第48話 “ある”世界の実情

私は今回のこの機会ようやくにして私の『真の主上あるじ』となってくれたリルフィーヤ様の側を片時として離れる事はない存在と成れた、しかし一見して鬼人オーガと見られた男性…その彼こそはここ最近まで私達の世界『魔界』を領有する為に度々たびたび侵略行為をくわだてていた別世界の存在である『ラプラス』の君主である『皇帝』である事を知る事が出来たのです。


けれどその態度は今までこの魔界を領有すべく度々たびたびの侵略行為を繰り返して来た勢力の君主であるとは思えなかった…それほどまでに日々の活動では私達の敵対者であった事などは億尾おくびにも出す事はなかった(…とはいえまあ私の『真の主上あるじ』様も魔界一の超大国である『スゥイルヴァン』の次期女王であることを臭わせもしませんでしたからね、それとあと―――まさか魔王様と親密なご関係だったとは…迂闊)


それに今回の(非公式の)話し合いの場で判った事と言えば、ラプラスの君主である『皇帝』―――シゲトキ殿には最早既に魔界の領有の意思など持ってはいない…ではなぜ未だラプラスと思われる者達が騒動を起こしている“噂”を耳にするのか―――


「その理屈はね、非常に明解にして簡単なんだよ。 『世界には“敵”が必要だ』―――こうした考え方はひとつ間違えると、とても危険な思想ではあるのだけれどね…『慢性的な平和』より『適度の緊張感』が保たれていれば、それで構わない―――私はその様に思っている。」

「ですが魔王様―――」

「けれどまあ、“度を越した”ものに関しては容認まではしないけどね…」


「あの、おひとつ質問をよろしいでしょうか?」

「ネージュ?!」

「なにかな―――」

「先程あなた様は『敢えての侵略行為を見逃す』―――と、そう仰られましたが…その意図は?」

をしたのだからそう言う捉え方をしても致し方のない―――と、言った処の様だね。 ところで君は…『ネージュ』といったかね、では君の質問にはこう返そう…『慢性的な平和』は時として“有害”を生み、ははぐくむ温床ともなりうる、日々平穏に暮らし不自由などどこにもない、一見して危険性を伴うものなどどこにもありはしない…だけどそうした中でも着実に“混沌”と言うのは育まれてきているのだよ、それも“私達”の内面に…そして“雰囲気空気に―――…」

「あ―――あの…な、何の事を仰っているのか……」

「ネージュ殿がそう思うのも無理らしからぬ、拙者も…ボクもさっぱりだ。」

「私は―――なんとなくだけど…判るかな。」

「リルフィーヤ殿そなたは……」

「だって、私達の国ってそんなのばっかりだもの、それに私も一時期はそう思ったもんだよ…だったらどうしてお母様は頭痛の種を根絶しなかったのか―――」

「今リルフィーヤが言っているのはスゥイルヴァンの貴族達の事だね、ああ言った手合いはいつの時代も存在する、悪い事をたくらんでいるからとそう言った者達を排除し、また新たな者達を任命したとしても、また同じような事を繰り返す…ならば王侯貴族制度なんて廃止すればいいじゃないか―――と、そう思うんだろうけどね…ああ言った者達貴族達がいなくなればいなくなればでまた他の者が台頭をしてくる…『大商人』や『富豪』と言った連中―――貧富の格差なんてものは無くせば無くそうとするほど開きが大きくなると言った処でね、世の為政者はそうした事に頭を痛めたものさ、ならばいっそのこと管理できている態勢の下で好きにやらせてしまえば―――と言う処に落ち着いてね。」

「(え…?)『管理できている』―――?一体何の事を…」

「リルフィーヤの母君の事は知っているね、そうスゥイルヴァンの現女王だ、ならば彼女の夫は?」

「確か…この国の宰相閣下である『グレヴィール』殿―――だったか?」

「彼は現存する貴族の家柄の中では最も古くてね、格式も―――また権威もある『侯爵家』だ、そして今現在では新たなる貴族の任命権を握っている。」

「(!)それが『管理』―――…」

「貴族達は知らない処で踊らされている…『この国の社会の裏の権力を握るにはどうすればいいか』、そうした処に“旨い話し”が飛び込んで来る―――さあ果たしてその発信元はどこなのだろうね?」

「“情報”に関する事を生業なりわいとしている我が一族ですが…もっと情報の精査の確度を上げなくてはならないと言う良い機会を得ました、情報提供感謝いたしております。」

「別に、感謝をされるほどのものではないよ、なにしろ君の父君は。」

「(あ゛~~)魔王様―――その辺にしといてあげてください、『腹黒宰相おやじ』と昵懇じっこんの間柄になりつつある『忍の里のお館』ってあまり好い印象つかないですから…」


