私の弟は…生徒会長であり、能力者であり…そして、チート能力を奪う怪盗である。

白咲焰夜

第1話 能力を奪う怪盗…参上!

「ふーん…暴食者-グラトニー-ねぇ~」


と、言った僕が、芦田 遊あしだ ゆう

これでも、能力を盗む…怪盗さ★


遊ぶことが大好き…あぁ、変な意味じゃないよ?

そうだな~。能力者同士の戦いを好む遊び…?

いいや、戦い自体を好む遊びが好きな怪盗さ★


でも、表の顔は…生徒会長だよ?


そして、俺のその能力は怪盗者-スィーフ-

だって、その名の通りでしょ?

能力を奪う能力だよ★


そして、他にも能力とその秘密はあるが…

それは、その時までの内緒だよ★


「ひぃ~…お前…芦田 愛唯あしだ あいの!!!!」


「あぁ~バレちゃったね…どうする?

 黙ってれば、食われずに済むけど?」


「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」


「能力発動…【暴食者-グラトニー-】」


と、逃げて行く姉貴のいじめの中心人物である…野郎のを怪盗で奪った暴食者をそのまま使う。


「ふふ、ふははははははwwww

 雑魚いね~wwww

 所詮、姉貴が強くて嫉妬してたから

 その、腹いせで…いじめてたんでしょ?ww」


僕は、はぁ…とため息を付きながら…

次は、お前らの番だからな?


「王立グサリア学園のEXクラス・・・。」


         ~次の日~

         ~聡美side~


私の名前は、芦田 愛唯あしだ あい

能力は、全知全能者


元々、私は…

王立グサリア学園のトップだった。


だけど…今は、サボってる…。


「さて…と…ニュース見よう。」


「朝のニュースです。昨夜、廃工場で、血痕があったというニュースが入りました。」


「へぇ~、そんなニュースがねぇ…」


「その血痕の名前は、閏間 悠平うるま ゆうへいで…」


「ブフゥ!?」


私は、吹いた…。

だって、王立グサリア学園の現トップだからだ。


なんでだ!?

あんな、強い奴…私以外に誰が…!!!?


━━━と、電話があった為…

受話器を取り…


「もしもし?」


「もしもし…私だ。」


「誰ですか?」


「スネープ先生だ。」


スネープ先生は…私の担任の先生だ。


「何か、ありました?」


「怪盗…つまり、能力を奪う奴が現れた。」


「━━━!? 怪盗者って…

禁止級で禁忌として封印されたんじゃ…!?」


「あぁ、だが…それは学校で…

保管していたんだが…

誰かが盗んだか…もしくは…」


「怪盗者が…次の人を…選んだ…?」


「その可能性があるな。」


そして、私も肝が冷えた。

だって、予知をしたから…

この後、先生が…死ぬ…


「そして、そいつが…現トップの閏間の能力を奪って…その閏間の能力を使い…グハァ!?」


「先生!?」


やっぱりだ…


そして、みんなは、キャァー!!!

キャァー!!!!

と…叫びながら…逃げるのだった。


        ~遊side~


「さぁ…始めようか…姉貴をいじめた…復讐劇を」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私の弟は…生徒会長であり、能力者であり…そして、チート能力を奪う怪盗である。 白咲焰夜 @sirosakienya_124

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