやすかった)と思います。
    私も、銀色さんの作中の言葉が心にしみることが多く、気づきが多いです。私自身が体験してこなかったことを体験できていて、「もし私なら、こういう時どうするだろう」とよく思います。私の方こそ、これからもよろしくお願いします。