第7話 ウクライナにしてやられたぜ
皆様こんにちは。
お盆の頃に修理に出したバイクが、一か月たっても戻ってこなくて悲しい加藤良介です。
(。´・ω・)。まだかいな。秋が始まっちゃうよ。
今回は久しぶりにウクライナ関連の話を書いてみます。
書くのは久しぶりですけど、開戦以降、毎日のように情報は追いかけておりました。
四月から七月にかけてはロシア軍の攻勢著しく、防戦一方のウクライナ軍に心を痛め。八月に入ると反攻作戦の情報がちらほらと出だし、期待していたのですが、なかなか思うような展開にはならず、長い間しょんぼり致しておりました。
しかしですよ。皆様もご存じの事とは思いますが、八月後半から九月上旬にかけて、ウクライナ軍は一大反攻作戦に着手いたしました。
舞台は南部ヘルソン州と、北東部ハルキウ州。
特に北東部戦線でのウクライナ軍の進撃は目覚ましく、わずか四日で八十キロ以上の進撃を見せたとか。
四日で八十キロと聞くと、大した距離ではないように思えます。車で二時間程度の距離ですからね。
しかし、軍事の世界では一日二十キロの進撃速度は、爆速らしいです。
その進撃を支えるのが、機甲師団。
戦車を中心とした部隊です。
(/・ω・)/いゃー。戦車って現代戦でも使えるんですね。
今だから言いますけど、開戦劈頭、ロシアの戦車がウクライナの携帯式対戦車ミサイルにボコられているのを見て、戦車は完全にオワコン化していると思いました。
あの頃の戦車の印象って、不格好な鉄の棺桶程度でしたね。
(。-`ω-)//自衛隊に戦車要らんやろ。戦車不要論。
しかし、相手方に対戦車兵器が無い時の戦車は狂暴そのもの。誰にも止められない鉄の猛獣ですね。
戦車大国のロシア軍が、自国製の戦車に追い回される姿は、自業自得の品評会があればぶっちぎりで一位に輝くことでしょう。
おめでとうございます。
ちなみに私はロシアに一切の同情がないので、ロシア軍が可哀そうなんて一ミリも感じません。
(´・ω・)//その辺りよろしく。
・意外に手堅い作戦のウクライナ軍
ウクライナ軍はNATOから膨大な軍事援助を受けていますが、戦い方は堅実と言いますか手堅いといいますか、あまり無理をしないようですね。
八月の反転攻勢の情報が流れてきたときも、専ら長距離ロケット部隊による、補給線の攻撃に終始しており、地上部隊の情報はありませんでした。
兵站線を徹底して叩くのは、現代戦の常識ですから理解できるのですが、無責任な物足りなさを感じていたのも確か。
しかし、八月下旬にクリミア半島への攻撃が激化し、ゼレンスキー大統領が「クリミアを取り返す」と発言。一気に南部ヘルソン方面が緊迫化しました。
私も毎日のように情報をチェックしていました。
そして、ヘルソン方面での大攻勢が伝えられ、固唾をのんで見守っていたのですが、どういうことかウクライナ側は情報を出してくれない。
進撃しているのか、足踏みしているのか、ロシア軍の抵抗が激しいのか、良く分かりませんでした。
(。´・ω・)?。どうなっとるんや。もしかして苦戦してるのかな。
・ウクライナの情報操作にしてやられた
やきもきしているところに、ハルキウ州でも反撃を開始したとの情報が流れてきました。
これが九月上旬。
当初は、ヘルソン方面に対しての助攻程度の作戦であろうと思っていたのですが、日がたつにつれ様子がおかしい。
(´・ω・)。ん? なんか進撃速度が異様に速い。
ロシアの主力が南部に引き抜かれているとはいえ、ウクライナ軍の主力だって南部に展開しているはずだから、そう易々とは突破なんでできないはずです。
首をかしげていたところに、戦車部隊の情報が流れてきました。
この戦車部隊は、その存在が一か月以上前の情報から知っていました。しかしながら専門家の意見は、大都市ハルキウを防衛するための、予備戦力だろうとの見立てでした。
素人ミリオタの私の見解も同様でした。
機動防衛用の装甲戦力だろうと。
でも、違いました。
思いっきり敵戦線突破用の打撃部隊でしたね。
(。-`ω-)//してやられた。
いや、もしかしたら当初は防衛用だったのかもしれません。
しかし、ウクライナの予想よりもロシア軍が弱体化していたため、急遽、突破用の部隊に再編したのかもしれません。それは予測の域を出ません。
ですが、ふたを開けてみれば、往年のドイツ軍並みの電撃作戦。
(/・ω・)/うーん。戦車って役に立つのね。見直したわ。
もしも、ハルキウ方面が主攻でヘルソン方面が助攻と、最初から画策していたのであれば、ロシア軍どころか、世界の人々が完全に欺かれていましたね。
真偽は不明ですが、私の感触が正解でしたらウクライナに一言。
お見事。完璧に裏をかかれました。御見それいたしました。<m(_ _)m>
ど素人の戦況分析が、いかにあてにならないか証明されてしまいました。
これまでも、戦況分析のエッセイを書こうかと思ったこともあったんですけど、戦争を面白がっていると思われるのも癪なので、黙っていました。
そして、迂闊に書かなくて正解でした。書いていたら今頃、投稿作品を削除したくなるレベルの大恥をかいていたところです。
危なかったぜ。ε-(´∀`*)ホッ
終わり
ウクライナに栄光あれ 加藤 良介 @sinkurea54
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ウクライナに栄光あれの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます