第90話 ステータス確認

「ステータスオープン」

【名前】獅童 真央

【職業】召喚士

【LV】81(2up)

【HP】1068/1068(850+217)

【SP】1658/1658(1320+338)

【力】216(172+44)

【知恵】213(170+43)

【体力】217(173+44)

【精神】202(161+41)

【速さ】212(169+43)

【運】99

【スキル】

 魔物鑑定、契約、召喚、送還、魔物言語、魔物探知、複数召喚、遠距離送還、魔力操作、召喚魔力半減、魔力自動回復、魔物強化(NEW)、魂の絆(封印中)

【契約中】

 256/256(1up)

【称号】

 帰還者、世界を超えし者、元魔王、ダンジョン踏破者、魔物を率いる者


【魔物強化】契約した魔物が経験値を得られるようになる。


 まさかの、ここに来て、召喚士の魔物は成長しないという制約が外れるとはな…


「ステータスオープン」

【名前】綾瀬 咲希

【職業】武道家

【LV】81(6up)

【HP】1620/1620

【SP】810/810

【力】408

【知恵】87

【体力】408

【精神】164

【速さ】248

【運】84

【スキル】

 体術、気合、気配察知、強撃、発勁、魔力操作、弱点看破、闘気開放、遠当て、限界突破(NEW)、魂の絆


【限界突破】身体能力ステータスを一時的に数倍に引き上げる。


「数倍?そんなに?」

「いや、実際は精々2倍くらいだな。それ以上は身体にかかる負担が大きすぎて、下手をすると命に関わる。制御が必要なスキルだよ」

「それでも、確実に強くなれる手段ができたのは嬉しいよ」

「そうだな。またどこかのダンジョンで訓練しよう」

「ありがとう」


「ステータス!」

【名前】獅童 明璃

【職業】魔弓術士

【LV】80(7up)

【HP】830/830

【SP】1295/1295

【力】171

【知恵】249

【体力】169

【精神】168

【速さ】331

【運】70

【スキル】

 鑑定、魔弓術、範囲攻撃、魔力操作、気配察知、魔力感知、属性強化、隠れ身、罠感知、罠解除、貫通力上昇(NEW)、必中(NEW)、魂の絆


「あ!おにぃ!必中スキルを覚えたよ!」

「お?そうか。スキルとして使うと魔力を使うからな、スキル無しでの必中を会得するまでは、そのスキルは補助だと思ってたほうがいい」

「うん。わかった!あと、貫通力上昇?」

「それはそのままの意味だな。矢の威力が上がるはずだ」

「今までだと硬くてきつかった相手でもダメージ通るようになるかな?」

「それは明璃次第だな。その手のスキルは熟練度で上がる威力に差が出る場合が多いから」

「なるほど…とにかく頑張るしかないってことね!」

「そういうことだな」


「ステータスオープンです」

【名前】 神崎 里奈

【職業】巫女

【LV】77(10up)

【HP】810/810

【SP】1200/1200

【力】86

【知恵】248

【体力】89

【精神】319

【速さ】164

【運】79

【スキル】

 回復の舞、浄化の舞、鼓舞の舞、天恵の舞、癒やしの祈祷、堅牢の祈り、疾風の祈り、退魔の祈り、魔力操作、慈愛の加護(NEW)


【慈愛の加護】

 スキルの効果が上昇する。常時スキル


「私が覚えたのは、慈愛の加護という常時スキルみたいですね」

「何らかの加護ってのは、地味なようだが効果は高いんだ。いくら霊薬エリクサーがあるとはいえ、回復役が必要ないわけじゃないからな。里奈にはこれからも頼りにさせてもらうよ」

「はい!頑張ります!」


「ステータスオープン」

【名前】竜咲 麗華

【職業】聖氷の戦乙女ヴァルキリー

【LV】69(3up)

【HP】1410/1410

【SP】1400/1400

【力】353

【知恵】355

【体力】284

【精神】290

【速さ】217

【運】66

【スキル】

 剣術、氷剣術、氷魔法、光魔法、勇士の行軍、属性強化、勇士の鼓舞、魔力操作、闘気開放、消費魔力半減、

【希少スキル】

絶対凍柩コキュートス、直感


「す、すごいですわ…今日だけでレベルが3も上がるなんて…」

「レベルが60を超えると、格上と戦う機会はほとんどなくなるからな…あのボスの死神を倒した結果だろうな」

「確か、あのボスはレベル75だと仰ってましたわね?」

「ああ。鑑定したから、間違いない」

「今日だけでレベルが3も上がったなどと喜んでいる場合じゃありませんわね…」

「そう思えるなら、これから強くなればいいんだよ。俺達だって、まだまだ力不足だと思っているからな」

 女神を相手にするならば、このままじゃ全然届かないからな…

「ふふっ…あなたで力不足だと言われたら、わたくし達など立つ瀬がありませんわね…」

 そう言いながらも、麗華の目にはやる気の光が灯っているようにも見えた。


「ステータスオープン」

【名前】進藤 零士

【職業】闇夜の探索者ナイトサーチャー

【LV】63(4up)