大人の世界の『世知辛さ』と言うものを思い知った私は、沈む心情を気持ちで支えなんとか魔王城をあとにしました…はあーーーそれにしても自信が喪失するなあ~リルフィーヤ様のとと様もそうだけど私の父ちゃんも1枚噛んでたなんて。

それに、そんな事を『なんとなくだけど判っている』とするリルフィーヤ様―――きっと幼少の頃から荒波に揉まれたんだろうなあ。


      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


今回の定期的な接見せっけんで僕は新たに“統治者”としての『皇帝』の知見ちけんを得た、これまでにも幾度とあったように未だラプラスの侵略行為は退きも切らずだった…それにとは言え僕はラプラスの『皇帝』だ、侵略行為を止めない連中の“上”に立つ立場…僕の事をラプラスの『皇帝』だと知る者達はそうは思わないがからすれば侵略行為をしてくるラプラス達に命令を下している―――と、そう思われてもおかしくはない。

それに飽きることなくそうした行為を失敗に終わらせていたら無駄だと言う事が判るはず―――なのに止めない…

こうした言い方は余り認めたくはないが、所詮僕は“お飾り”で発言権などはない…そうした処で誰が僕の命令を聞くだろうか?―――ものと思っていたのに…

改めてこの『魔界』の支配者たる『王』の知略―――悪い言い方をすれば狡知こうちさと言うべきか、まさかラプラスの侵略行為が予定調和の一部だったなんて誰が知った事だろうか。

……いや、それも僕がただ知らなかっただけで僕の事をまつり上げている『摂政』が承知の上で行っているのか―――も?


そうした疑問に捉われた僕は、その事を確かめるために一度帰郷を思い立った、しかしこの帰郷はやもすれば危険だ―――『皇帝』がいなくなっていた事が知られれば今まで以上に『皇帝』としての権威が失墜し、これまで…先代の『皇帝』の頃までに腕づくで平伏せさせていた有力者たちを制御出来るか難しい……だろう、けれどしかし居ない『皇帝』の代わりに実りのない派兵を繰り返している真意をたださなくては―――そう言う事で急遽グリザイヤへの帰還を思い立ったのだったが…


「リルフィ―――殿?」

「これからどこへと行く気だったのかなあ~?」

「それは……と言うよりなぜにリルフィ殿は拙者が及ぼうとしている行為が判ったのだ?」

「ああーらそこ言っちゃう~?けどさあーーートキサダってわっかやっすいんだも~ん。」

「(む・ぐ)判り易かった―――と?」

「そーそー、いつも以上にここ眉間に皺寄せててさあ~?あーこりゃ絶対何かたくらんでるなーと思ったら案の定だったって訳よ。」

「(む・ぐ…ぐぐぐ)まだまだ精進せねば―――か…」

「それにそう言った表情をする人は『どこか強く思いつめて』いますからね、それに あの時にいた事ですし。」

「ネ、ネージュ殿…」

「あの事があってからのあなたは非常に判り易いまでに思い悩んでいましたからね、私の真の主上あるじであるリルフィ様でなくとも勘付こうと言うものですよ。」


拙者は仲間達にも内緒で今回思い立った事を実行に移そう―――としたのだったが、なんともリルフィ殿やこの程配属されたネージュ殿には当に判り切った事みたいだった、(それにネージュ殿の証言によると他の仲間達も気付いている風であったそうだ)

とは言えお2人の気持ちはよく判る―――判るからこそ同道どうどうさせたくないというもの…その理由としては未だラプラスと魔界とは国交は結ばれていない―――と言う事に繋がる、そうした処に半ば“敵対”する勢力の者が入り込めばどうなるかなど容易につくはずなのに―――なのに…


「まあまあ心配しなさんなって、こう言うのは“冒険”と同じで割とどうにかなっちゃうってものよ。」

「その言葉―――現在リルフィ様の“影”となっているオフィーリア殿が聞いたらなんて思われるか…まあそうした面では彼女を“影”に仕立て上げたのは正解だったと言いましょうか…」

「(むぐぐ…)ネ、ネージュったら割とハッキリ物を言うようになったわねえ~。」

「『行き過ぎた真の主上あるじを諌めるのも臣たる者の役目』…とまあ伯母ちゃんからの教えもありますからね。」

「ネージュ殿の“伯母上”……」

「その昔【韋駄天】を名乗り真の主上あるじである【緋鮮の覇王ロード・オブ・ヴァーミリオン】様に尽くしたそうです。 それよりも問題は―――ラプラスのある別次元の世界にどう渡るか…ですが。」

「そこなのよね~~~私も〖転移門ゲート〗の術式使えれば良かったんだけどさ、【宵闇の魔女】であるササラ様から『あなたにはその適性はありません』とバッサリと言い切られちゃったからねえ。」


「(いや…と言うよりその術式、『時空間魔法』に属するから滅多と適性者いないのでは?―――と言うのは言わないでいた方がいいのでしょうか…)」

「(それよりササラ殿、良い判断だ。)しかしならばどうやってリルフィ殿達は向うの世界に渡ろうとしていたのだ。」

「そこを言うかなあーーーだったらさあトキサダはどうしようとしてたの。」

「拙者か?拙者は当てがないわけでもない、確かこちらには拙者の―――ラブラスの世界を崩壊させるべく手を貸した者がいたそうだと聞いたのだが…」

―――…あの人は~~~なんて言うかさあ……ちょっと掴み所がないって言うか―――」


普段では余程の事がない限りよどみなく発言するリルフィ殿が、この時は妙に重たい返事をしたものだった。 それは確かにそうで、その表現の在り方に偽りがない―――元は冒険者でありながらラプラスの【夜の世界を統べる女王】の手に落ち、その【夜の世界を統べる女王】と“同化”してからは…【誰でもない者】、それが『エニグマ』


『フフフ…久しぶりねリルフィーヤ、元気そうで何より―――それで?このワタシに会いに来た目的は?』

「あの、エニグマさん…以前向うの世界に私達の仲間を送った事がある様に今回もまた私達を送ってくれませんか。」

『(…)『向うの世界』に『あなた達の仲間』―――あんな世界ところに出向いてどうしようというの。』

「それは拙者から…無駄だと判りながらも繰り返される侵略行為について、責任ある者の真意を知りたい―――」

『あなたねえ……『責任ある者』と言うのはを指しているのじゃなくて、『皇帝』陛下―――』

「(ぐ…むう)確かに―――そうした判断は『皇帝』である僕がするべきだ、だけどその肝心の『皇帝』が…だからその事に関しての批判は受けるべきだ、とそう感じている…けれど―――」

『ふうん…つまりもうには侵略行為そうしたこと等には意義も意図も興味すら抱いていないと―――黙れ小僧!そんな言い訳が今更通ると思っているのか!お前達の侵略行為がなければワタシも―――それに仲間達も不幸な目には遭わなかったというのに…』

「判っている、その本来ならこの身など幾度となく八つ裂きにされても文句はない、ただ―――」

「私からもお願いします、どうかシゲトキには酷い事はしないでください…彼は彼で配下の者達の行為を快く思っていなかった、だからこそこれ以上彼らの言い成りになりたくなくて…」

逃げて来た―――と?単に責任を放棄しただけじゃないの…それに覚悟が足らない、ワタシの“悪友よきとも”であるシェラザードは絶望的と思われても悪徳貴族共に立ち向かったものだわ…その気概が、あなたには―――』

「あります―――遅まきながらとは言えど、こちらへ逃避にげてきてリルフィーヤ殿達と交わりを深めていく内に拙者がこの手で故郷を変えねばという思いが沸々と湧いたのだ。」

『その言葉…信用していいの、ただの口先三寸ならば―――』

もとより、ロハ《タダ》で押し通そうとは思っておらん、その証拠に―――!」


「(!)シゲトキ―――!?」 「なんて無茶な…」


「この…腕一本を……“質”に取るがよい。」

『(…)その覚悟―――しかと受け給わった、しかしその不様な有りていでは本来の働きは出来まい、こちらからも受け取るがいい…ひとつ“貸し”にしといてやる。』


私のお母様の事を“悪友よきとも”と言い、その苦楽を共にし分かち合って来た存在―――元はと言えば名のある冒険者でお母様とも仲良くやっていたとも、けれど彼女の身に突然不幸が降りかかり瞬時にして悪意に取り込まれてしまった、しかしどう言う訳か…どう言った経緯で―――かは知らないけれど例の悪意と同調をし、現在では魔界の守護者的な役割を担っている。 そんなエニグマさんにシゲトキの事情を話した処ですぐに理解が得られるものとは思わなかったけれど…エニグマさんの怨みたるや最たるもので、今更ラプラスの『皇帝』であるシゲトキが謝罪をして来ても安易に受け入れられないと言った感じだった。 確かにそうだろう―――私だってシゲトキの事を好きではなかったら同情にも似た感覚は浮かばなかったしそれ以上に一緒にいられたかどうか…だから彼は覚悟を示した―――ラプラスの事を恨みに怨んで、憎しみ切れない程憎んでいるエニグマさんを説き伏せる為にはある程度の信用を置かなければならない、その為にとシゲトキが取った行動とは一緒にいた私やネージュですらも意表を衝いたものだった、そう…彼は彼の腕を―――その上腕から斬り落としそれを以て覚悟の顕れとしたのだ。(とは言っても利き腕ではなかっただけマシと言う処か…) しかし私にとってはいとおしのひとが、また突飛もない行動を取ったお蔭で立ちくらみが起きそうになった、それはそうだろう、いまだ噴き出続ける血潮、痛みを堪えて紡ぎ続ける言葉に私は目を背けたかった。 でもエニグマさんはそれをシゲトキの覚悟―――とそう受け止め、どうやら私達に協力をしてくれるみたいだったが…さすがに隻腕せきわんでは何かと不便だろうと言う事でエニグマさんの身体の一部を分けてくだされたのだ。


