初体験!
今日私たちはケセラちゃんの提案でここ、かな、ゴホッケホッ……ゴッドアップルリバーシティにあるミニバイクサーキットに来ています。
麗子さんと蓮浦ちゃんは見学、本日走るのは私、影布とケセラちゃん。
サーキットに着くと既にピットで炬燵に入って足を暖めているモト娘ちゃんを発見。呑気ですねー……、とはならないです。あれがマイドクターから聞かされていたタイヤウォーマーってやつですね、ガチ勢です。私たちみたいなレジャーバイクよりのモト娘が一緒に走っていいんでしょうか? 一気に不安になります。
「ほな、うちらも準備しよーか?」
ケセラちゃんが使い捨ての不織布マスクを着用します。
私もドクから渡されているウレタンマスクを着用。CIBIEって文字がプリントされたオシャレな一品。
①まずはヘッドライトやウインカー、ストップランプなどの転倒時に割れる可能性のあるものに万が一の時の為に飛散防止用の養生テープを貼ります。
養生テープが糊残りが少なくてオススメですが、ビニールテープや布テープでも勿論問題ありません。ここミニバイクサーキットでは受付にて布テープの販売もされています。
透明なフィルムテープを貼りっぱなしで公道走行もそのまま出来る様にしている方もいらっしゃいますが、ぱっと見で誤解を生む為、養生テープなどわかりやすいものの方が良いかもです。
養生テープは糊残りが少ないですが、常時点灯式でハロゲン球のヘッドライトの場合、熱で溶けた糊が残ることもあるので、もし外せるのなら配線を外しておいた方が良いでしょう。
勿論、ライトもウインカーも一時的に取り外せるのなら、その方がより安全で他のライダーにも迷惑がかかりません。
②そして次はワイヤリングです。これは震動などでネジが回って緩まないようにするワイヤーロックの事です。ネジの頭に穴を開けその穴に通した
③最後は私たちの命の水、ガソリンをコース上にこぼしてしまわないようにキャッチタンクをつけます。エアクリーナーボックスを外しているモト娘の場合、同じようにエンジンオイル用のキャッチタンクをつける必要があります。
「なんや、自分も詳しいやないか?」
「私たちのドクはライダー出身の珍しいドクターだったからね」
今日は四輪カートの走行者がいないので、私たち成人
準備が終わった私たちはポケバイクラスの見学です。
「やーん、かわいいーっ!」
「初々しいなぁ」
「私たちもあんなに小っちゃい頃があったのかなー?」
「いや、マジレスするとないと思うで……」
次回いよいよサーキットデビュー!
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