【HP】970/970

【SP】660/660

【力】264

【知恵】198

【体力】206

【精神】261

【速さ】330

【運】71

【スキル】

 暗殺術、夜目、気配察知、魔力感知、罠探知、罠解除、隠密、魔力操作、集団隠秘、幻影(NEW)


「どうやら新しいスキルを手に入れたようだ」

「気配を持った幻を作り出すスキルだな。敵を撹乱したり、囮として攻撃をいなしたり、使い方は色々ある。使い手次第で千差万別に変わるスキルだ」

「なるほどな…二度とあのような無様を晒さぬように精進しなければな…」

「おいおい…いつもの強気な態度はどうした?」

「う、うるさいぞ、貴様!」

「そうそう。お前はそれでいいんだよ。幻影使いは相手を下に見るくらいの心構えでいたほうがいい」

「まぁ…忠告はありがたく受け取っておこう」

「ああ。そうしてくれ」


「ステータス!」

【名前】 立花 小夜

【職業】風魔導士

【LV】50

【HP】550/550

【SP】1025/1025

【力】61

【知恵】273

【体力】59

【精神】212

【速さ】109

【運】55

【スキル】

 風魔法、精神集中、効果範囲拡大、魔力操作、詠唱短縮(NEW)、風耐性

「詠唱短縮…」

「最終的には無詠唱で魔法を使えるようになるのが理想だな」

「無詠唱って、特別なスキルがないとできないって教わったけど…」

「それはそいつの知識不足だな。そもそも、この世界でレベルを最大まで上げた人間がいないのに、スキルの最終形を誰が教えられるんだ?」

「それはそうかもしれないけど…」

「俺は異世界でほぼ全てのスキルを網羅したからな。スキルに関してはこの世界の誰よりも詳しい自信があるぞ」

「わかった。今回のことが終わったら、私もあなたのチームに入れてもらえないかしら?師事するなら、あなたほどの人物はいないもの」

「リーダーは俺だが、みんなにも聞いてみないと、即決はできないぞ」

 まぁ、誰も反対しないとは思うけどな…

「うん。我儘言ってるのはわかってるし、私の実力が足りないのも理解してるもの。それでいいわ」


 さて、これでとりあえず、現状は確認できた。

「おにぃ…この後はどうするの?」

「普通に考えれば、あの中央の奥にある大扉だと思うけどな…」

「扉に鍵がかかっていて、進めないんだよな?」

「まぁ、この手のギミックの定番は、左右にある通路だろうな」

「どこかに鍵があるとかでしょうか?」

「いや、鍵穴が見当たらないからな…恐らく、左右の通路の先にここを開くための仕掛けがあるはずだ」

「なら、右か、左か、どっちから行きますか?」

「いや、ここはパーティを分けようと思う」

「それは危険ではなくて?」

「確かに危険な部分はあるかもしれないが、万が一、左右の仕掛けを同時に動かすとかだったら、時間のムダになるからな…」

「なるほど…そういう仕掛けも存在するのですね?」

「そういうことだ」

「おにぃ…分けるパーティのメンバーはどうするの?」

「そうだな…俺、麗華、零士、小夜と咲希、明璃、里奈って考えてるけど…」

「へぇ〜…おにぃ、サキ姉と一緒じゃなくていいんだ〜?」

「こら!明璃!ダンジョンの中だぞ」

 咲希が明璃を嗜めるように叱る。

「そりゃあ、俺も咲希と一緒がいいに決まってるだろ?でもな…万が一があった場合、臨機応変に対応できるのが俺だけだろうから、こういうメンバーになっちゃうんだよ…」

 はっきりと、咲希と一緒がいいと言う真央に対して、咲希の顔が赤くなるが…

「はいはい。ごちそうさま。足手まといなのはわかってるから、咲希には我慢してもらうわね」

「小夜!そんな…我慢だなんて…」

 段々と声が小さくなる咲希も可愛いな。

「護衛役として、俺の方でアルスを、咲希達にはリーナとドルフに同行してもらう。影狼達は半分ずつだな。連絡はアルスの分体を通してくれれば大丈夫だ」

「「わかった!」」


 そして、俺達はパーティを二手に分けて攻略をすることになった。

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