「(あ…)―――は?」

『ワタシも、これでも以前は冒険者をしていた身、腕一本と言わず五体が不満足になれば今まで出来ていた事も出来なくなる、あなたの覚悟の程は見極めたがその事でリルフィーヤに不幸が迫ってきたらどうすると言うの、だからは飽くまで“貸し”―――まあこちらもあなたから“借り”たからね、今回の事万事が上手く行ったらこちらに戻っていらっしゃい、あなたからの“借り”をくっつけてあげるから…。』


          * * * * * * * * * *


こうして私達はエニグマさんの協力の下シゲトキの故郷でもあるラプラスの世界へと降り立った。


「うわあーーーこれは見事なまでに何もない荒野だわね。」

「この一帯は草木が鬱蒼うっそうと覆い茂っている未開発地だったが、ある折に『次元の魔女』なる者が現れてなってしまったと―――」

「あ゛ーーー『次元の魔女』ねえ…(思い当たる節だらけ)」


「それにしても少し意外でした。」

「ん?何が?」

「いえ、先程のエニグマと言われる方です、シゲトキ殿に厳しい事を言われる一方で、その覚悟を示すためにシゲトキ殿は片腕を斬り落とされた…」

「そーよそれそれ…イキナリだもの、私は卒倒するところだったよ。」

「そ、それは申し訳次第もない―――」

「それはまあそれとして、彼女は自身の身を分けてシゲトキ殿の失われた腕をかたちつくった…あれを見させられると彼女は既にと思うしかありませんでした、リルフィーヤ様やそのお母上には協力的…その存在性は魔物と似たようなところはあるみたいですが、今の処は味方と捉えていいのでしょうね。」


ネージュからのその一言はよくその人の特徴を言い表せているものだと感心すら覚えた、それにそう…エニグマさんは、言い方を悪くするなら魔物の様な方だ、そんな方がに協力的なのはエニグマさんの成り立ちにも関わっている事があるとお母様から聞かされた事がある、私にしたってそのくらいの認識でしかないのに今日会ったばかりのネージュは私とほとんど変わらない認識を得ていたのだ、その理由を聞いてみると…


「私達『忍』はある意味で“自分”ですらもモノの一つの様に見つめ合わなければなりません、“自”であろうが“他”であろうが客観として視る訓練をしたものです。」

「へえーーー自分ですらもモノの一つねえ…そう言った感覚私にはないわ。」

「そうでしょうね、そうしたものは幼い頃よりの厳しい訓練で培われていましたから。 それよりこれから私は近くの村か町に先行をして現在のラプラスがどんな状況なのかを調べて参ります、よろしいでしょうかリルフィーヤ様。」


その時僕は初めて『忍』と言う者の恐ろしさを知る事となった、普段であれば僕達は僕達のままだ、他の“誰”に成れるはずもない、けれど『忍』と称する一人の獣人の少女はとなってみせた。

『忍』とは、優れた『情報収集屋』にして情報を自在に操れる者…その際にしても“虚”と“実”を巧みに織り交ぜ相手を欺く―――味方にとっては有益だが敵に回してしまえばこれほど厄介極まりない…如何いかに『摂政』が情報統制を敷いていたとしてもこの世界の1人となってしまっている『忍』にどこまで通用するものか…


「ただ今戻りました、どうやら思っていた以上に事情は深刻のようですね…」

「(ン?)それはどういう意味?ネージュ。」

を見て下さい、この近くの町で買い求められた食べ物です。」

「(うわあ~『昆虫食』…)あの、こんなのばかり―――なのかな?」

「はい―――それに、こう言ったモノも買い求められるだけマシ…と言ったところですか。」

「(……)そうか―――そんなにまで…」

「リルフィーヤ殿、変な同情は無用にござる…これもこの世界の現状に目を向けず実益のない事に邁進していた結果―――当然の報いと言った処でござろう…」

「シゲトキ…ううん、でもねこう言うのは見て見ぬふりしちゃいけない事だと私は思うんだよ。」

「リルフィーヤ殿……」

「なんとかしよう―――私達で…何の力のない無力な私達だけれど何が出来るか模索出来るはずだよ。」





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